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こんにちは。R.M.です。今回は2017年12月2日~3日に投稿した拙作について書きます。
2日に投稿された「otoMAD-synthesis.mid」は、ニコニコメドレー様式を意識して制作しました。展開の方針やアレンジなどは多くのニコニコメドレーと共通点を持ちます。
しかし、今回の作品はニコニコメドレーである以前に「音MAD-mix」です。自分の好きな音MADを好きなようにつないで組み合わせ、新しい音響としてリリースする。そういう考えが念頭にあり、タイトルもotoMAD-mix.(拡張子)に準じたスタイルにしようと思いました。
そこで、ミックスでなく打ち込みで合成しているのだということから「synthesis」と題することにし、拡張子もMIDI打ち込みをアピールする「.mid」を選びました。
その後、本当に音MAD-mixにしてしまうにあたってはそのままotoMAD-mixとしました。
音MAD作者が選ぶ音MAD10選を参考にしました。
また、名作「The Medley of Amusing Desert」をリスペクトし、選曲だけでなく画面構成や「ひとこと」なども影響をうけました。
そしてものすごく性格が悪いので、このメドレーを用いた合作が企画されることを見越して中途半端な合作をさせないような選曲を随所に仕込みました。がんばって制作してください。
これだけ乱暴をしましたが、10選というわかりやすい指標になるガイドラインがあったため、音MADをよく見ている人間にはきっと理解してもらえる選曲になったと思います。
以降区間ごとの解説です。長いので読まなくていいです。
愛は備長炭
この曲を知らない音MAD作者はモグリです。
音MADに関するメドレーを作りたいと考えていた当初から、この曲が一曲目に内定していました。動画はたくさん作られているものの再生数はどれも大差なく、無名の名作が多い曲なので動画の選定には困りました。イントロからしばらくは明るい曲が続き、アニメ素材が飽和してしまうので脱臭炭と韃靼でバランスをとりました。
サビ前の「あ・い・は」を入れられなかったのが心残りです。
Motuno no.5
当初は選曲リストにありませんでしたが、on and onの前半と大変相性が良かったため採用しました。on and onの序盤は地味なのでちょうどよかったと思います。
この曲のためにフルートを導入しましたが、随所で活躍してくれましたね。
「1曲1MAD」タイプのなかで最初の登場ですが、マッシュアップなので合作ではそれほど問題にならないでしょう。でも無視されたら悲しい。
on and on
メドレーの序盤には明るくて盛り上がる曲を置くのが鉄板ですね。
流行が爆発的だったわりに、合作用のメドレーなどでは採用されづらい傾向にあるようです。
ベースやクイーカのコピーが思ったより大変でしたが、しっかりと再現できたと自負します。
再生数が多い順に動画を抽出すると並べたときの再現度がイマイチだったので、動画の再現が比較的よくできているものを選びました。
ウエライド:草
上記のように序盤に明るくて盛り上がる曲を集めるとカービィだらけになりがちです。
このメドレーではグルメレースやスカイハイやサンドキャニオンを泣く泣く切ってこの曲を採用しています。理由は目立った新作が出ていないから、また他のメドレーに採用されていないからです。
しかしソワライドを選曲理由にするなら最序盤を入れたほうが良かったかもしれませんね。どうやって?
マイムマイム
このあたりを制作しているときに、「ただの音MAD曲メドレーではなく、音MADそのものをメドレーにしよう!」と考え始めました。そこで、原曲を刻んでいるMADのうち特に流行があったものを選ぼうと思い、トウカトウカに白羽の矢が立ちました。
他の咲-Saki-マイムマイムを並べても良かったのですが、メドレーに使った動画のなかに咲-Saki-のMADが多いのでとりやめ、かわりにおるちゅばんえびちゅを起用しました。
ポップスター
会釈!!!!!!!!!!!!!!まさに巻き寿司蝦蛄雲丹
音MADの最新トレンドであるモーレスターを組み込むために採用しました。
したがって前半部分はおまけです。後半のBPM激減区間が本命。
ちなみにジャガーマンやイシテイなども採用候補に上がっていましたが、挫折しました。
ドゥヴァン
隠れた名作が多い曲で、目立って再生数が伸びている作品はあまりありません。
最新の流行ではありませんが、曲の大人しさからかこれまでのメドレーには入ってこないようでした。
再生数で目立つ作品がなくかつ10選にもあまり入ってこなかったため、作品の選定は趣味で行いました。
ホドモエシティ
完全な趣味枠です。死ぬほど打ち込みが楽しい!
