挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
290/290

289.白薔薇とお披露目

 ダリヤとベルニージ、そして護衛騎士が向かったのは二階の奥、ソファーが壁際にある広い部屋だった。

 ジルドと従者が遅れて入ってくると、ベルニージは姪を呼びに部屋を出て行った。


 今は貴族の歓談の時間。飲食をしつつ、互いの近況を語らうそうだ。

 庶民であるダリヤがお披露目のために広間に行くのは、もう少しばかり後である。


「少し時間があるな。慣れぬ場だ、一度歩幅合わせをしておくか?」

「お願いします」


 ジルドの提案を、ダリヤは即座に受けた。

 彼に向かい合い、その肩と手に白手袋を付けた手を合わせる。

 そして、従者の手拍子に合わせ、ダンスの出だしのステップを踏み、歩幅の確認をする。


 ジルドはダリヤの歩幅に完全に合わせてくれ、ターンが早すぎても見事に修正してくれた。腕で支えてはくれるが、身体は密着せず、常に一定の隙間がある。

 流石、高位貴族である。慣れているのだろうが、上手だとしか言いようがない。


「ずいぶん意外そうな顔をしているな」


 五分の一曲ほどの歩幅合わせを終えて離れると、ジルドに苦笑された。

 感心と驚きが自分の顔にはっきり出ていたらしい。


「いえ、私が下手なので大変にありがたいです……ジルド様は、いつ頃からダンスを始められたのですか?」

「始めたのは物心つく頃、まともに踊れるようになったのは十二、三か。幼馴染みだった妻を補助することが多かったのでな」


 どうやらジルド夫妻は幼い頃からのお付き合いらしい。

 貴族で幼馴染みの婚約者――ちょっとロマンチックな響きである。


「一曲で靴の艶が無くなるほどに踏むので、ダンスパートナーが絶滅したそうだ。幸い、私に靴の替えは多かったのでな、今日までパートナーとして踊ることになった」


 真顔で冗談を言うのはやめて頂きたい。

 そして、話していると本人がやってくるというのは本当らしい。

 入ってくる妻に対し、ジルドは目だけで笑っている。

 ダリヤは慌てて表情かおを整えた。


「間もなくベルニージ様がいらっしゃいますわ。ダリヤさん、そんなに難しいお顔はなさらず、本日は気軽な練習とお思いになって」

「ど、努力します……」


 ティルの優しい気遣いにも、咄嗟に、はい、と言えなかった。

 自分でもわかってはいるのだが、おどおどとした感じが抜けない。


 豪華な部屋と調度、まばゆい魔導シャンデリアの灯り、きらびやかな貴族の装い。

 自信と優雅さに満ちた、華やかな者達。あの中に庶民の自分が入って行くのは、とても場違いな気がする。

 せめてヴォルフがいれば――そう思ってしまう自分の弱さが情けない。


 気づかれぬよう深呼吸を繰り返していると、部屋の扉が開いた。


 入って来たのはベルニージと、水色のドレス姿のかわいらしい少女だ。

 少女の年の頃は十四、五か。薄茶の髪に、鳶色とびいろの目、白い陶磁器のような滑らかな肌が印象的だった。


「ああ、お会いしたかったです!」


 花が咲くように笑った少女を、ダリヤは微笑ましく思った。

 主催のジルドに挨拶をするのだろう、すでに知っている間柄なのかもしれない。そう思って、邪魔にならぬよう少し距離をとる。


 だが、少女はジルドの横をゆっくりすぎ、ダリヤの真正面に立つ。

 そして、思いきり笑みを深め、この自分の両手をとった。


「ロセッティ様! 私にじぶんで歩ける喜びを取り戻してくださって、ありがとうございます!」

「え?」


