2020年8月11日 / 01:15 / 1日前

豪ビクトリア州、ウイルス感染増加ペース落ち着く

[シドニー 11日 ロイター] - オーストラリア南東部ビクトリア州の保健当局は11日、同州の新型コロナウイルスの新規感染者の伸びが、小幅にとどまったと公表した。同州は、感染の第2波でメルボルンのロックダウン(都市封鎖)を余儀なくされたが、感染者の増加ペースは落ち着き始めているようだ。

ビクトリア州で過去24時間に確認された感染者は331人、死者は19人。新規の感染者は前日の322人から小幅増加、死者は前日と同水準だった。

同州の1日当たり感染者は8月5日に725人を記録してピークに達したが、7月19日からメルボルンで導入された厳格なロックダウンを受けて、ここ数日減少傾向にある。

豪国内の感染者は約2万2000人、死者は332人で、他の先進国と比べて顕著に少ない。

人口が特に多いビクトリア州とニューサウスウェールズ(NSW)州以外では、ウイルス感染がほぼ封じ込められている。

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