前回はボカロの自動調教に触れたんで、UTAUにもあんなかんじにできるのないかな?と探してみる。
まず、「UTAU プラグイン」でぐぐってヒットした上位3件を開いてみたよ。
ざっとみてこんなかんじ。
UTAU ユーザー互助会@ ウィキ - UTAU用プラグイン
UTAU界隈ではたぶん公式なみに有名であろうwikiのプラグインに関するページ
UTAUマニュアル14.プラグインによる機能拡張について
UTAU界隈のたぶん有名人でプラグイン作者さんなのかな?によるプラグインの導入方法の解説ページ
UTAUプラグイン配布あり ‐ ニコニコ動画:Q
ニコニコの「UTAUプラグイン配布あり」タグで検索した結果のページ
※2016/3/23追記現在、検索順位が変動していました。
上記以外で上位3件にあがっていたのが、以下のページ。
ZteerのUTAU関連物
多くの有用なプラグインを作っている方のまとめページっぽいです。
このかたのプラグインはいくつか私も愛用しています。
UTAU ユーザー互助会@ ウィキ - お勧めのプラグイン類まとめ
一番上のリンク先とおなじwiki内記事。
UTAUを使いこなしている方の視点からのおすすめがまとめられているみたいです。
初心者はまずはここから、がいいのかな。
wikiだけでもわりと網羅できそう。
新しいのが出ても編集人さんが随時追加してくれてるみたいです。
ニコニコでは新しいものをいち早く見つけたい場合に検索すればいいって感じかなあ。
・複数機能あり
「どんぶりプラグイン」
「機械的に出来る定番の単純作業を一発で終わらせる」のだそうです。
おお、自動調教が可能!?って思ったんだけど、実行画面を見てみるとちょっと使用には知識がいりそう。
数値で指定するタイプは視覚的に調整できないから難しい。
「ベタ打ち支援プラグイン」
私の環境ではUTAUをバージョンアップしたらなんか使えなくなった。
以前まではめっちゃ愛用してました。
複数の項目の設定を一括で変更できて、その設定状況を名前をつけて保存できる。
音源ごとに設定を保存できたりも。
さらに、その設定ファイルを配布して共有することも可能らしい。
なんかwikiから消えてますねえ。
配布終了しちゃったのかな?
すごく便利なプラグインだったのに残念。
「僕の考えた最強のry」
個人的に最強の名にふさわしいプラグインだと思ってます。
文字系は置換や、ひらがなとローマ字の変換、連続音と単独音の変換、ランダムな歌詞入力など。
処理系は、すっぴんや音符の長さ変更、休符の分割と結合、語尾エンベロープの調整など。
基本的に目新しい機能はないものの、それをするためだけのプラグインを複数入れるよりもこれひとつでできちゃうのは素直に便利。
テスト中のタブに入ってるBMI測定はちょっとわろた。
音源によっては身長体重が設定されてるキャラもいるから面白い機能かも。
※単独音→連続音のときに「てぃ」「とぅ」「でぃ」「どぅ」(他にもあるかも?)を認識できていないなど多少の不備あり。
・歌詞操作
「歌詞を連続音にする」
「歌詞を連続音化」
「連続音プレフィックス」
これらはたぶん同じ機能と思われます、多少の操作感の違いはあるでしょうけど。
どれかすきなのひとつ選ぶといいんじゃないでしょうか。
ただ、歌詞の連続音化に限った話ではないけど、こういう単独機能のプラグインってこの機能を含む多機能のプラグインをひとつ入れるだけでいいような気もする。
ただ、他の機能は別にいらない、歌詞の連続音化だけが欲しい、多機能のやつは起動が重いんじゃない?とか、容量を考えてあまり多機能を入れたくない、という方にピンポイント需要があるのかも。
「scat」
歌詞をランダムに書き換えるんですって。
「迷句リリ」で「ランダム」のモードで書き出した歌詞で曲つくるのとたいしてかわらんかな。
上で書いた多機能プラグイン「僕の考えた最強のry」にも含まれる機能。
「ローマ字かな変換」
UTAU海外組のなかにはエイリアスがローマ字の音源もあったりして、それようにつくられたUTAU編集ファイルは歌詞がローマ字で入力されていることもあったりして、それを他の音源に流用したいときに便利…?なのかな?
