ハロー、エヴリバディ。
今回は「チェンソーマン」の由来を紹介。
一見チェンソーは現代的な言葉だが、鎖(チェーン)とノコギリ(ソー)に分ければ、
【地獄のドアを開くチェンソー】という本物の聖書用語になる。
Then I saw an angel coming down from heaven,
holding 【the key of the abyss】 and
a 【great chain】 in his hand.
━━Revelation 20:1
ソロモンの鎖(チェーン)は黙示録20章では
「アビスの大いなる鎖」
「ドラゴン、古き蛇、悪魔、サタンを千年縛る鎖」と言う。
この鎖はサタン(ルシファー)では切ることができない。
アビスは地獄、ハデス、ローカストホールとも言う。
このチェーンは【アビスの鍵】と共にあり、
《悪魔を地獄から解き放つ役目》を背負っている。
There were nets of network and twisted threads of 【chainwork】
for the capitals which were on the top of the pillars;
seven for the one capital and seven for the other capital.
━━1Kings 7:17
ソロモンの鎖はタロットカードの二番目「ハイプリーステス」の二本柱、
【B(ボアズ)】と【J(ヤキン)】に巻かれた鎖であり、
ソロモンがヒラム(フリーメイソンでは始祖)に依頼し造らせた鎖であり、
七つの網(ネット)を形造り、列王記7章17節に登場する。
アメリカンコミック『SPAWN』のヒーロー、アル・シモンズが
体に巻いている鎖の由来がこの鎖だ。このチェーンは時に刃を出し、
チェンソーとして敵を切り裂く。つまりシモンズもチェンソーマンだ。
チェンソーマンたる彼もまた、地獄に降り、地獄の住人を解放する。
チェンソーマンたるデンジが地獄に降るのは必然だ。
【ダビデのノコギリ(ソー)】はサムエル記下12章31節にあるが、
すごく込み入った複雑な誤訳を伴っている。
これは悪魔アモン、魔王アスモデウス、悪魔虫シャミール、天使ラファエル、
悪魔レギオン、フリーメーソンの開祖、バベルの塔、3匹の子ぶたなどに
関する深い秘密があるが、ネタバレの可能性を考慮して、今は語らない。
このノコギリは【地下牢(ダンジョン)の鍵を開ける力】を持ち、
聖人が「リアルの地下牢から出てくる」時に用いる霊的ノコギリだ。
巨人、ユダヤ、ギリシャ、戦神アレス、群衆に勝利したノコギリだ。
まとめると、「鎖(チェーン)」「鋸(ソー)」は
凄まじい力を持つ対悪魔神具で【鍵を開ける力】を持つ。
鋸の方は悪魔を■■■す秘密の力がある。
ただ、「邪神を切り裂くチェーンソー」という偶然を除けば、
漫画やアニメやゲームでチェンソーがまともに表現された事はない。
エンタメ以前に教会やアートでもほとんど伝えていない。
藤本タツキという世界的に最も美しい漫画を描く者だからこそ、
フルカラーのアメコミや時代劇や映画に絵的に勝る。
「胴を真っ二つにして地獄に並べた宇宙飛行士」
を美しく描ける漫画家は地球に一人だけだ。
すごいぞチェンソーマンヽ( ´∀`)ノ
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