1991年8月14日、「エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社」(現、NTTドコモ)が設立されました:今日は何の日?
日本電信電話株式会社に対し、政府から「移動体通信業務の分離」方針が示されたことを踏まえ、ポケットベルなどの移動体通信業務を行う会社として設立されたのが、「エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社」。
この、現在のNTTドコモへとつながる会社が設立されたのが、1991年の今日です。
ざっくりとNTTドコモの移動体通信業をたどってみると、1968年に始まった無線呼出(ポケットベル)サービスが最初。1979年の自動車電話サービス開始までが、民営化前の電電日本電信電話公社時代のものとなります。
民営化後の1987年に、第1世代となる携帯電話サービスを開始。1991年には小型化された携帯電話機(TZ-804型携帯用電話無線機)が、「mova」の名称で提供開始(当時はレンタル方式)されています。
この直後に、「エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社」が設立され、翌年となる1992年「エヌ・ティ・ティ・移動通信株式会社」へと商号変更。ブランドを「NTT DoCoMo」とし、NTT本体から移動通信事業を譲渡されました。
その後は、1993年にデジタル方式(PDC)の開始。1995年「PHS」(NTTパーソナル)、1999年「iモード」、2001年「FOMA」、2010年「Xi」、2015年「PREMIUM 4G」、2020年「5G」といったあたりが、大きなトピックでしょうか。
ちなみに現在の「NTTドコモ」へと商号変更されたのは、2013年の10月。意外と最近です。
8月14日のおもなできごと
1991年、「エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社」設立
2004年、ドン・キホーテが「ドン・キホーテ秋葉原店」をオープン