オレオMADが他の場所に入ってこなかったのでここでオレオ分を大量摂取させています。
どうせならオレモエシティ全部出せばよかったかもしれない。
にんげんっていいな
10選に票が全く入っていない曲ですが、バトルドームとストリートファイターMADの名作なので選びました。妙にこだわったアレンジですが、趣味です。
合作されたときどうなるか、個人的に気になるパートでもあります。
Rock My Emotions
YTPMV枠です。The Medley of Amusing DesertにおけるIntensive care unitに対抗しての選曲です。動画も並べていい感じ。
ここで投入した8bitっぽいシンセは、左右あわせて1台のSerumで鳴らしています。その後も要所で大活躍のナイスな音でした。
カジオー
往年の名作ですね。このメドレーにはバラードゾーンがありませんが、この区間が実質的なそれにあたることになるでしょう。イカオーでは原曲にドラムが追加されていますが、メドレーにおいても中盤からその再現を行いました。動画と合わせてみると我ながらぐっと来ます。
ゴールドソーサー
どうやら思っていたより知名度が高くないようですが、2013年の10選ではゴークロソーサーが17票を獲得し5位になっています。咲-Saki-阿知賀編のMADといえばこれ、という印象だったので入れました。ラブライブ!やゆるゆりも回収できてよかったです。
Tap Moi La
曲名で言われてもわからないやつです。オモテがアニメMADなのでウラもその系統で投入。
ゴールドソーサーと同じように、ゆゆ式のMADといえばこれだという選曲です。
メドレーとしては完全にウラに隠れてしまっているので、合作などで使う際にどう処理されるかすこし気になっています。
ココロオドル
削除対策版を意識したアレンジにしました。
メドレーへの選曲があまりされないですね。BPMの問題でしょうか。
特徴的なブラスを拾うことで、BPMの違いを乗り越えてそれらしさを出せたと思います。
ピアノ部分はTap Moi Laとまぜこぜになっています。
BE MY BABY
音MADじゃない。
Green Lime
1曲1MADタイプのなかでもやや通向けの選曲ですが、コアな人気のあるMADだったので好評をいただけたようですね。サライとマッシュアップした状態で入れる案もありましたが、つなぎの都合でイントロからになりました。
伊賀忍者屋敷BGM
今年のゆく年くる年は変にノリノリだったから困るシリーズからはなにを選ぶか迷いましたが、10選においても成績を残していること、個人的に好きだということ、めでたい三連符の再現が面白そうだったことなどを理由に2011年版にしました。次制作するメドレーに入れる余地があれば他のバージョンを入れてみたいですね。
てっぱんとの会話シーンの音量変更をメドレー本編の方でも再現するか迷いましたが、断腸の思いでやめました。
Karakuri Spirits
様式美を確立している大物です。コードワークがたいへんに愉快。
比較的新しい流行曲でありながら人気の高さからリミックス版も音MADに使われていますね。
「俺はとてもいいやつ」のリズムをメロディに反映することでTomodachi Spiritsを打ち込んでいることを主張しています。
イワシがつちからはえてくるんだ
この2曲のマッシュアップはどうやら既出だったらしいですね。
この曲のMADは原曲不使用がスタンダードのため、動画によって微妙に耳コピが異なったり音が増えたり減ったりしており、音MADを打ち込むというコンセプトに対して大きな問題を持ち込みました。
最終的にはかえるは がイちく ワらつて シんだのバージョンを土台にすることにしました。
RED ZONE
近頃Youtubeなどで活躍している新世代の作者を中心に人気の曲で、なにかと話題になりますね。そんな中、わざとニコニコ動画の古い作品を使いました。
HON ZONEの石川のベースは微妙に間違って音程が付けられていますが、ここではそれを再現することはしませんでした。
DRAGONLADY
絶妙に打ち込みづらい曲でした。メドレーにおける立ち位置も微妙になってしまいました。
