第9章 連続音音源を使用する
- 2037/04/25
- 00:00
この章では、「連続音一括設定」プラグインを使ってUTAU連続音音源を使用する方法を解説します。
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前章:第8章 UTAU用プラグインをインストール/使用する
UTAU連続音音源とは、全ての音素を「母音-子音-母音」の3音素が連続した状態(トライフォン)で収録して、全て同じ母音同士で結合することにより、単独音音源よりも滑らかに音を繋ぐことができるようにした音源方式です。(VOCALOID3/VOCALOID4でも2音素連続(ダイフォン)と併用する形で採用されています)
連続音音源の詳細な仕組みについては、UTAU操作マニュアルの以下のページをご参照ください。
15−1.連続音音源とは
連続音音源の使い方については動画講座も参考にしてください。
9-1 連続音音源と「連続音一括設定」プラグインをUTAUにインストールする
9-1-1 連続音音源を入手、インストールする
以下の章で重音テト「連続音」+「単独音」ライブラリーをインストール済みの場合はその音源を使用できます。
単独音ライブラリーをインストールした場合は、「連続音」+「単独音」ライブラリーをインストールし直してください。
第2章 デフォルト以外のUTAU音源をインストールする/使用する音源を選択する
また、重音テト以外にも連続音音源は数多く公開、配布されています。「ニコニコ大百科版」のUTAU音声ライブラリ名称一覧等のページでご確認ください。
また、東北ずん子の公式ページにも、9種類のキャラクターのUTAU連続音音源が公開、配布されていますので、お勧めします。
以下の配布ページ上部にあるお好みのキャラクター名をクリックするとキャラクター別に音源を紹介している所に飛びます。
http://zunko.jp/con_voice.html
※「東北ずん子」のみUTAU連続音音源ではなく、VOCALOID4になります。なおVOCALOID4の体験版は無料で使用できるようです。
※「東北ずん子でしゃべる」、「東北きりたんでしゃべる」はVOICEROIDという喋らせるソフトになります。
9-1-2 「連続音一括設定」プラグインをUTAUにインストールする
前章の「第8章 UTAU用プラグインをインストール/使用する」にて、「連続音一括設定」プラグインの配布場所とUTAUにインストールする方法を解説していますので、ご確認ください。
9-2 UTAUのオプション設定を確認する
最新のUTAUではデフォルトで連続音音源を使用するのに適切な設定になっていますが、念のためご確認ください。
9-2-1 メニューバーの「ツール」より「オプション」を選択して、オプション画面を開いてください。
9-2-2 「全般」タブを選択して、その中の「編集」タブを選択して、「歌詞変更時に原音から先行発声・オーバーラップ値をコピーしない」にチェックを入れてください。
※「自動連続音モード変更時にクロスフェードを設定する」という項目がありますが、これはレジスト登録を実施しないと設定できません。クロスフェードは連続音一括設定プラグインで一括で設定できますので、「自動連続音モード変更時にクロスフェードを設定する」の項目は無視してください。
9-2-3 「レンダリング」タブを選択して、「レンダリング時にファイルの存在チェックを行い、なるべく音抜けしないようにする。(遅くなります)」にチェックを入れてください。
9-2-4 「キャッシュ」タブを選択して、「中間ファイルをキャッシュする」にチェックを入れて、ラジオボタンの「キャッシュを削除しない」を選択してください。以上で連続音音源用のオプション画面設定は完了ですので、「OK」ボタンをクリックしてオプション画面を閉じてください。
※クロスフェードの最適化を実行する際に、キャッシュを必要とします。基本的には「キャッシュを削除しない」設定を推奨します。ハードディスクまたはSSDの空き容量に余裕がない場合は、ラジオボタンの「一定の容量を超えたら古いものから削除」を選択して、連続音音源のファイル容量と同容量(100MB~500MB程度)の数値を入力して指定してください。
