名前矢野了平
やの りょうへい
出身地埼玉県さいたま市(旧・大宮市)
生年月日1977年6月19日
主に担当番組– ミラクル9
– 潜在能力テスト
– 今夜はナゾトレ
– 99人の壁
など

Q:仕事を始めてから1番衝撃を受けたディレクターは?

・クイズでは、日本テレビの河野雄平さん
高校生クイズを「知の甲子園」路線に変更して番組を蘇らせ、往年の「アメリカ横断路線」も見事に現代にあった形に蘇らせた。

・クイズ以外ではテレビマンユニオンの内山雄人さん
「先輩ROCKYOU」のゲストの【背骨】を引き出すための取材姿勢やスタジオでの攻めた演出は目からウロコの連続だった。


 日テレの河野さんはぼくはお仕事したことないんですけどどういう方なんですか?

 クイズ番組って画面構成がすごく大事なんですよ。
ここにサイドテロップが出ていて、ここに点数が出ていてここに問題文が出ていて問題文は何行で、とか。河野さんはその画面構成にすごくこだわりがある人なんですよ。

 へぇ~、画面構成。

 「アメリカ横断」の時もロケハンで全部縮尺を計ってくるんです。
例えば、走る列車の上で早押しクイズをやるために会議室に同じサイズのセットを作って、カメラを置いて「この位置ならこのテロップが入るな」とか計算したうえで収録にのぞむんです。そこが分かってない人だと収録した後に編集で困ったりするんです。クイズ問題の作り方から画面構成まで含めてここまでクイズ番組を理解して作ってる人はそうはいないと思いますね。

 面白い話ですね~。「先輩ROCKYOU」の内山さんもぼくはお仕事したことないんですがどんな人なんですか?

 色々凄いところはあったんですけど印象的だったのは打ち合わせで演者さんの「他の番組では見せない顔」を引き出すのがうまかったですね。

 ほぉ、打ち合わせがうまい。

 一緒に打ち合わせに行ってもヒヤヒヤするときあったんですよ。ギリギリを攻めるから「演者さんを怒らせちゃうんじゃないか?」って。でも結果的には収録でいいものを作って演者さんも満足して帰るっていう。

 演出力の中には「打ち合わせ力」とか「引き出し力」もあるってことですよね。