この曲のMADといえばやはりほむらちゃんごめんね私DJになるなのですが、メドレーに入っている部分は同MADに使われていません。
つまり動画で嘘をついています。悔いの残る区間になりました。
バンバード
例のアレ。楽譜があるとは言え16分音符の打ち込みは大変でした。
原曲の爽やかさとPiano versionらしさを踏襲しようと思い当初はアコースティックを意識したアレンジにしていたのですが、どうしても前後とうまく繋がらず、最終的にはシンセサイザーをメインにしたアレンジになりました。
新宝島
例のアレ。アレンジがめちゃくちゃ楽しかったです。とくに後ろでなってるピアノ。
文脈的なつながりだけではなく、コードとしても9thをつなげるイメージで接続しました。
作品の選出については難しい判断を迫られました。1画面にパンツレスリングと淫夢が並んでしまっていいのだろうか? 今もくすぶっています。
魔理沙は大変なものを盗んでいきました
今回のメドレーのコンセプトとしては、1番の趣味枠かもしれないですね。
タイトルが長く、動画内での配置にも困りました。
作品も過去から現在までピンキリだったので、特に動画がよく再現されているMADを選びました。
片道きゃっちぼーる
おがちょこ氏の名作オールスターMAD、ぽてまよです。当初は元動画において歌っているキャラクターが代わるタイミングでシンセサイザーの音色を変えようと考えていましたが、うまくまとまらなかったためやめました。
元作品の巧みな構成によって完成しているので、合作に使うときはなにか工夫が必要になるでしょう。
おジャ魔女カーニバル!!
選曲も作品選びも趣味です。配置としては、ボーカル曲が続く流れのなかで、長調から短調へのブリッジとしての役割を果たしています。
この曲の作品は再生数が多いものがたくさんあるので、作品選びに異論がでそうだな、と思っています。今の所杞憂のようです。
YO-KAI Disco
2014年の音MADを象徴する曲です。Bメロから起用したのはブルーレイディスクセックスや2014年やKawaiiiiiiiiiiiiiiを入れたかったからです。ちなみにブルーレイディスクセックス(ドーン)のドーンが再現されています。
BPM171セクションの大サビということでアレンジは音MADを意識しすぎずに行い、勘所を抑える方針で制作しました。-mixのほうでは綺麗にシンクロしたDVDが聴けます。最高。
コロブチカ
マグロ式回転大好き。全体で唯一、Youtube産作品が選ばれた区間になりました。
コロブチカそのものはThe Medley of Amusing Desertにおいても採用されていますが、アレンジが違うため別の曲・別のMADです。
Pumpin' Junkies
ラーメン屋の親父コアなくして最新の音MADを語ることはできません。
この曲もほぼ1曲1MADで、ラーメン屋の親父コアであることを強調するため発車ベルの音を素材そのまま入れています。そういう意味ではこのメドレーは音MADです。
人気の高い元MADに技術が詰め込まれているため、合作で担当される方は非常に高いレベルを要求されることになるでしょう。
亀上的竜宮生活
刻みを再現しました。前半はこのアレンジの出発点である作品と二次流行の契機となった作品を使用し、後半はアイドルマスターシンデレラガールズで固めました。Oh~
元アレンジのシンセの感じを出すのが難しく断念しましたが、アレンジとしてはよくできたかなと思っています。
霊知の太陽信仰
かくぶつだんそのものです。
原曲のコードの面白さに加えMADでの激しいメロディの動きを忠実に再現しました。打ち込みによる音MADの再現という意味では、この区間がもっともよくできていると胸を張って言うことができます。アレンジとしてはブレイクコア風味です。
古い作品のイメージがありますが、イカオーと同期にあたります。
ダンスロボットダンス
ここまでの3曲でアイマス・東方・ボカロの御三家を意識しました。音MADとも無関係ではない三大ジャンルですね。
ナユタン星人曲のなかからなにを選ぶかは難しい問題でしたが、BPMとつなぎの都合でダンスロボットダンスにしました。
ちなみにこのメドレーのなかにボカロ曲はこれとイワシしかありません。
Oshama Scramble!
