「持続化給付金」をだまし取ったとして逮捕された男らが、第三者の名義と口座を使って虚偽の申請を繰り返していた疑いがあることが分かりました。

自称・会社役員、依田利大容疑者(48)ら3人は7月、受給資格がないのに虚偽の申請をして国から持続化給付金100万円をだまし取った疑いがもたれています。

持続化給付金は、新型コロナウイルスで影響を受けた中小企業や個人事業主に支給されるもので、申請は、1人1回しかできません。

3人はあわせて100件を超える虚偽の申請をしていて、警察はほかに共犯がいたか、事情を知らない第三者の名義と口座を使った疑いがあるとみています。

警察は3人が容疑を認めているかどうか明らかにしていませんが、周辺の捜査から暴力団が関与している疑いがあるとみて金の流れを調べています。