9-3 自動ピッチモード(Mode2)に設定する
UTAUメイン画面右上にある「Mode2」ボタンをクリックして自動ピッチモードに設定し、全ての音符にポルタメントが適用されるようにしてください。連続音の仕様上ポルタメントの設定をしないと、音程の違う音を滑らかに繋ぐことができないので必ず実施してください。
※「Mode2」ボタンが押し込まれていて、右横に「Trace」「Render」ボタンが表示されている状態が自動ピッチモードになります。
※もし自動ピッチモードに設定してもポルタメント曲線が表示されない場合は、「連続音一括設定」プラグインでも設定できますので、そのまま進んでください。
9-4 「連続音一括設定」プラグインを実行する
9-4-1 先に「Ctrl」+「A」キーを押す等の方法で音符を全て選択してから、メニューバーの「ツール」より「プラグイン」→「連続音一括設定」を選択して、プラグインを起動してください。
9-4-2 「連続音一括設定」画面にて、下画像の赤枠で囲った2つの項目以外の全ての項目にチェックを入れてください。
以下の2つの項目は基本的にはチェックを外してください
・Rを歌詞として使う(特殊な使い方なので最初は使わない方が良い)
・ポルタメント(先におま☆かせ調声機能等で調声したポルタメント設定が初期化されてしまうので、基本的にはここでは適用しないでください。ただし、前項にて自動ピッチモードに切り替えてもポルタメント曲線が表示されない場合はチェックを入れて適用してください)
下画像の青枠で囲った項目(ラジオボタン)は下画像の通りにしてください。(デフォルトではラジオボタンの項目は下画像の通りに選択されているはずです)
設定が終わったら「OK」ボタンをクリックしてプラグインの画面を閉じてください。
9-4-3 下画像のように、歌詞が「- か」「a え」「e る」「u の」・・・というように、連続音用の表記に変化して、音符が音符の途中の部分でクロスフェードしているのを確認してください。
※音符がクロスフェードしている状態を確認するには、メイン画面左下の「~」ボタンまたは、F4キーを押してください。
9-5 クロスフェードの最適化を実施する
9-5-1 「連続音一括設定」プラグインを実行した後に1回再生を実施してください。
次に再生した部分の音符が選択状態になっているの確認してから、UTAUメイン画面右上にある「クロスフェード最適化」ボタンをクリックしてください。
※クロスフェード最適化には、再生時に作成されるキャッシュを必要とする為、必ず事前に1回再生してください。
9-5-2 「適用範囲のキャッシュを削除しますか?」というポップアップ画面が出るので「はい」をクリックしてください。
9-5-3 再度「クロスフェード最適化」を実施した範囲の音符を再生してください。再度「クロスフェード最適化」ボタンをクリックして最適化処理を繰り返すとより良い結果が得られる場合がありますが、処理には多少時間がかかる為、最低1回、出来れば3回程度実施すれば問題ありません。
※以下のようなポップアップ画面が出た場合は最適化済みの為、これ以上最適化処理を繰り返す必要はありません。「OK」をクリックして画面を閉じてください。
9-6 語尾音を使用する
UTAU連続音音源では、以下の方法で各フレーズの最後に語尾音用の音符を付け加えることにより、息遣いを表すリアルな表現を与えることができます。
注意:語尾音を付けるのは必須ではありません。特にテンポの速い楽曲でスピード感、メリハリ感を出したい場合などは語尾音を付けない方が良い場合もあります。息遣いを表す語尾音を付けるのはしっとりしたバラード等の楽曲向きの調声方法になります。
9-6-1 以下の①または②のどちらかの方法で16分音符~32分音符の長さの語尾音用の音符を挿入してください。
① 語尾音を付けたい音符の右端にカーソルを合わせて、「Ctrl」と「Shift」キーを両方押しながら左側へドラッグアンドドロップすると、音符を分割することができます。
注意1:分割後に同じ歌詞が自動的に入力されますが、分割前の音符のプロパティ(音量、モジュレーション、Flags等)は、分割後は前方の音符にのみ引き継がれ、後方の音符はデフォルト値に戻ります。