鉄道MAD要素を回収しつつ、エア本の力を見せつけるシーンです。
この曲でMADを作るときに本当に使いたいのはどの区間かということを考えれば、当然イントロ・牛乳・大サビになります。したがってそれらの要求を満たせるような切り貼りは必然的でした。
ダンスロボットダンスとのつなぎが好評ですが、実は流用です。
Chronos
BPM132ですが4拍子ではありません。
ウエライド:草とともに、膳MADを代表する曲です。
また、数が多すぎて何を選出したらいいかわからなかった修造MADのなかからも積極的に選ぶ動機のある曲でした。
もう一歩エレキギターの音頑張ったほうが良かったかもしれない。
Festivo
曲名で言われてもわからないやつその2です。自分は当時居合わせなかったのですが、雀頭市が出たときは衝撃的だったそうですね。
タップダンスの再現はたまたま手元にEW QL Gypsyがあったためなんとかなりましたが、拍子木や鼓の調達が大変でした。
Have a nice day!
耳コピのため、原曲の入っているアルバムを図書館で借りてきたのですが、カラオケがなく無事死亡しました。
前後との関係性を重視して区間を選定したため、MADと正しく噛み合わせるとただセリフがのっているだけの場所になってしまいました。-mixではごまかしています。
Please Kiss My Love
なで肩氏へのラブコールです。圧倒的な映像美で2015年のトップを飾りましたね。
メロディと雰囲気から想定していたコードと実際のコードがかけ離れており、とくにベースのコピーではかなり苦労しました。アレンジは原曲・元MADの雰囲気を重視して行っており、あの作品の空気が出せたかなと思います。
Pumpin' Junkiesと同じく、合作のとき担当者にものすごい負担がかかるだろうことが想像できます。
GIRL'∫ 綴RHYTHM
2÷す氏へのラブコールです。
セリフの音程を逐一コピーするのはなかなか大変でしたが、Please Kiss My Loveとかなりうまく噛み合ったと思います。
惜しいと言えばキーを原曲のままにできなかったところです。台詞イントネーション作曲はセリフの音程を大きく変えないのが持ち味であるので、移調とはいえ変えてしまうのはもったいなかったかもしれません。
合作の担当者さんは移調後の音程にピッタリはまる別のセリフを探す必要があることでしょう。楽しみですね。
比較的短期間での制作になりましたが、とりあえず満足行くものが作れて良かったです。
しかしながら様々な理由で選曲から外したMADがたくさんあるため、次を見越して引き続きリストを練り上げて行こうと思います。
打ち込みによる音MADの再現はまだまだ精度があがると考えています。研鑽を積みます。
良い出来だと思うので、切り出したりBPMを変えたりしてどんどん音MADに使ってください。
質問等があればTwitterにて直接ぶつけていただければお答えします。
では、皆さんよろしくお願いします。
タイトルについて
2日に投稿された「otoMAD-synthesis.mid」は、ニコニコメドレー様式を意識して制作しました。展開の方針やアレンジなどは多くのニコニコメドレーと共通点を持ちます。
しかし、今回の作品はニコニコメドレーである以前に「音MAD-mix」です。自分の好きな音MADを好きなようにつないで組み合わせ、新しい音響としてリリースする。そういう考えが念頭にあり、タイトルもotoMAD-mix.(拡張子)に準じたスタイルにしようと思いました。
そこで、ミックスでなく打ち込みで合成しているのだということから「synthesis」と題することにし、拡張子もMIDI打ち込みをアピールする「.mid」を選びました。
その後、本当に音MAD-mixにしてしまうにあたってはそのままotoMAD-mixとしました。
選曲について
音MAD作者が選ぶ音MAD10選を参考にしました。
- 2009年 11票(1位) HON ZONE / 9票(3位) CHARGE ZONE
- 2010年 22票(1位) かくぶつだん イカオー / 18票(2位) 鳩の巣
- 2011年 20票(1位)雀頭市 / 18票(2位) 今年の「ゆく年くる年」は変にノリノリだったから困る
- 2012年 21票(2位)小衣こころココロここロコころココろこコロここ小衣ちゃん言うな
- 2013年 22票(1位)ゆずこ「クリスマス唯ちゃんち、おちんちん持って行きましょうか」
- 2014年 22票(1位)Tomodachi Spirits / 18票(2位)ほむらちゃんごめんね私DJになる
- 2015年 31票(1位)Please kill my love
- 2016年 41票(1位)ラーメン屋の親父コア / 27票(3位)Oshakasama Scramble!
