【運営】初めてのワンマンライブまで12日
WEAR 1st ONE MAN LIVE〜チョケてけわんまんパりぃ!18AW〜🎉
いよいよ開催まで2週間を切りました。
あまりSNSでものを語るのが得意ではありませんが良いタイミングなので、運営視点でこの初ワンマンがどういう意味や価値を持つ公演であるか、少し述べさせていただきます。
WEARはこの3月に大阪の地でお披露目しました。
ほとんどが未経験からのスタートで、追いかける先輩の背中もない新設事務所です。
どのシーン(界隈)に属しどういったパフォーマンスやプロモーションをしていくべきか。はじめる以上は当然、勝算と目測は立てていながらも、果たしてそれが正解なのかをひとつひとつ確かめるようにスタートしたプロジェクトでした。
いつかTwitterで呟いたことがあります。
初期の、まだWEARという名前もないころ。それこそまだどんなメンバーで活動していくかも定まってなかった時期に枠組みありきで用意した楽曲より、この4人の顔や声を思い浮かべながら作った最近の楽曲の方が彼女たちの魅力を何倍にも膨らませるステキな武器になっていると。
お披露目ライブに向けに用意した楽曲の中にはもう既にライブのセットリストから姿を消してしまったものが少なくありません。もちろん、その全てがクオリティの低さからお蔵入りになったというわけではなく「いまのWEARにとっての優先順位」を鑑みた結果、寝かせているものもあります。
新曲のペースが早い、とは自分達でも思います。それは、日々更新されていく彼女達がもしかしたら自分達でも気付いていないような魅力や可能性を引き出せるような、リアルタイムのWEARをもっともっと見て欲しい!という(後述する「プロデュース」とは矛盾した?)親心の功罪でもあるかと思います。されど、最短距離が最短ルートとは限らない。没曲があったから出来た曲がある。多少の誤算も含めた上での年間計画です。問題ないです。(「せめてもっとハイペースで音源を出せや!」というお叱りには、返す言葉に困りますが;;)
楽曲のお話が長くなってしまいましたが、それを含んでも除いても、わりと早いペースで駆け抜けることができた9ヶ月だったと思います。主催公演や地方遠征、2本のMV公開だったり西成イベントだったり、最近じゃイラストレーターさんやスーパー玉出さんとのコラボグッズだったり。どこの誰とも似ていないWEARならではの活動を良いスピードで展開できているなぁと。女の子の、アイドルの青春は短いですからプライオリティの高いものから順に採用・挑戦してきた結果が今日のWEARだと思います。
そこにきてワンマンです。
とは言え経歴や実力を鑑みるに流石に時期尚早という意見もあると思います。いままだメンバー自身も不安を抱えていたり、半信半疑なところがあるかもしれません。
ですが運営一同にはこのワンマンライブが大盛況に終わるという確信があり、彼女達はステージに立った瞬間、そしてステージを降りる瞬間、さらにそれ以上の手応えを感じられるよう都度の軌道修正をしながら導いてきた(いる)つもりでいます。壇上の姿、以降の表情はいまこの時期のWEARを楽しみに集まってくださるファンの皆さんの期待に応えつつ上回るものであるだろうと。そうでないなら何の為の晴れ舞台だかわからない。やるからには。それがプロデュースというものだと考えています。
もう少し鼻息を荒くします。
勝算の正体は大きく2つあると思っています。
まず1つはやはり音楽。ただこれは「WEARの音楽が世界中の誰より秀でており最高中の最高!」という居丈高な自惚れではなく「いまこの時代にこの場所でこの子達が歌うということにとても価値のある音楽を作れているな」という自信です。綻びの来ない、替えの効かないオリジナルな音楽これは上記のリアルタイム感とも共通します。
WEARにはこれから世に出していく新曲が3つあります。
既存のレパートリーにこの3曲を加えて登るワンマンのステージ、そこで「これがWEARです!」というアーティスト像のようなものがまず一度、確立できると思っています。それは、以降のライブやイベント出演に於いても「これほど喜怒哀楽のあらゆる感情に触れられるアイドルグループはいない」というインパクトと味わい深さを残せる布陣になるということでもあるんじゃないかと。そう思っています。ハッピーでアッパーなもの。優しさと切なさを描いたもの。めっちゃDISCO。どれも期待していてください。
そしてもうひとつは彼女たちの「なにをしでかすかわからない魅力」に信頼を寄せているからです。
WEARは4人が揃うと面白い。それぞれが決して社交性に富んだ人間であるとまで言えませんが、なんにせよ4人揃うとおしゃべりが止まらないし、そのやりとりが痛快でたまらない。それはそのままステージにも持ち越されており、振り返れば彼女達が自身で考えて紡ぎ編み出したアドリブに対して「…ないな」と思ったことはない…いや、あったのかもしれないが思い出せない。いつも頰を緩ませて見ているような気がします。のんのんびよりです。
「これをこういうふうにすればああなる」という商売にあまり興味がなく、性格も顔面も年齢も出身もバラバラ。基本的には良い相乗効果があると試算した上で、ときに(それもそれなりの頻度で)「想像や期待もしていなかった面白いものが生まれる」瞬間が痛快であり、やはり面白い。RAiSE、KAGEHi、MiQ、NATSUMiの4人が作るWEARのステージはそういうものである、と思えているのは幸せなことです。
先輩やライバルの影響は受けているし冒頭の通りプロモーションのお手本にしているような事務所もある。かといって100%無菌室の純粋培養でなくても、突然変異でなくても、オリジナルは作れる。作れる、ではないか。表せる、か。
WEARはWEARしかいません。
確かめつつ築いてきたものや、逆算しながら置いてきたいくつかの伏線を回収して12月8日、ひとまずのオリジナルになります。
そこからはますますやりたい放題になるのが楽しみでもあり恐ろしくもあり(苦笑)もっともっと彼女達のWEARが表に、魅力に、武器になっていくような気がして、やはり楽しみでならないプロデューサーのイキリ長文でした。
ありがとうございました。