注意2:語尾音の発声の長さは16分音符~32分音符分に固定されている為、分割前より語尾の発声時間が短くなる場合があります。分割前に音符を少し長めに伸ばしておいた方が良いです。
② 語尾音を付けたい音符の右隣の休符Rの右端にカーソルを合わせて、左側へドラッグアンドドロップすると、休符Rを分割することができます。語尾音を付けたい側の休符をダブルクリックして、「R」を歌詞に書き換えれば音符に変えることができます。(休符Rを分割する場合はドラッグ時に「Ctrl」キーや「Shift」キーを押す必要はありません)
9-6-2 「が」の後には「a R」、「よ」の後には「o R」というように、「語尾の母音を表す英小文字(a、i、u、e、o、nのどれか)」+「半角スペース」+「半角英大文字の「R」」という歌詞を入力してください。
注意:音源によっては下画像のように「R」の代わりに「・(全角黒丸)」を入力する場合があります。
どちらを入力するかどうかは、確認したい音源が選択された状態で、メニューバーの「ツール」より「原音の設定」を選択して原音設定画面を開き、「エイリアス」に「a R」か「a ・」のどちらが表示されているかを確認してしてください。
9-6-3 追加した語尾音とその手前の音符を選択してから、「連続音一括設定」プラグインを起動してください。
9-6-4 「歌詞を置き換える」と「ポルタメント」のチェックを外してから、「OK」をクリックして「連続音一括設定」プラグインを閉じてください。
9-6-5 UTAUメイン画面左下の「~」ボタンまたは、F4キーを押して、下画像のように語尾音の手前と語尾音の音符がクロスフェードしているのを確認してください。後は一回再生してから、前項9-5の「クロスフェードの最適化」を実施してください。
注意:音源や状況によっては語尾音の音量を小さくした方が良い場合があります。音符の音量は画面左下の「~」ボタンが押されている状態で、音符を選択状態にしてから上下にドラッグすると調整できます。音量は音符の上に表示されている数字で確認できます。
次章:第10章 音符のプロパティ(パラメータ)を設定する
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前章:第8章 UTAU用プラグインをインストール/使用する
UTAU連続音音源とは、全ての音素を「母音-子音-母音」の3音素が連続した状態(トライフォン)で収録して、全て同じ母音同士で結合することにより、単独音音源よりも滑らかに音を繋ぐことができるようにした音源方式です。(VOCALOID3/VOCALOID4でも2音素連続(ダイフォン)と併用する形で採用されています)
連続音音源の詳細な仕組みについては、UTAU操作マニュアルの以下のページをご参照ください。
15−1.連続音音源とは
連続音音源の使い方については動画講座も参考にしてください。
9-1 連続音音源と「連続音一括設定」プラグインをUTAUにインストールする
9-1-1 連続音音源を入手、インストールする
以下の章で重音テト「連続音」+「単独音」ライブラリーをインストール済みの場合はその音源を使用できます。
単独音ライブラリーをインストールした場合は、「連続音」+「単独音」ライブラリーをインストールし直してください。
第2章 デフォルト以外のUTAU音源をインストールする/使用する音源を選択する
また、重音テト以外にも連続音音源は数多く公開、配布されています。「ニコニコ大百科版」のUTAU音声ライブラリ名称一覧等のページでご確認ください。
また、東北ずん子の公式ページにも、9種類のキャラクターのUTAU連続音音源が公開、配布されていますので、お勧めします。
以下の配布ページ上部にあるお好みのキャラクター名をクリックするとキャラクター別に音源を紹介している所に飛びます。
http://zunko.jp/con_voice.html
※「東北ずん子」のみUTAU連続音音源ではなく、VOCALOID4になります。なおVOCALOID4の体験版は無料で使用できるようです。
※「東北ずん子でしゃべる」、「東北きりたんでしゃべる」はVOICEROIDという喋らせるソフトになります。
