積み木遊び、勉強教える 焼津市民の会が外国籍の子どもを支援
2020年8月11日 05時00分 (8月11日 05時02分更新)
市民グループ「多文化共生を考える焼津市民の会 いちご」が、焼津市の利右衛門地区コミュニティ防災センターで、外国籍の子どもに勉強や遊びを教える「放課後ひろば」を開いた。
日系フィリピン人の児童ら八人が参加。各地で積み木遊びを教えているゲストの園田英史さん(56)=静岡市清水区=らの指導で、国語や算数の勉強の後、積み木やゲームを楽しんだ。
「いちご」は二〇一四年から、学校の長期休暇に合わせ学習支援の「しゅくだいひろば」を続けているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、八日の開催は中止。近隣の児童を対象にした小規模な「放課後ひろば」を開いた。
関係者らによるリモート会議もあり、外国籍住民のコロナ禍での状況、今後の支援の在り方などを話し合った。 (酒井健)
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