 感極まった声で名を呼ばれ、咄嗟の返事が出てこない。

 この少女とは初対面のはずだ。必死に記憶をたどっても、顔に覚えはない。

 目を丸くしているダリヤの前、少女はドレスの裾を膝まで持ち上げる。


「魔導義足です、ベルニージ様より頂きました! 本日、服飾ギルドのルチアさんが、きれいに飾ってくださいました!」


 そこにあるのは、空色の義足。

 膝下からのそれは、繊細な白いレースと、艶やかな青のサテンリボンで飾られている。

 足首あたりの高さには咲き始めの白薔薇が飾られ、その芳香を漂わせていた。


 ドレスの裾はやや短め、そこに隠すことはなく、美しく飾られた義足に、服飾師である友の真剣な横顔を思い出す。


「きれいですね……」

「はい、ルチアさんがとてもよくしてくださって! あ、申し訳ありません! 私ったら名乗りもせず――北のグッドウィン子爵家の次女、ユリシュア・グッドウィンと申します」


 鳶色とびいろの目の少女は、頬を染めながら名乗った。


「魔導義足は本当にすばらしいです! 関わった方、皆様に御礼を申し上げたいです」

「お言葉をありがとうございます。皆、喜ぶと思います」


「私は、この春、足に怪我をしてひどく化膿してしまい……神官が他地域の怪我人のため、街にいらっしゃらず、ポーションでも治りませんでした。王都に参りますときに途中で大雨に遭い、着いたときには七日を過ぎており、治すことはできませんでした」

「そうだったのですか……」


 王都には神殿があり、いつでも神官が多くいるが、他の地域はそうではない。

 魔力のある神官か、治癒魔法持ちの魔導師がその場にいなければ、重い怪我の治癒は難しい。化膿していればなおさらだ。


「それで、足に似た見た目の義足を作りましたが、歩くことはできなくて。領地に戻れば皆が嘆くかと思うと帰れず、かといって学院に行く勇気もなく……ただ自分の不運を嘆いて、王都の屋敷の部屋から出ずにおりました。そうしたら先日ベルニージ様がいらして、ドアを蹴破られました」

「え?」


 待ってほしい、落ち込んでいる少女に対し、もうちょっと穏便な方法はなかったのか。

 思わずベルニージの顔を見ると、赤茶の目をすっとそらされた。


「立て付けの悪い扉でな、致し方なかったのだ」


 しれっと扉に責任をなすりつけるのをやめてほしい、絶対に嘘だ。


「ベルニージ様は、それでもベッドにしがみついていた私を、シーツと毛布でぐるぐる巻きにして、脇に抱えて運ばれました」


 少女は笑んでいるが、それは運んだというより連れ去りだ。

 どう想像しても、絵面えづらが完全に犯罪である。


「あの、お屋敷の皆様はご心配なさったのでは?」

「いや、『急ぎ、歩けるようにしに行く』と言ったら、皆、すぐ廊下を空けてくれたぞ」

「物は言い様ですね……」


 思わずそうつぶやくと、ユリシュアが吹き出した。


「そうですね、でなければ屋敷の者達は止めていたと思います。私は『神殿に行ってももう無理です』と申し上げたのですが、神殿ではなくベルニージ様のお屋敷に行き、そこで魔導義足と魔導義手を教えて頂いたのです」


「そんな形のものがなぜ足の代わりに動くのかと聞かれて、仕組みの説明に難儀なんぎしてなぁ……」

「よくわからなくて考えていたら、ベルニージ様が護衛騎士の皆様と、剣を折るほど激しく戦うのを見学させてくださいました」


 ちょっと待ってほしい。

 魔導義足や義手を説明したいのはわかる。

 だが、それと仕組みは別の話だ。大体、なぜそこまで激しい戦いを見せねばならないのか。この少女が、戦いを見てひいたらどうしていたのだ?


