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最終更新日:2020年8月11日(火) 9時56分
大人の休日・浮世の憂さの晴らし方▼国宝、重要文化財など3000点ものコレクションを誇る『サントリー美術館』は、大都会の只中で「生活の中の美」を感じられる場所でした。
出演者
- 旅人
- 福井セリナ(タレント)
- 語り
- 椎名桔平
今回の番組内容
●西洋人にとっては驚き!複合施設にある美術館 オフィス、ホテル、ショップ、レストランなど、130にも及ぶ施設がある東京ミッドタウン。『サントリー美術館』は、その複合施設の中にあります。設計は「和」の建築家、隈研吾。コンセプトは「生活の中の美」をひとりでも多くの人に愉しんでもらうこと。買い物、散歩がてらに立ち寄り、古来の日本の日常の中に溢れている「美」に触れる、そんな大人の休日を提案してくれる場所です。
今回の番組内容2
●サントリー二代目社長、佐治敬三の想いから始まったコレクション 1961年の創立当時は、日本では美術品は限られた人の嗜好品だった時代。海外の美術館・博物館を見て、日本の「美」の伝承の在り方に疑問をもったサントリー二代目社長・佐治敬三は、「生活の中の美」をテーマに美術品を収集しました。現在サントリー美術館は、国宝、重要文化財、重要美術品を含む約3000点を所蔵。創意工夫を凝らした企画展も魅力のひとつです。
今回の番組内容3
●「遊びの流儀/浮世の憂さの晴らし方」展を紹介 番組が訪れた際には、「遊び」に着目した展示会が開催されていました。美術館初期のコレクション、狩野山楽の『南蛮屏風』や、南蛮文化の影響が色濃く残る『清水・住吉図蒔絵螺鈿西洋双六盤』、そして屏風に描かれた人の気配を描いた傑作『誰が袖図屏風』や、続き絵が海外へと渡った『祇園祭礼図屏風』などから、古き時代の日本で愉しまれてきた、粋な「遊び」の風景を辿ります。
紹介作品
- 紹介作品
- ◆狩野山楽『南蛮屏風』(重要文化財) ◆『清水・住吉図蒔絵螺鈿西洋双六盤』(重要文化財) ◆『誰が袖図屏風』 ◆『祇園祭礼図屏風』 ほか
番組内容
- 原案書籍
- 『フランス人がときめいた日本の美術館』(集英社インターナショナル刊) 著者:ソフィー・リチャード ◆フランス・プロヴァンス生まれの美術史家。日本各地の知られざる美術館を10年かけて調査し、世界に発信した。
フランス人の美術史家、ソフィー・リチャード氏のメッセージをもとに、フレッシュで透明感のある旅人がトキメキの旅へ。日本の美術館の魅力を再発見する、美術館探索ドキュメンタリー。
おしらせ
- 次回のラインアップ
- 8月23日(日) 世界を開くのは誰だ! 「豊田市美術館」(愛知県豊田市)BS11公式WEBサイトでは、みなさまからのメッセージを受け付け、公開しております。番組への率直なご意見やご感想など、どしどしお寄せ下さい。 https://www.bs11.jp/education/japanese-museums/
その他
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