大阪府は13日、新型コロナウイルスの新たな感染者を177人確認したと発表した。府内では4日以降、10日間連続で新規感染者数が100人を超え、累計で6355人となった。新たに3人が死亡し、府内の累計死者数は101人となった。
新規感染者のうち、感染経路が分からないのは109人で約6割だった。10~30代が85人で5割を下回る一方、70代以上は31人と2割近くを占めた。PCR検査などを2401件(陰性確認分は除く)実施し、陽性率は7.4%だった。
感染状況を判断する府の独自基準「大阪モデル」は7月12日から黄色信号が点灯している。重症病床の使用率が70%を超えると非常事態を意味する「赤信号」に切り替わる。13日は新たに5人が重症で入院し、同使用率は28.2%となった。
府は繁華街を中心に感染が拡大しているとして、20日まで大阪・ミナミの一部の飲食店などに営業時間短縮や休業を要請し、府民には5人以上の飲み会などを控えるよう求めている。