表1 10選上位のもののうち選曲されたもの。ブライガーも入れたかった。
10選上位のもののなかから「打ち込んだら楽しいだろうな」と思ったもの、他の音MAD曲メドレーに起用されていないもの(既出でないもの、新しいもの)、起用されていても抽出区間やアレンジに納得がいっていないもの、好きなもの(重要)などを選びました。要するに趣味選曲です。その結果、2014年以降の流行曲が多くなりました。また、名作「The Medley of Amusing Desert」をリスペクトし、選曲だけでなく画面構成や「ひとこと」なども影響をうけました。
そしてものすごく性格が悪いので、このメドレーを用いた合作が企画されることを見越して中途半端な合作をさせないような選曲を随所に仕込みました。がんばって制作してください。
これだけ乱暴をしましたが、10選というわかりやすい指標になるガイドラインがあったため、音MADをよく見ている人間にはきっと理解してもらえる選曲になったと思います。
以降区間ごとの解説です。長いので読まなくていいです。
01~06 BPM162
愛は備長炭
この曲を知らない音MAD作者はモグリです。
音MADに関するメドレーを作りたいと考えていた当初から、この曲が一曲目に内定していました。動画はたくさん作られているものの再生数はどれも大差なく、無名の名作が多い曲なので動画の選定には困りました。イントロからしばらくは明るい曲が続き、アニメ素材が飽和してしまうので脱臭炭と韃靼でバランスをとりました。
サビ前の「あ・い・は」を入れられなかったのが心残りです。
Motuno no.5
当初は選曲リストにありませんでしたが、on and onの前半と大変相性が良かったため採用しました。on and onの序盤は地味なのでちょうどよかったと思います。
この曲のためにフルートを導入しましたが、随所で活躍してくれましたね。
「1曲1MAD」タイプのなかで最初の登場ですが、マッシュアップなので合作ではそれほど問題にならないでしょう。でも無視されたら悲しい。
on and on
メドレーの序盤には明るくて盛り上がる曲を置くのが鉄板ですね。
流行が爆発的だったわりに、合作用のメドレーなどでは採用されづらい傾向にあるようです。
ベースやクイーカのコピーが思ったより大変でしたが、しっかりと再現できたと自負します。
再生数が多い順に動画を抽出すると並べたときの再現度がイマイチだったので、動画の再現が比較的よくできているものを選びました。
ウエライド:草
上記のように序盤に明るくて盛り上がる曲を集めるとカービィだらけになりがちです。
このメドレーではグルメレースやスカイハイやサンドキャニオンを泣く泣く切ってこの曲を採用しています。理由は目立った新作が出ていないから、また他のメドレーに採用されていないからです。
しかしソワライドを選曲理由にするなら最序盤を入れたほうが良かったかもしれませんね。どうやって?
