県は１３日、群馬県から佐久市に帰省した１０代女子学生の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。学生は現時点で症状はなく、帰省後に不特定多数の人と接触する行動は確認されていない。県内の感染者は計１４０人（うち退院１０４人）となった。

　学生は７日に自家用車で帰省。帰省前に群馬県内で接触した同県の知人が感染していたことが分かり、同県は１１日、学生がこの知人の濃厚接触者に当たると長野県に伝えた。県佐久保健所（佐久市）が学生に連絡を取り、学生は１２日に長野県内の感染症指定医療機関を受診、ＬＡＭＰ（ランプ）法による検査で陽性が判明した。学生は１３日に県内の感染症指定医療機関に入院した。

　学生の濃厚接触者に当たるのは実家の家族３人で、いずれも症状はないという。

（8月13日）