9-1-2 「連続音一括設定」プラグインをUTAUにインストールする
前章の「第8章 UTAU用プラグインをインストール/使用する」にて、「連続音一括設定」プラグインの配布場所とUTAUにインストールする方法を解説していますので、ご確認ください。
9-2 UTAUのオプション設定を確認する
最新のUTAUではデフォルトで連続音音源を使用するのに適切な設定になっていますが、念のためご確認ください。
9-2-1 メニューバーの「ツール」より「オプション」を選択して、オプション画面を開いてください。
9-2-2 「全般」タブを選択して、その中の「編集」タブを選択して、「歌詞変更時に原音から先行発声・オーバーラップ値をコピーしない」にチェックを入れてください。
※「自動連続音モード変更時にクロスフェードを設定する」という項目がありますが、これはレジスト登録を実施しないと設定できません。クロスフェードは連続音一括設定プラグインで一括で設定できますので、「自動連続音モード変更時にクロスフェードを設定する」の項目は無視してください。
9-2-3 「レンダリング」タブを選択して、「レンダリング時にファイルの存在チェックを行い、なるべく音抜けしないようにする。(遅くなります)」にチェックを入れてください。
9-2-4 「キャッシュ」タブを選択して、「中間ファイルをキャッシュする」にチェックを入れて、ラジオボタンの「キャッシュを削除しない」を選択してください。以上で連続音音源用のオプション画面設定は完了ですので、「OK」ボタンをクリックしてオプション画面を閉じてください。
※クロスフェードの最適化を実行する際に、キャッシュを必要とします。基本的には「キャッシュを削除しない」設定を推奨します。ハードディスクまたはSSDの空き容量に余裕がない場合は、ラジオボタンの「一定の容量を超えたら古いものから削除」を選択して、連続音音源のファイル容量と同容量(100MB~500MB程度)の数値を入力して指定してください。
9-3 自動ピッチモード(Mode2)に設定する
UTAUメイン画面右上にある「Mode2」ボタンをクリックして自動ピッチモードに設定し、全ての音符にポルタメントが適用されるようにしてください。連続音の仕様上ポルタメントの設定をしないと、音程の違う音を滑らかに繋ぐことができないので必ず実施してください。
※「Mode2」ボタンが押し込まれていて、右横に「Trace」「Render」ボタンが表示されている状態が自動ピッチモードになります。
※もし自動ピッチモードに設定してもポルタメント曲線が表示されない場合は、「連続音一括設定」プラグインでも設定できますので、そのまま進んでください。
9-4 「連続音一括設定」プラグインを実行する
9-4-1 先に「Ctrl」+「A」キーを押す等の方法で音符を全て選択してから、メニューバーの「ツール」より「プラグイン」→「連続音一括設定」を選択して、プラグインを起動してください。
9-4-2 「連続音一括設定」画面にて、下画像の赤枠で囲った2つの項目以外の全ての項目にチェックを入れてください。
以下の2つの項目は基本的にはチェックを外してください
・Rを歌詞として使う(特殊な使い方なので最初は使わない方が良い)
・ポルタメント(先におま☆かせ調声機能等で調声したポルタメント設定が初期化されてしまうので、基本的にはここでは適用しないでください。ただし、前項にて自動ピッチモードに切り替えてもポルタメント曲線が表示されない場合はチェックを入れて適用してください)
下画像の青枠で囲った項目(ラジオボタン)は下画像の通りにしてください。(デフォルトではラジオボタンの項目は下画像の通りに選択されているはずです)
設定が終わったら「OK」ボタンをクリックしてプラグインの画面を閉じてください。
9-4-3 下画像のように、歌詞が「- か」「a え」「e る」「u の」・・・というように、連続音用の表記に変化して、音符が音符の途中の部分でクロスフェードしているのを確認してください。
※音符がクロスフェードしている状態を確認するには、メイン画面左下の「~」ボタンまたは、F4キーを押してください。
9-5 クロスフェードの最適化を実施する
9-5-1 「連続音一括設定」プラグインを実行した後に1回再生を実施してください。