「皆様格好良くて、とても感動致しました! 魔導義足や魔導義手なら、いずれあんなに動けるようになるのかと!」

「そう、ですか……」


 きらきらと鳶色とびいろの目を輝かせるユリシュアに、大変納得した。

 ベルニージの姪の娘とのことだが、彼と似た気質でもあるらしい。


 ただし、魔導義足や魔導義手を付けたからと言って、すべての者がベルニージや護衛騎士のように動けるようになるわけではない。

 元々の運動神経や体力、魔力、魔導義足や魔導義手との相性など、いろいろなことが影響するのだ。

 しかし、今、それがかなり言いづらい。


「見学後から、魔導義足を作って合わせ、訓練して頂きました」

「訓練、ですか?」

「はい。ベルニージ様はすぐ動けたとのことですが、私は運動神経があまりよくないので、初日は一歩も進めず……絨毯の上に毛布を沢山敷いて頂き、転ぶ練習から始めました」


「ユリシュアはとても頑張り屋なのだ。アザだらけになってもなかなかポーションを飲まんでな」

「ベルニージ様、それは内緒にしてくださいと……!」


 顔を赤くした少女が、ベルニージの袖を引っ張る。

 老人はすまぬすまぬと言いながら、愛しい孫に向けるような目で彼女を見つめていた。


「その、杖無しで少し歩けるようになったのが最近で、ダンスはまだできないのですけれど。本日、開発に携わったロセッティ様がお披露目と伺って、どうしても御礼を申し上げたくて――」


 後ろに一歩下がり、どこにも寄りかかることなく立った少女は、ドレスの裾を少しだけ持ち上げた。


「魔物討伐部隊相談役、魔導具師ダリヤ・ロセッティ様、心より感謝申し上げます」


 ユリシュアはそう言うと、ドレスから手を離し、胸の前で両手をきつく組む。


「私は――これまで高等学院の文官科を勧められておりましたが、何度でも試験を受けて、必ず魔導具科に入ります。沢山勉強して、一人前の魔導具師となって、魔導義足や魔導義手を作りたいと思います!」

