モーリシャス重油流出、作業難航 重油が海岸に漂着

JNN/TBS
2020年8月10日 (月) 15:31

インド洋モーリシャス沖で商船三井が運航する貨物船が座礁、大量の燃料が流出した事故で、流出を食い止める作業が難航し、重油が海岸にも漂着しています。

商船三井が運航する「WAKASHIO」は先月25日にモーリシャス沖で座礁し、燃料の重油が流出。モーリシャス政府は「環境上の緊急事態」を宣言しています。

流出した重油は1000トン以上に上り、食い止める作業は悪天候により難航。AP通信によりますと、船の損傷が広がるおそれもあり、さらなる流出が懸念されています。

重油は海岸にも大量に漂着していて、住民や学生らも加わり、除去作業が続けられています。(10日11:16)