東京が育んだ「BABYMETAL文化」は世界征服の夢を成し得るのか
2020年3月22日
ライフ世界的人気を誇るメタルダンスユニット「BABYMETAL」。世代を超えた幅広い支持を得ている彼女たちの夢「世界征服」の可能性について、ジェイ・エム・アール生活総合研究所代表取締役社長の松田久一さんが解説します。
BABYMETALの危機を救った3人
当時、東京の地価の合計は20倍の面積のアメリカ全土をふたつ分買えるまでに達していました。半導体、家電などのエレクトロニクスや自動車まで、世界のシェアを独占する勢いでした。
そのビジネスの現場で、世界を目指して働いた人々が50~60代です。現在、日本の産業で世界をリードするものは自動車を除いてほぼありません。ものづくりでも、原料や部品に限られています。それゆえ、ビジネスでの敗者たちがBABYMETALに投映するのが「世界征服の夢」なのです。
2020年2月のヨーロッパツアーはロシアを含めて17か所で行われ、約4万人以上を集客しました。このツアーをフォローしているMatesさんが少なからずおり、BABYMETALが「生きがい」となっています。
多数存在するBABYMETALの「支援サイト」と動画がそれを物語ります。BABYMETALは、ただの紙キレが「お金」に姿態変換したように、人々を引きつける力を持ち、逆に、実体であるBABYMETALをも規制するまでになりました。
2017~2018年はYUI-METALの欠場が続き、「ダークサイド」の期間を経て、YUI-METALは「永久欠番」に。2019年には元モーニング娘。の鞘(さや)師里保、元さくら学院の岡崎百々子、そして、さくら学院の藤平華乃のサポートおよび“アベンジャーズ”体制をとったこともあり、Matesさんたちはこの3人に感謝しています。
特に、3人体制が復活した始動ライブ「BABYMETAL AWAKENS – THE SUN ALSO RISES -」での初日の鞘師さんの登場は、衝撃を持って歓迎されました。その大きな振りと明るさは、類いまれな存在です。そして、アルバム「METAL GALAXY」を発表し、世界への進撃を続けています。現在この進撃は、新型コロナウイルスによって少々休止を迫られていますが、2020年の下期は「METAL RESISTANCE」の最終章と位置づけられています。
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