J1サガン鳥栖を運営するサガン・ドリームスなどは12日、チームの複数の関係者に新型コロナウイルスについて「陽性」や「陽性の可能性が高い」との診断が出たとして、12日夜、広島で行われる予定だったルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦を中止すると発表しました。

午後4時すぎから記者会見したJリーグなどによりますと、選手1人、スタッフ1人の2人が陽性、他にスタッフや選手7人に陽性の疑いがあるということです。

サガン鳥栖をめぐっては10日、金明輝監督の陽性が確認されたことから、チームが選手やスタッフなど89人の検査を進めていました。

一方、金監督の濃厚接触者とされた、家族やスタッフ合わせて6人は、県の検査でいずれも陰性が確認されています。