他には、例えば私はボカロエディタでいちいち日本語入力をオンにするのも面倒だから、音符を分割して母音を入れたいときについ「a」とか「i」とかローマ字のままで入れちゃうことあるんですよ、ボカロはそれでも声出してくれるから。
でもUTAUだともちろん原音や設定のエイリアスにない文字は無視されるんで、そういう人が作ったボカロファイルをインポートしたときに役立つかも。
ただ、ローマ字からかなへの変換しかできないんだったら、↓
「ひらがな→ローマ字・ローマ字→ひらがな」
こっちのほうが便利かも。
ただ、この機能も上で書いた多機能プラグイン「僕の考えた最強のry」にも含まれる。
「歌詞を母音化」
どういう場面で使うのかちょっと思いつきません、使い方はユーザー次第ってことで。
私は音素がそろっていないUTAUをハモリパートに採用したときに母音のみでUTAわせて重ねるため使いました。
「連続音を単独音化」
「歌詞を単独音化」
やっぱり機能単体よりも多機能をひとつ入れたほうがいいかな。
下のやつは(ついでにSTPなども削除する)って書いてあったけど、私それがなんなのかようわからんし、単独音化したらいろいろ設定が通用しない状態になってるからそもそもいったん「すっぴんプラグイン」かけるなあ、個人的には。
さらに上で書いた多機能プラグイン「僕の考えた最強のry」だと、連続音を単独音化しつつすっぴんもできる。
「Rのあとに- をつける」
連続音専用のように思えるけど、私は単独音でも母音は「-」つきとなしの両方を用意するカスタムを行ってるんで、個人的には重宝します。
「Rの位置を変更するプラグイン」
一応UTAUってRも音程情報を持ってるじゃないですか、その高さを変える目的のものっぽいです。
前の音符の高さから相対指定か、絶対指定で選べるようです。
プラグイン名は「Rの」ってついてるけど、R以外の文字も指定できるので、うーん、例えば語尾息を前の音から3つぐらい下げたところに設定したい場合なんかに使えるんだろうか?
「語尾音を追加するプラグイン」
音符の後にあるRを語尾息の音符に変更するっぽいですけど、単純にRの歌詞情報を書き換えるだけではなく、Rの長さを可能な範囲で調整するなど細かな気遣い処理が行われているみたいです。
「語尾以外のRも直前の語尾の高さに合わせる」というチェック項目があるってことは、Rを語尾に変換すると同時に高さを前の音にそろえてくれるってことでしょうね。
ひょっとすると事前に上の「Rの位置を変更するプラグイン」での処理が必要になるのかなって思いましたけど杞憂だったようです。
「Vsqインポート後の伸ばし棒を適切な母音に置換するプラグイン」
これ地味だけど便利ですわー。
ボカロだと例えば↑の「わー」だってちゃんと「わー」って発音してくれるけど、UTAUだと「わあ」じゃなきゃだめなんですよね。
ここは双方のソフトの、GUIこそ似てるけど内部的にぜんぜん違うことやってるって処理上しかたのないことなので、プラグインでさくっと対応しましょう。
・調声支援
「うたりす Ver 4.33」
ネーミングからしてたぶんぼかりすを参考?にした、元になるお手本の歌唱データを使った調教のプラグインだと思う。
私はいらないな。
自動作曲とはいえオリジナル曲を作っていくのが目的だから、お手本を自分でうたう必要がある。
ボカロの自動調教にすごいのが現れたら、ボカロでお手本を出力してUTAUでトレースってのはアリかもね。
ただ、UTAUのほうがプラグイン作者が多彩な気がするので、UTAU側でお手本なしで良い調教ができるプラグインが登場する方が早い気もする。
「鼻歌採譜プラグイン Ver 2.23 β」
鼻歌をもとにUTAUの編集ファイルを作成するっていうと上記の「うたりす」に近いような印象があるけど。
どちらかというと、midiキーボードのかわりに鼻歌で入力してUTAU編集ファイルを作る、ってかんじかな。
既存曲のカバーを作りたいけど耳コピできないって時とか、鼻歌でなんとなくメロディーは作れるけど自分でそれを音階に書き出すことができないって人は使えるかも。
鼻歌で作ったメロディーだけのUTAU編集ファイルをmidiにエクスポートして、簡単MIDI入力FirstSongで伴奏をつければオリジナル曲の完成だよ。
「連続音一括設定 ver1.60」
