自宅で医師の診察から薬処方まで 政府「医療オンライン化」に本腰
2020年8月9日 16時31分 (8月9日 16時43分更新)
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政府は、患者が自宅にいながら医師の診察、薬の処方、配送まで一貫して受けられる「医療のオンライン化」に本格的に乗り出す。新型コロナウイルスの感染拡大でニーズが高まる中、特例で認めている初診時からのオンライン診療を当面継続。2022年にかけて関係機関での患者データの共有や、電子処方箋の全国運用も始める。医療側には安全性を懸念する声もあり、対象疾患などを巡って慎重な検討が必要となりそうだ。
政府は行政、教育、医療分野などのデジタル化、オンライン化を進める方針。マイナンバーカードを核として個人情報一元化を進め、21年3月からは健康保険証としても使えるようにする。
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