沖縄県は9日、新たに159人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日に確認される感染者数としては過去最多。クラスターの発生している那覇市の歓楽街・松山の飲食店従業員らを対象にしたPCR検査の陽性者も含まれている。県内の累計感染者数は1127人となった。
米軍関係はキャンプ・ハンセン3人とキャンプ・コートニー1人の計4人で、累計感染者数は314人だった。
県医師会などは8日、松山で86人が陽性だったと発表している。直近1週間(1日から7日)で10万人あたりの感染者数は、県内は33.56人で8日連続で全国最多だった。 2番目に多い東京都は17.28人。
県内では7月下旬から急速に感染が拡大しており、県は、不要不急の外出自粛を呼び掛ける独自の緊急事態宣言を8月1日から15日まで発令している。