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2020.7.26

世界幸福度ランキングは、今年も欧州勢が上位独占?2020年版が公表

(写真=lzf/stock.adobe.com)
(写真=lzf/stock.adobe.com)
今年も国連の「世界幸福度ランキング」が発表されました。例年の上位常連組のヨーロッパ勢は今年もランキングを総なめにしたのでしょうか。日本の順位はどのように変化したのでしょうか。国連の英文レポートをひもといていきましょう。

世界幸福度ランキング2020年版

世界幸福度ランキングは国連組織の「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」が毎年発表しており、2020年3月20日に最新版となる2020年版(対象:153ヵ国・地域)が公表されました。

この調査では「1人当たりGDP」や「健康寿命」、「寛容さ」などを考慮してランキングが作られています。ランキングは以下の通りです。

1位:フィンランド(7.809)
2位:デンマーク(7.646)
3位:スイス(7.560)
4位:アイスランド(7.504)
5位:ノルウェー(7.488)
6位:オランダ(7.449)
7位:スウェーデン(7.353)
8位:ニュージーランド(7.300)
9位:オーストリア(7.294)
10位:ルクセンブルク(7.238)
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61位:韓国(5.872)
62位:日本(5.871)
63位:ペルー(5.797)
(※丸括弧内はスコア)

例年の調査と同様に、欧州勢、特に北欧の国々が上位をほぼ独占するかたちとなりました。フィンランドは3年連続首位となっています。すべての評価項目のスコアが平均的に高く、この調査指標においては、特記すべき課題がほぼないことが特徴といえるでしょう。

日本は前回よりも順位を4つ落とし、62位という結果となりました。過去のランキングで最も低い順位です。50~60位の国々の中では1人当たりGDPや健康寿命のスコアは高いものの、どれだけ寄付をしているかで示される「寛容さ」などが低い結果となっています。
 

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日本の順位は今後どう変動する?

国際的な幸福度ランキングはほかにもあり、この調査結果がすべてとはいえないものの、日本の順位が今後どう変動していくのか、気になるところです。
 

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