筋トレ初心者の基礎|簡単に成果をだすコツとトレーニングのやり方を解説
ダイエットするには、まず筋肉をつけなさいと言われます。
筋肉をつけると基礎代謝(何もしないでも寝てても代謝するカロリー)が増えるからです。
ただ、やみくもに腕立て伏せをすればいいわけではありません。
筋肉をつけようとしても、知識がないと成果がでないものです。
若い頃から正道会館、キックボクシング、ボクシングとやってきた筆者が、筋肉の種類、筋トレのタイミング、筋トレの間隔について解説します。
筋肉の種類
筋肉に2種類あることはご存じでしょう。
白筋と赤筋があり、そのまま白色と赤色の筋肉です。
白筋
白筋は「速筋」とも呼ばれています。
瞬発力や、一気に大きな力を出すときに使われます。
物を持ち上げたり、100メートル走などの短期間の運動に使われるのが速筋です。
100メートル走などの無酸素運動でオリンピックに出るアスリートは、走る間は息をしません。
男性が速筋を鍛えると太くたくましくなります。
(女性も鍛えてよいのですが、女性は男性ホルモンが少ないため太くなりません。プロのアスリートのように激しく鍛えると太くなりますが、相当な訓練が要ります)
赤筋
赤いほうは酸素を含むミオグロビンというタンパク質が多く、「遅筋」とも呼ばれています。
「遅筋」というだけあって瞬発力はないのですが、マラソンなどの長時間の運動に耐えられます。
ミオグロビンが多いため、有酸素運動に向いています。鍛えてもあまり太くはなりません。
女性が鍛えたほうが良いのは赤筋です。
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筋トレの種類
筋トレには以下のような種類があります。
自重トレーニング(初心者向け)
腕立て伏せやスクワットなど、自分の体重や力を利用するもので、初心者が一番取り組みやすく成果がでやすいモノです。
メリット
- 家で手軽にできる
- ある程度の成果がすぐでる
- 危なくない
- 家族みんながマネしてやり始める
デメリット
- 速筋を鍛えるつもりで腕立て伏せやスクワットを続け、筋肉がついて100回を超えると永久にできるようになってしまう
(遅筋を鍛えることになってしまう) - 赤ちゃんがいると危ない
ゴムチューブによるトレーニング(初心者向け)
スポーツ店で1,000円~2,000円くらいで売っているゴムチューブを利用するトレーニング。
初心者向けで危険度が少ないです。これも成果が出やすいです。
プロのアスリートもインナーマッスルを鍛えるためによくゴムを使っているのを
テレビで観ますね。
メリット
- 一つの筋肉だけを念入りに鍛えられる
(腕立て伏せなどでは、まだ大胸筋に余裕があっても腕が耐えられず上がらなくなり、大胸筋が鍛えらずに終わってしまったりする) - 広背筋など、自重では鍛えにくい筋肉に負荷を与えられる
(鍛え方はパンフレットにかいてある、か、ネットで) - スクワットなどでも、自重以上の負荷を与えられるため、速筋が鍛えやすく成果が出やすい。
- 家でできる
- 安い
- 男性用、女性用など5種類くらいの太さが揃っている
デメリット
- ゴムが切れるんじゃないかと冷や冷やする(実際に切れたことはないです)
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ダンベル・バーベルセットを購入する(中級者向け)
これもスポーツ店で売ってますが、ある程度の値段がします。
メリット
- 一つの筋肉を念入りに鍛えられる
- 上腕二頭筋など、自重では難しい筋肉も細かに鍛えられる
- 成果が「重さ」となって現れるため、結果を実感しやすい
デメリット
- 価格が安くない
- ベンチが1~2万円
- ダンベルの棒が2,000円
- 5kgの鉄のプレートが2,000円くらい
- 大胸筋や広背筋を鍛えるには少なくとも20~30kgくらいのプレートが要るため、結局4~5万円の費用がかります。
- 落とすと非常に危ない。30kgの鉄の塊を足に落としたら、100%骨折します
- 「掃除の邪魔だ」と奥さんに邪険にされます
スポーツジムでアスレチックマシンを使う(初心者向け)
公共の安いスポーツセンターにも、ウェイトトレーニング用の器具が置いてありますね。
メリット
- ケガをしない設計になっているため、ケガをしない。
- ダンベルは重さを変えるためプレートを外してつけるのに時間がかかりますが、アスレチックマシンは棒を差し込みなおすだけで数秒ですむ。
- 成果がkgとなって現れるため、実感しやすい
デメリット
- 順番待ちになることがある。
スポーツジムでダンベル・バーベルを使う(ベテラン向け)
メリット
- スポーツジムでは20kgくらいのプレートが何枚も用意してあるため、100kgのベンチプレスなどができる(筆者は上がらない)
- サポートについてもらうことができる(自分を追い込んでギリギリ上がらない重さをやっているときに、スタッフや仲間にサポートしてもらえる)
- バリバリムキムキの人がいるので、ヤル気になる
- 孤独でなくなり競争心が芽生えるため、成果が出やすい
デメリット
- バリバリムキムキの人がいるので、自分がひ弱に見えて恥ずかしい
- 必ず鏡が置いてあり、本来はトレーニングをしながら自分が「今」鍛えている筋肉に神経を集中するためなのですが、何も知らない人からみるとナルシストと思われてしまう
それぞれメリット・デメリットがあります。
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筋トレのタイミング
まず、筋トレは筋肉を破壊するための運動です。
そして筋トレ後の1時間くらいまでが、タンパク質によって筋肉を修復・超回復して太くします。
このような意見も
生体リズムとして体の機能は昼間から夕方にピークを迎えます。そのためトレーニングの効果が表れやすいのは午後から夕方といわれています。
筋肉をしっかり動かすためには、体温がまだ上がらず、筋肉が硬い状態にある朝よりも、体温が上昇している午後のほうが、交感神経も働き筋肉に刺激が入りやすくなります。
空腹だと、筋肉が破壊されやすいです。
よって、以下のように感じにすれば効率が良いと考えられます。
<夕方>
- トレーニング前にに軽くプロテインを飲む
- トレーニング
- トレーニング後にたくさんプロテインを飲む・食事を摂る
ちなみにこのようなことには注意してください!
- 「酒」は筋肉を分解しやすい
- プロテインを飲みすぎると脂になる(筆者体験)
筋トレの間隔
筋肉トレで筋肉を破壊したあと、超回復までに時間がかかります。
- 大きい筋肉は超回復に時間がかかるため、トレーニングは3日に1回程度を目安にしましょう。(大きい筋肉とは、大胸筋、広背筋、お尻やももの筋肉などです)
- 小さい筋肉は回復しやすいため、2日に1回を目安で大丈夫です。(小さい筋肉とは、腕、足の先のほうの筋肉などです)
- 腹筋はすぐ回復するため、毎日トレーニングしても大丈夫だそうです
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筋トレ初心者の基礎・簡単に成果をだすコツ まとめ
「筋肉は嘘をつかない」「筋肉は裏切らない」と言われてますが、それはウソです。
3ヵ月も筋トレをサボると、分厚かった胸板は薄くなり、盛り上がっていた三角筋はすぐしぼんでしまいます。
軽くでも継続することが大切ですね。
みなさんがんばりましょう。
(筆者はもう年なので疲れた・・・・・・)
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Source: とびっきりスイーツ & ダイエット
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