「……どうぞ、頑張ってください」


 決意あふれる鳶色とびいろには、一切の迷いはなく――

 彼女に応援の言葉を続けようとして、喉がつまる。


「あの……失礼なお願いとは承知しておりますが、よろしければ、魔導具科に合格したら、『ロセッティ先輩』と呼ばせて頂けませんか?」

「もちろんです。いいえ――どうぞ、今からダリヤとお呼びください」

「ありがとうございます! 私のことも、どうぞ『ユリシュア』とお呼びくださいませ。どうか敬称は無しでお願いします、『ダリヤ先輩』!」

「わかりました、『ユリシュア』」


 ユリシュアは、はい!とうれしげに返事をすると、まぶしく笑った。

 その途端、少しだけバランスを崩し、すぐに立て直す。

 それを見たベルニージはメイドに目で合図し、膝を曲げ、少女の顔に高さを合わせた。


「ユリシュア、これからダリヤ先生はお披露目準備がある。今少し、茶菓子を味わってくるといい」

「はい! ダリヤ先輩のダンスの前には迎えにいらしてくださいね、ベルニージ様!」


 少女は笑顔で挨拶をし、メイドと共に出て行く。

 その少し危うい歩みを、ダリヤはドアが閉まるまで見送っていた。




「ダリヤ先生」

「はい、なんでしょう?」


 少しあらたまった声のベルニージに、ダリヤはドレスの裾を揺らして向き直る。


「ヴォルフから頼まれた。自分がお披露目に間に合わず、ダリヤ先生がもし緊張しているようなら、勇気づけてほしいと」

「そうでしたか……私は、大丈夫です」


 ヴォルフが自分を気遣ってくれたことがありがたい。

 それに、今の少女が魔導義足で動けるようになり、魔導具師を目指してくれると聞けたのもうれしい。

 せめてこれから、お披露目で恥ずかしくないようにしたいと思う。


「ダリヤ先生、あなたはいろいろな魔導具を作ってくださるが、誰かに褒められるといつも、他の者達のおかげだ、共にやったことだと、そうおっしゃるな……」

「はい、でも実際にそうですので。一人ではできなかったことばかりですから」


「だから――『本当は、自分に男爵位はふさわしくない』、そうお考えなのか?」

「……これからふさわしくなれるよう、努力をしたいと思っております」


 目の前の老人は、お見通しだった。

 誰かに教えてもらい、材料をもらい、手伝ってもらい――本当に一人きりでできたことなど、何もないかもしれない。


 それに、男爵位は魔物討伐部隊の相談役となったおかげであり、それさえも自分を守ってもらう手段のようなものだ。

 自分自身が爵位をもらうのに値するかと聞かれれば、とてもうなずくことなどできない。


「まったく、勘違いもはなはだしいな。ダリヤ先生は、これほど取り返してくれたではないか」

「取り返す、ですか?」


 突然の言葉、そして思い浮かばぬことに、ダリヤはベルニージを見つめる。

 その赤茶の目が、自分に向けて優しくゆるんだ。


「魔導義足を最初に考え、儂とユリシュアの歩みを取り返してくれたのは、あなただ。見た目だけ足に似た義足では、我々は前に進めず、こうして笑うこともできなかった」

「ベルニージ様……」


 その足は、ユリシュアと同じ空色の義足を、靴で隠すことなく見せている。

 数歩近づき、ダリヤの目の前に立ったベルニージは、最初に会った日よりもずっと大きく見えた。


「手伝いがあろうが、素材をもらおうが変わりはないではないか。儂の家族と彼女の家族に、安堵と笑顔を取り戻したのはあなただ。儂を含め、泣く泣く引退した騎士達を再起させ、その笑顔を取り戻してくれたのもあなただ。魔物討伐部隊の環境を整え、隊員に快適さと笑顔を取り戻したのもあなただ。だから、ダリヤ先生――いいや、まだ王印なき今、この場だけではあるが、先取りで呼ばせて頂こう」


 ベルニージがその両腕を大きく広げ、ひどくまっすぐ自分を見た。


「『ロセッティ男爵』、大いに誇れ! あなたはまちがいなく、爵位を持つべき方だ!」


 壁に反響するほど高らかに言いきった彼は、一点の曇りもない笑顔で――

 それがみるみるにじんで、見えなくなった。


「ベルニージ、様……」


 声がかすれる。鼻の奥がツンと痛い。

 耐えようとして、耐えられなくて――目のふちぎりぎりからあふれた涙を、早足で近づいてきたティナがハンカチで押さえてくれた。


「お泣きになってはいけませんよ、ダリヤさん。せっかくの美しいお顔に影がさしてしまいます」

「す、すみません……」

「使うといい」


 近くのジルドがティナにハンカチを渡すと、彼女はダリヤの鼻の部分にそっと添えてくれた。

 最早遠慮もできず、必死に鼻を押さえる。


 ティナはダリヤの肩に手を置いたまま、ベルニージに顔を向けた。


「ベルニージ様、お披露目前に淑女を泣かせて、どうなさるおつもりですか?」

「いや、これは、その――誠に申し訳ないっ!」


 あわあわと態度を崩すベルニージに、涙は止まり、つい笑ってしまう。

 ここで泣いては、本当に皆に迷惑をかけることになる。

 懸命に呼吸を整えていると、ベルニージが深くため息をついた。


「ここにヴォルフがいたら、何かこう、緊張をほぐすようなことを言って笑わせてくれたのだろうが……どうも儂は、がさつでいかんな」


 その言葉に、ヴォルフの笑顔を鮮やかに思い出した。

 自分の開発した魔導具で人の笑顔を取り戻せたというのなら、これほどうれしいことはない。


 がっくりと肩を落とすベルニージに、ダリヤは一段声を大きくして礼をのべる。


「いえ――ベルニージ様、お言葉、本当にありがとうございました」


 少女の笑顔、引退騎士達の笑顔、魔物討伐部隊員達の笑顔、そして、ヴォルフの笑顔。

 それをしっかりと胸に抱き、今日この日、一人の魔導具師として誇ろう。

 うつむかず、胸を張り、お披露目を受けよう。


 魔物討伐部隊の相談役魔導具師として、そして、ヴォルフの友として。

ご感想と応援をありがとうございます。

おかげさまで5巻が9月25日刊行です。どうぞよろしくお願いします。

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
おかげさまで、5巻9月25日に発売となります。応援とお読み頂いていることに感謝申し上げます。
※4巻電子版に関するお詫びとお知らせを活動報告(2020/02/26)にてアップしております。
MFブックス様にて1~4巻発売中です。(公式ページはこちらから)
コミカライズ:MAGCOMI様にてWEB連載中・BLADEコミックス様より1,2巻発売中
角川コミックス・エース様より1,2巻発売中です。
更新はTwitterでもお知らせしております。

