菜食やハラルも対応、外国人住民に食料支援 伊賀市社協

2020年8月12日 05時00分 (8月12日 12時24分更新) 会員限定
受け取った食料を車に積み込む外国人住民ら=伊賀市平野山之下で

受け取った食料を車に積み込む外国人住民ら=伊賀市平野山之下で

  • 受け取った食料を車に積み込む外国人住民ら=伊賀市平野山之下で
 新型コロナウイルスの影響で生活が困窮する外国人住民を支えようと、食料を無償で配るフードパントリーが九日、伊賀市平野山之下の市総合福祉会館駐車場であった。五、六月に外国人からの相談が増加したことを受けて、市社会福祉協議会が初めて開いた。
 米や野菜、菓子など、地域住民や企業からの寄付で集まった善意の食料百七十四食を配布。多様な食文化に対応できるよう、ベジタリアン向けの野菜中心の食品や、イスラム教徒向けのハラル食品などを分類して準備した。
 訪れたカナシロ・トヤマ・ルイス・アルベルトさん(56)は「すごく助けになる。コロナで仕事が減っている今のタイミングがちょうどありがたい」と話した。(新居真由香)

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