次に再生した部分の音符が選択状態になっているの確認してから、UTAUメイン画面右上にある「クロスフェード最適化」ボタンをクリックしてください。
※クロスフェード最適化には、再生時に作成されるキャッシュを必要とする為、必ず事前に1回再生してください。
9-5-2 「適用範囲のキャッシュを削除しますか?」というポップアップ画面が出るので「はい」をクリックしてください。
9-5-3 再度「クロスフェード最適化」を実施した範囲の音符を再生してください。再度「クロスフェード最適化」ボタンをクリックして最適化処理を繰り返すとより良い結果が得られる場合がありますが、処理には多少時間がかかる為、最低1回、出来れば3回程度実施すれば問題ありません。
※以下のようなポップアップ画面が出た場合は最適化済みの為、これ以上最適化処理を繰り返す必要はありません。「OK」をクリックして画面を閉じてください。
9-6 語尾音を使用する
UTAU連続音音源では、以下の方法で各フレーズの最後に語尾音用の音符を付け加えることにより、息遣いを表すリアルな表現を与えることができます。
注意:語尾音を付けるのは必須ではありません。特にテンポの速い楽曲でスピード感、メリハリ感を出したい場合などは語尾音を付けない方が良い場合もあります。息遣いを表す語尾音を付けるのはしっとりしたバラード等の楽曲向きの調声方法になります。
9-6-1 以下の①または②のどちらかの方法で16分音符~32分音符の長さの語尾音用の音符を挿入してください。
① 語尾音を付けたい音符の右端にカーソルを合わせて、「Ctrl」と「Shift」キーを両方押しながら左側へドラッグアンドドロップすると、音符を分割することができます。
注意1:分割後に同じ歌詞が自動的に入力されますが、分割前の音符のプロパティ(音量、モジュレーション、Flags等)は、分割後は前方の音符にのみ引き継がれ、後方の音符はデフォルト値に戻ります。
注意2:語尾音の発声の長さは16分音符~32分音符分に固定されている為、分割前より語尾の発声時間が短くなる場合があります。分割前に音符を少し長めに伸ばしておいた方が良いです。
② 語尾音を付けたい音符の右隣の休符Rの右端にカーソルを合わせて、左側へドラッグアンドドロップすると、休符Rを分割することができます。語尾音を付けたい側の休符をダブルクリックして、「R」を歌詞に書き換えれば音符に変えることができます。(休符Rを分割する場合はドラッグ時に「Ctrl」キーや「Shift」キーを押す必要はありません)
9-6-2 「が」の後には「a R」、「よ」の後には「o R」というように、「語尾の母音を表す英小文字(a、i、u、e、o、nのどれか)」+「半角スペース」+「半角英大文字の「R」」という歌詞を入力してください。
注意:音源によっては下画像のように「R」の代わりに「・(全角黒丸)」を入力する場合があります。
どちらを入力するかどうかは、確認したい音源が選択された状態で、メニューバーの「ツール」より「原音の設定」を選択して原音設定画面を開き、「エイリアス」に「a R」か「a ・」のどちらが表示されているかを確認してしてください。
9-6-3 追加した語尾音とその手前の音符を選択してから、「連続音一括設定」プラグインを起動してください。
9-6-4 「歌詞を置き換える」と「ポルタメント」のチェックを外してから、「OK」をクリックして「連続音一括設定」プラグインを閉じてください。
9-6-5 UTAUメイン画面左下の「~」ボタンまたは、F4キーを押して、下画像のように語尾音の手前と語尾音の音符がクロスフェードしているのを確認してください。後は一回再生してから、前項9-5の「クロスフェードの最適化」を実施してください。
注意:音源や状況によっては語尾音の音量を小さくした方が良い場合があります。音符の音量は画面左下の「~」ボタンが押されている状態で、音符を選択状態にしてから上下にドラッグすると調整できます。音量は音符の上に表示されている数字で確認できます。
次章:第10章 音符のプロパティ(パラメータ)を設定する
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