上でちょっと触れたけど、連続音←→単独音に関するさまざまな処理が一括でできる便利なプラグインなので、そのへんの単独機能プラグインを入れるよりもこれひとついれとけば連続音には困らないかも。
歌詞を連続音にするほかにも、逆に連続音歌詞を単独音にすることもできるみたい。
連続音と単独音の歌詞の変化だけなら全部「僕の考えた最強のry」にあるけど、変換の他にたとえば単独音を連続音に変換したあとに必要とされるさまざまな処理を、変換と同時に一括で行えるのがこのプラグインの強みかな。
「調声お手伝い ver1.17」
自動調教に近い効果が得られると思う。
設定に名前をつけて保存しておけるのも便利。
調整に関して聞きながら探るのではなく「この条件下では必ずこうする」みたいな自分なりの処理は、このプラグインで指定できる範囲なら全部自動化しちゃえばいいと思います。
「周波数トレーサー ver2.42」
たぶんうたりすと似た機能。
やっぱり私はいらないですけど、お手本ありでカバー曲をよく作る方や、オリジナル曲の、歌唱お手本を自分で歌って録音できる人には便利なんじゃないかな。
お好みでお好きなほうを。
「拡張ピッチエディタ ver2.15」
これらは、ピッチやエンベロープの編集を、UTAUの標準の機能では音符ひとつひとつに対してしかできなかったところ、ひとかたまりとしてまとめて編集できるようになるプラグイン。
自前の手動調教を極めたいなら使いこなしたい一品。
「autoCVVC」
「Diphone変換」
CVVC用のプラグインみたいです。
CVVC音源、私は今のところ使う予定がないので…必要になったらお世話になりますね。
「utauke」
「UTAUのキーボード操作周りを強化する常駐型のソフト」ということなんですけど、プラグインとしても使えるんだそうで。
ええと、簡単にいうと、UTAUそのものの操作はもちろん、それだけじゃなくこのソフトを起動常駐させている状態だとウィンドウズからUTAUを起動するなどの操作がキーボードショートカットからできる。すげえ。
でもそこまでしてUTAUにどっぷりじゃないんで、私はいらないかな。
「UTAU用・擬似キレ化プラグイン」
キレ音源が話題になってるけど、自分のお気に入りの音源がキレ化して登場してくれるとは限らないので、キレ音源化してない音源をまるでキレ音源のようにUTAわせることができる、らしい。
特にキレ音源を意識していない人でも、原音の音程からの距離が離れるほどに必要になる設定を一括でできる、といえば興味でるんじゃないかな。
設定しだいでお手軽に聞きやすい調教ができそうな予感。
私は原音より上へ離れるほど高いgを、下へ離れるほど低いgを追加しています。
多音階がない音源の場合、これでけっこう音程変更による音質の低下が防げる気がします。
「UTAUの音Shift右クリックしてでてくる音素をまとめて表示できるプラグイン」
Shift右クリックってあんまり使ってないんだけど、対象になる音源が増えると選ぶの大変らしいね。
私はとくに大変と思ったことないけど、もし声色の種類が豊富な音源をよく使っていて、大変と感じたことがあるのなら、すごく便利だと思う。
「選択したノートの音源を変更するプラグイン」
文字通り。
ひとつの編集ファイルに対して音源指定はひとつがUTAUの原則だけど、ファイル内で音源の切り替えができるみたい。
これはすごい。
「音量一括変更」
指定したLyricの音量を一括変更するそうです。
どうやら、指定範囲内で「ん」だけを音量下げるとか、そういう処理ができるみたい。
下にある「OverFlags」ってプラグインでも文字を指定する以外にも条件をつけられるし、音量以外にもいろいろ処理できるんだけど、「OverFlags」のほうはいちいち設定を保存しないと処理に進めないんですよね。
単発処理したいときにはちょっとわずらわしく感じることもあるので、文字指定と音量変更のみがやりたいならこっちのほうがフットワークは軽いかも。
「UTAU用BFプラグイン」
「brainf--kを独自拡張して、ustの編集ができる。」てかいてあるけどまったくわからん。
説明書があったのでこちらを参照するといいかも。
「条件設定プラグイン」
目指すところは「ベタ打ち支援プラグイン」と一緒かな?