マイムマイム
このあたりを制作しているときに、「ただの音MAD曲メドレーではなく、音MADそのものをメドレーにしよう!」と考え始めました。そこで、原曲を刻んでいるMADのうち特に流行があったものを選ぼうと思い、トウカトウカに白羽の矢が立ちました。
他の咲-Saki-マイムマイムを並べても良かったのですが、メドレーに使った動画のなかに咲-Saki-のMADが多いのでとりやめ、かわりにおるちゅばんえびちゅを起用しました。
ポップスター
会釈!!!!!!!!!!!!!!まさに巻き寿司蝦蛄雲丹
音MADの最新トレンドであるモーレスターを組み込むために採用しました。
したがって前半部分はおまけです。後半のBPM激減区間が本命。
ちなみにジャガーマンやイシテイなども採用候補に上がっていましたが、挫折しました。
07~15 BPM132
ドゥヴァン
隠れた名作が多い曲で、目立って再生数が伸びている作品はあまりありません。
最新の流行ではありませんが、曲の大人しさからかこれまでのメドレーには入ってこないようでした。
再生数で目立つ作品がなくかつ10選にもあまり入ってこなかったため、作品の選定は趣味で行いました。
ホドモエシティ
完全な趣味枠です。死ぬほど打ち込みが楽しい!
オレオMADが他の場所に入ってこなかったのでここでオレオ分を大量摂取させています。
どうせならオレモエシティ全部出せばよかったかもしれない。
にんげんっていいな
10選に票が全く入っていない曲ですが、バトルドームとストリートファイターMADの名作なので選びました。妙にこだわったアレンジですが、趣味です。
合作されたときどうなるか、個人的に気になるパートでもあります。
Rock My Emotions
YTPMV枠です。The Medley of Amusing DesertにおけるIntensive care unitに対抗しての選曲です。動画も並べていい感じ。
ここで投入した8bitっぽいシンセは、左右あわせて1台のSerumで鳴らしています。その後も要所で大活躍のナイスな音でした。
カジオー
往年の名作ですね。このメドレーにはバラードゾーンがありませんが、この区間が実質的なそれにあたることになるでしょう。イカオーでは原曲にドラムが追加されていますが、メドレーにおいても中盤からその再現を行いました。動画と合わせてみると我ながらぐっと来ます。
ゴールドソーサー
どうやら思っていたより知名度が高くないようですが、2013年の10選ではゴークロソーサーが17票を獲得し5位になっています。咲-Saki-阿知賀編のMADといえばこれ、という印象だったので入れました。ラブライブ!やゆるゆりも回収できてよかったです。
Tap Moi La
曲名で言われてもわからないやつです。オモテがアニメMADなのでウラもその系統で投入。
ゴールドソーサーと同じように、ゆゆ式のMADといえばこれだという選曲です。
メドレーとしては完全にウラに隠れてしまっているので、合作などで使う際にどう処理されるかすこし気になっています。
ココロオドル
削除対策版を意識したアレンジにしました。
メドレーへの選曲があまりされないですね。BPMの問題でしょうか。
特徴的なブラスを拾うことで、BPMの違いを乗り越えてそれらしさを出せたと思います。
ピアノ部分はTap Moi Laとまぜこぜになっています。
BE MY BABY
音MADじゃない。
16~27 BPM171
Green Lime
1曲1MADタイプのなかでもやや通向けの選曲ですが、コアな人気のあるMADだったので好評をいただけたようですね。サライとマッシュアップした状態で入れる案もありましたが、つなぎの都合でイントロからになりました。
伊賀忍者屋敷BGM
今年のゆく年くる年は変にノリノリだったから困るシリーズからはなにを選ぶか迷いましたが、10選においても成績を残していること、個人的に好きだということ、めでたい三連符の再現が面白そうだったことなどを理由に2011年版にしました。次制作するメドレーに入れる余地があれば他のバージョンを入れてみたいですね。
てっぱんとの会話シーンの音量変更をメドレー本編の方でも再現するか迷いましたが、断腸の思いでやめました。
Karakuri Spirits
様式美を確立している大物です。コードワークがたいへんに愉快。
比較的新しい流行曲でありながら人気の高さからリミックス版も音MADに使われていますね。
「俺はとてもいいやつ」のリズムをメロディに反映することでTomodachi Spiritsを打ち込んでいることを主張しています。
イワシがつちからはえてくるんだ
この2曲のマッシュアップはどうやら既出だったらしいですね。
この曲のMADは原曲不使用がスタンダードのため、動画によって微妙に耳コピが異なったり音が増えたり減ったりしており、音MADを打ち込むというコンセプトに対して大きな問題を持ち込みました。
