夫が逮捕された事件について、私の古巣自民党議員は、
目だったコメントをしていない。
そして野党も蓮舫先生が「(同事件を)安楽死や尊厳死
議論の契機にしてはいけない」と述べたのみ。
夫を擁護する必要も価値も全くないけれど、死を賭して
訴えたかったことがある林さんの思いまでスルーする
国政には、異議を申し立てたい。
孫引きになるが
https://diamond.jp/articles/-/244495?page=4
2019年11月25日、嘱託殺人の直前には、こ
のような(林さんの)ツイートがある。
「65歳ヘルパー 体ボロボロなのは私のトイレ
介助のせいなんだと責める 施設行きになる
あそこに入ったら殺されると脅される む
かついてもやめろと言えない 代わりがい
ないから 惨めだ」
同ダイヤモンドon-line記事の筆者は述べる。
「嘱託殺人は、この惨めさからの救済となった。
しかし、私はあえて疑問を呈したい。ヘルパーに
イジメを受ける日常からの脱出手段が、
なぜ「安楽死」になるのだろうか。」
私も同感だ。
在宅で生活していた林さんには、重度訪問介護
サービスが提供されていたと報道にある。
同サービス提供事業所には、林さんに提供した
サービス報酬だけで、国から月額200万超の公費が
支給されていたことになる
(ただしサービス提供事業所が一軒だけであった場合)。
200万超の報酬を受けながら、なぜ心ある介護を提供
しなかったのだろう。重度訪問介護事業所の問題だ
けではない。ケアマネージャーも入っていた。訪問
診療も入っていた。おそらく訪問看護も。もしかす
ると相談支援事業所も。
国は、闘病しながら地域で暮らす権利を保障するために、
月額250万強の公費を投じていたにも関わらず、利用者
である林さんから「死にたい、惨めだ」という声が挙げ
られていた事実を、重く受け止めるべきではないのか。
障害者虐待防止法に基づき、指定権者である京都府は
立ち入り検査なり、聞き取り調査をすべきだと私は思
います。ダイヤモンドon-lineで示された林さんのものと
されるツイッターなどの証拠は、同じ京都府庁内の京都
府警にあるわけですしね。
そしてここはぜひ、衆議院厚生労働委員時代の大好き
な大先輩であり、元厚生労働政務官の山井先生にお口
添え賜りたいです。選挙区は京都(6区)であられますし。
ご専門ですよね。
頼りにしてます