2015年に結成。16年にデビューシングル『サイレントマジョリティー』が大ヒットし、瞬く間に大人気グループとなった『欅坂46』。しかし“ある芸人”が彼女たちの足を引っ張っている。
「その芸人とは、欅坂の冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)のMCを務めている土田晃之と『ハライチ』澤部佑です。アイドルの冠番組は、芸人がMCを務め、アイドルを面白おかしくイジって魅力を開花させていくのが主流なのですが、明らかに2人は力不足なのです」(アイドル誌記者)
欅坂に対する土田と澤部のように、『乃木坂46』には『バナナマン』が、『アイドリング!!!』(2015年解散)にはバカリズムが付き、うまくイジって彼女たちの魅力を世間へアピールした上に、バラエティの基本をたたき込んで教育係も務めた。
「乃木坂の成功理由を、ファンの大多数も『バナナマンさんのおかげ!』と語るほど、バナナマンの力は大きかった。冠番組『乃木坂工事中』『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京系)を、アイドルファンでなくても楽しく見れられる内容に昇華し、一般層を取り込むことに成功しました。バカリズムも『アイドリング!!!』から菊地亜美、朝日奈央らをバラエティタレントとして育成し、今も2人から“師匠”と感謝されています」(同・記者)
『オードリー』MCで『けやき坂』人気急上昇
ところが、土田と澤部は『欅って、書けない?』スタートから3年がたつというのに、いまだメンバーの魅力を引き出せず、それどころか欅坂ファンからすら「つまらな過ぎて見てられない」といった声が上がっているという。
「今年4月からは、欅坂46の妹グループ『けやき坂46』(通称「ひらがなけやき」)の冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京)がスタートしました。この番組のMCを『オードリー』が務めると、あっという間に人気番組となり、けやき坂のメンバー人気も急上昇。土田は『ひらがな推し』スタート時に、『俺がMCで、欅坂、ほんとゴメンなさい…』とラジオで謝罪しており、『けやき坂』人気上昇で一番ダメージを受けているのは、間違いなく土田でしょうね」(同・記者)
芸人としての力量が如実に表れてしまうアイドル番組のMC。『欅って、書けない?』は土田らの手腕不足のためか欅坂メンバーのヤル気も上がらず悪循環。土田は既に心が折れているのかもしれない。