最終的にはかえるは がイちく ワらつて シんだのバージョンを土台にすることにしました。
RED ZONE
近頃Youtubeなどで活躍している新世代の作者を中心に人気の曲で、なにかと話題になりますね。そんな中、わざとニコニコ動画の古い作品を使いました。
HON ZONEの石川のベースは微妙に間違って音程が付けられていますが、ここではそれを再現することはしませんでした。
DRAGONLADY
絶妙に打ち込みづらい曲でした。メドレーにおける立ち位置も微妙になってしまいました。
この曲のMADといえばやはりほむらちゃんごめんね私DJになるなのですが、メドレーに入っている部分は同MADに使われていません。
つまり動画で嘘をついています。悔いの残る区間になりました。
バンバード
例のアレ。楽譜があるとは言え16分音符の打ち込みは大変でした。
原曲の爽やかさとPiano versionらしさを踏襲しようと思い当初はアコースティックを意識したアレンジにしていたのですが、どうしても前後とうまく繋がらず、最終的にはシンセサイザーをメインにしたアレンジになりました。
新宝島
例のアレ。アレンジがめちゃくちゃ楽しかったです。とくに後ろでなってるピアノ。
文脈的なつながりだけではなく、コードとしても9thをつなげるイメージで接続しました。
作品の選出については難しい判断を迫られました。1画面にパンツレスリングと淫夢が並んでしまっていいのだろうか? 今もくすぶっています。
魔理沙は大変なものを盗んでいきました
今回のメドレーのコンセプトとしては、1番の趣味枠かもしれないですね。
タイトルが長く、動画内での配置にも困りました。
作品も過去から現在までピンキリだったので、特に動画がよく再現されているMADを選びました。
片道きゃっちぼーる
おがちょこ氏の名作オールスターMAD、ぽてまよです。当初は元動画において歌っているキャラクターが代わるタイミングでシンセサイザーの音色を変えようと考えていましたが、うまくまとまらなかったためやめました。
元作品の巧みな構成によって完成しているので、合作に使うときはなにか工夫が必要になるでしょう。
おジャ魔女カーニバル!!
選曲も作品選びも趣味です。配置としては、ボーカル曲が続く流れのなかで、長調から短調へのブリッジとしての役割を果たしています。
この曲の作品は再生数が多いものがたくさんあるので、作品選びに異論がでそうだな、と思っています。今の所杞憂のようです。
YO-KAI Disco
2014年の音MADを象徴する曲です。Bメロから起用したのはブルーレイディスクセックスや2014年やKawaiiiiiiiiiiiiiiを入れたかったからです。ちなみにブルーレイディスクセックス(ドーン)のドーンが再現されています。
BPM171セクションの大サビということでアレンジは音MADを意識しすぎずに行い、勘所を抑える方針で制作しました。-mixのほうでは綺麗にシンクロしたDVDが聴けます。最高。
28~33 BPM201
コロブチカ
マグロ式回転大好き。全体で唯一、Youtube産作品が選ばれた区間になりました。
コロブチカそのものはThe Medley of Amusing Desertにおいても採用されていますが、アレンジが違うため別の曲・別のMADです。
Pumpin' Junkies
ラーメン屋の親父コアなくして最新の音MADを語ることはできません。
この曲もほぼ1曲1MADで、ラーメン屋の親父コアであることを強調するため発車ベルの音を素材そのまま入れています。そういう意味ではこのメドレーは音MADです。
人気の高い元MADに技術が詰め込まれているため、合作で担当される方は非常に高いレベルを要求されることになるでしょう。
亀上的竜宮生活
刻みを再現しました。前半はこのアレンジの出発点である作品と二次流行の契機となった作品を使用し、後半はアイドルマスターシンデレラガールズで固めました。Oh~
元アレンジのシンセの感じを出すのが難しく断念しましたが、アレンジとしてはよくできたかなと思っています。
霊知の太陽信仰
かくぶつだんそのものです。
原曲のコードの面白さに加えMADでの激しいメロディの動きを忠実に再現しました。打ち込みによる音MADの再現という意味では、この区間がもっともよくできていると胸を張って言うことができます。アレンジとしてはブレイクコア風味です。
古い作品のイメージがありますが、イカオーと同期にあたります。
ダンスロボットダンス
ここまでの3曲でアイマス・東方・ボカロの御三家を意識しました。音MADとも無関係ではない三大ジャンルですね。
ナユタン星人曲のなかからなにを選ぶかは難しい問題でしたが、BPMとつなぎの都合でダンスロボットダンスにしました。
ちなみにこのメドレーのなかにボカロ曲はこれとイワシしかありません。
Oshama Scramble!