感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻大好評発売中です。 ◇◆◇コミカライズ新シリーズ連載予定!! ◇◆◇詳細は下のリンクから飛べます。  私の前世の記憶が蘇ったの//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全229部分)
  • 18689 user
  • 最終掲載日:2020/04/24 07:00
復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全119部分)
  • 19398 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 17:32
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 25761 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全123部分)
  • 17429 user
  • 最終掲載日:2020/05/03 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

◆オーバーラップノベルス様より書籍8巻まで発売中です。本編コミックは5巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は3巻まで発売中です。◆ 異世界召喚に巻き込まれた俺、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全531部分)
  • 27680 user
  • 最終掲載日:2020/08/10 23:55
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全113部分)
  • 21583 user
  • 最終掲載日:2020/08/09 12:00
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。 高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全51部分)
  • 20119 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 12:24
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 25883 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

 エレイン・ラナ・ノリス公爵令嬢は、防衛大臣を務める父を持ち、隣国アルフォードの姫を母に持つ、この国の貴族令嬢の中でも頂点に立つ令嬢である。  しかし、そんな両//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全199部分)
  • 18418 user
  • 最終掲載日:2020/07/10 06:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 19806 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全481部分)
  • 23881 user
  • 最終掲載日:2020/08/04 00:00
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 18397 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全273部分)
  • 27899 user
  • 最終掲載日:2020/08/11 03:46
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍八巻 2020/08/07 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカラ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全642部分)
  • 19171 user
  • 最終掲載日:2020/08/04 09:39
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版20巻+EX巻、コミカライズ版10巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 18109 user
  • 最終掲載日:2020/07/10 18:00
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

※書籍化・コミカライズします※ 「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!!」 「はい、分かりました」 「えっ」 公爵令嬢リーシェは、夜会の場をさっさと後に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全65部分)
  • 19549 user
  • 最終掲載日:2020/08/08 19:18
神達に拾われた男(改訂版)

アニメ、制作進行中です! 公式サイトが公開されました。 ●シリーズ累計160万部突破! ●書籍1~8巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中です。 ●コミカ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全229部分)
  • 20915 user
  • 最終掲載日:2020/08/10 16:00
転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理します   ~お飾り王妃はマイペースに最強です~

【書籍版1巻重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】 【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全102部分)
  • 19528 user
  • 最終掲載日:2020/06/04 07:00
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全210部分)
  • 19993 user
  • 最終掲載日:2020/08/10 00:00
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全313部分)
  • 19310 user
  • 最終掲載日:2020/08/01 23:04
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

【R2/5/15(金)アース・スターノベルよりノベル3巻発売。R2/4/11アース・スターコミックスよりコミックス1巻発売。ありがとうございます&どうぞよろしく//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全127部分)
  • 21886 user
  • 最終掲載日:2020/07/29 22:00
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全120部分)
  • 32819 user
  • 最終掲載日:2020/08/07 19:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 26061 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい

☆★☆コミカライズ第2弾はじまります! B's-LOG COMIC Vol.91(2020年8月5日)より配信です☆★☆ エンダルジア王国は、「魔の森」のスタン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全221部分)
  • 23008 user
  • 最終掲載日:2018/12/29 20:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全196部分)
  • 17539 user
  • 最終掲載日:2020/06/04 12:00
誰かこの状況を説明してください

貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全202部分)
  • 19183 user
  • 最終掲載日:2020/08/07 21:57
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全389部分)
  • 19306 user
  • 最終掲載日:2020/08/08 18:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 20912 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00