東京北区 エアコン23度設定も熱中症で80代女性死亡、故障か
JNN/TBS
2020年8月14日 (金) 13:09
東京北区で80代の女性がエアコンを23度の設定で稼働させていたものの、熱中症で亡くなっていたことが分かりました。エアコンが故障していたとみられています。
「こちらの住宅では1人暮らしの女性が熱中症で亡くなっているのが見つかりました」(記者)
今月11日午前11時ごろ、北区のマンションの部屋で1人暮らしの80代の女性がベッドの上で亡くなっているのが見つかりました。
警察や消防などが部屋に入った際、エアコンは23度の設定で稼働していましたが冷気が出ておらず、室内の気温は35度以上になっていたということで、エアコンが故障していたとみられています。
「(女性とは先月末に)暑いわねって話。あとは元気でいようねと(話した)」(女性の知人)
都内では今月に入り、この女性も含め50代から90代の男女26人が熱中症の疑いで死亡したことが東京都監察医務院への取材で新たにわかりました。
東京消防庁によりますと都内では13日、173人が熱中症の疑いで病院に搬送されたということです。(14日11:22)