鉄道MAD要素を回収しつつ、エア本の力を見せつけるシーンです。
この曲でMADを作るときに本当に使いたいのはどの区間かということを考えれば、当然イントロ・牛乳・大サビになります。したがってそれらの要求を満たせるような切り貼りは必然的でした。
ダンスロボットダンスとのつなぎが好評ですが、実は流用です。
34~38 BPM132
Chronos
BPM132ですが4拍子ではありません。
ウエライド:草とともに、膳MADを代表する曲です。
また、数が多すぎて何を選出したらいいかわからなかった修造MADのなかからも積極的に選ぶ動機のある曲でした。
もう一歩エレキギターの音頑張ったほうが良かったかもしれない。
Festivo
曲名で言われてもわからないやつその2です。自分は当時居合わせなかったのですが、雀頭市が出たときは衝撃的だったそうですね。
タップダンスの再現はたまたま手元にEW QL Gypsyがあったためなんとかなりましたが、拍子木や鼓の調達が大変でした。
Have a nice day!
耳コピのため、原曲の入っているアルバムを図書館で借りてきたのですが、カラオケがなく無事死亡しました。
前後との関係性を重視して区間を選定したため、MADと正しく噛み合わせるとただセリフがのっているだけの場所になってしまいました。-mixではごまかしています。
Please Kiss My Love
なで肩氏へのラブコールです。圧倒的な映像美で2015年のトップを飾りましたね。
メロディと雰囲気から想定していたコードと実際のコードがかけ離れており、とくにベースのコピーではかなり苦労しました。アレンジは原曲・元MADの雰囲気を重視して行っており、あの作品の空気が出せたかなと思います。
Pumpin' Junkiesと同じく、合作のとき担当者にものすごい負担がかかるだろうことが想像できます。
GIRL'∫ 綴RHYTHM
2÷す氏へのラブコールです。
セリフの音程を逐一コピーするのはなかなか大変でしたが、Please Kiss My Loveとかなりうまく噛み合ったと思います。
惜しいと言えばキーを原曲のままにできなかったところです。台詞イントネーション作曲はセリフの音程を大きく変えないのが持ち味であるので、移調とはいえ変えてしまうのはもったいなかったかもしれません。
合作の担当者さんは移調後の音程にピッタリはまる別のセリフを探す必要があることでしょう。楽しみですね。
後記
比較的短期間での制作になりましたが、とりあえず満足行くものが作れて良かったです。
しかしながら様々な理由で選曲から外したMADがたくさんあるため、次を見越して引き続きリストを練り上げて行こうと思います。
打ち込みによる音MADの再現はまだまだ精度があがると考えています。研鑽を積みます。
良い出来だと思うので、切り出したりBPMを変えたりしてどんどん音MADに使ってください。
質問等があればTwitterにて直接ぶつけていただければお答えします。
では、皆さんよろしくお願いします。
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