2018年4月13日
3Dプリントでつくる 持続可能な自然由来のお家
アメリカ カリフォルニア州の都市 オークランドに、3Dプリントでつくられたキャビンが誕生しました。Ronald RaelとVirginia San Fratelloが立ち上げたカリフォルニアのスタジオでは、3Dプリントのデザイン研究が行われています。様々な素材とソフトウェアを組み合わせて、コンパクトで雨風に強く、自立した構造の建築物の可能性を探求しています。
all images by matthew millman photography
住居の外観は、4500個の2種類のタイルで覆われています。屋根と壁の3Dプリントされたセラミックのシードステッチがレインスクリーンとして機能し、各部分のプリントには、g-codeが使用されています。正面のファザードには、キャビン周辺の自然の緑と溶け込み合うようなデザインのポケットが設計されています。
内壁には、トウモロコシからつくられた植物ベースのプラスティック(chroma curl)が使用されています。住居の建設には、トウモロコシだけではなく、おがくずや、シャルドネのブドウの皮、セラミックなど、ナチュラルかつ持続可能な素材のみが使われています。クラッディングには、カラフルなライトが埋め込まれ、異なる景観を楽しむことができます。モジュール式のキャビンは、必要な時に必要なだけパーツを取り換えることができます。
プロジェクト情報:
チームメンバー: ronald rael, virginia san fratello, logman arja, hannah cao, sandy curth, barrak darweesh, yonghwan kim, daniel komen, cooper rodgers, alex schofield, phirak suon, kent wilson.
special thanks to ehren tool, danny defelici at 3Dpotter, leonard dodd at erectorbot, autodesk, and the bakar fellows program and departments of architecture and art practice at the university of california berkeley.
additional thanks to alisa nadolishny, natalie yu, anthony gianini, and sarah rippee.
designboom.com, Milano
原文: https://www.designboom.com/architecture/3d-printed-cabin-emerging-objects-plant-filled-tiles-03-15-2018/?utm_source=designboom+daily&utm_medium=email&utm_campaign=3D-printed+cabin+by