大分合同新聞アンケート

別府の留学生2人感染 アルバイト先のゆめタウン、一部休業

 県は8日、別府市の立命館アジア太平洋大に在籍する20代の男子留学生2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内で外国籍の感染者は初めて。県内の新規感染確認者は6日連続で計80人となった。
 県によると、2人はルームシェアをしている。1人は4日深夜に39・0度の熱が出た。その後、せきや頭痛などの症状も現れ、7日のPCR検査(遺伝子検査)で陽性反応が出た。
 もう1人は6日に同市の「ゆめタウン別府」でアルバイトをした後、7日に38・9度の発熱。同日の検査で分かった。食品売り場を担当しているが、バックヤードが中心で客と接する業務ではないという。
 2人は8月上旬、自宅で複数回にわたって計10人前後の友人と会食している。ゆめタウンの従業員も含めて濃厚接触者がいないか調べる。
 大学への登校は7月16日以降なく、授業は全てオンラインで受けていた。2人とも医療機関に入院しているが、重症ではない。
 ゆめタウン別府を運営するイズミ(広島市)によると、同店は8日午前11時から店内の「食品館」を臨時休業し、消毒した。他の売り場は体調不良や感染が疑われる従業員がいないことを確認し、営業を続けた。同社は「保健所と連携し、安全確保ができ次第、食品館を再開したい」と話した。

※この記事は、8月9日 大分合同新聞 23ページに掲載されています。

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