ある意味自動調教?
GUIはなくて、あらかじめエディタで設定ファイルを編集しておいて、プラグインを実行するとその条件にしたがった処理をするのみっぽいです。
上級者向けかな。私にはちょっと難しい。
「NoBreathβ」
休符部分にブレスを追加とのこと。
最近はブレス単品よりも語尾息を収録する人が多いんだろうし、あんまり需要なくなっちゃったのかな。
作者さんの配布ページでも「あまり…」にカテゴライズされていました。
「OverFlags」
私が求めていたプラグインだ。
モジュレーション指定を原音設定項目に追加するか、語を条件にモジュレーションを設定できるプラグインをくれー!って言ってたら、とっくにあったんじゃないか。
もちろんモジュレーションじゃなくあらゆるプロパティの指定ができる、あと語だけじゃなく音階を条件にすることもできる。
早速ダウンロードだ。
「VCV2CVVC変換」
連続音音源CVVCとして歌えるかたちに変換するプラグインみたいです。
わたしほんとCVVCってよくわかってないんですけど、連続音があるのにわざわざCVVCにしなきゃいけないほどいいものなんですか?
って認識なので、あまり興味なかったんですけど…
これね、説明動画見てみたら、多音階音源の音階が切り替わるところだけをCVVC化するって使い方ができるみたいなんですよ。
多音階の音階が切り替わったときのクロスフェード部分の違和感が連続音の弱点ですから、それを解消できるってなるとちょっと興味わいてきましたね。
「先行発声をノート末尾に合わせる」
これは便利。
「です」の「す」って母音までハッキリ発音したくないよね。
「でs」ぐらいの感じにしたい。
私はそれを表現するために、原音設定を複製して別のエイリアス(私は「す」と区別して「ス」としていた)を作って、母音の部分をまるまるカットして使ってたんよ。
このプラグインがあれば、その作業が必要なくなるってこと。
「拡張原音設定HNプラグイン」
音のプロパティを原音設定みたいに読み書きできるプラグインみたいです。
原音設定で設定できる範囲って限られてるけど、音源によっては必ずこの処理をしなきゃいけないみたいな性質のもありますよね。
特に楽器UTAUなんかは特定のflagsを必ず入れてくださいとか。
このプラグインは二次配布を許可してるので、そういう特殊な音源を作って配布するときに同梱して、プロパティも原音設定同様指定してやったらすごくいいんじゃないかな。
「グルーヴ感追加プラグイン」
グルーヴ感がなんなのかよくわかりませんが、このプラグインの作者さんにもわからないそうです。
そんで設定画面はやたらと項目が多くて頭が痛くなりそうだし、そのうえ説明動画を見ていてプラグインの結果どう変わったのかもちょっとよくわからなかったので、申し訳ないけど私はそのへんが理解できるようになるまではノーサンキューでいいかな。
「Humanizer」
文字通り、ヒューマナイズ(ランダマイズ)するプラグインですね。
同じ歌詞同じメロディーだったら必ず同じ歌い方になるような機械的な調教から一歩踏み出すのにちょうどいいプラグインだと思います。
上級者はみんな手動でやってることなんでしょうけど、初心者にはそれが難しいんですもん。
なかったら作ろうと思っていましたが、あってよかったです。
・エンベロープ関連
「拡張エンベロープエディタ ver1.63」
上に書いた拡張ピッチエディタと同じ作者の「拡張」シリーズ。
同じように、複数の音符を指定してひとかたまりとして扱って編集できる。
「envmidle v1.02」
UTAU0.4系向け拡張エンベロープエディタミドルウェア、とのこと。
正直なにをおっしゃっているのかさっぱりわかりません。ごめんなさい。
配布サイトにいったら詳しい説明あるかな、って思ったらダウンロードファイルが並んでいるだけでした。
「エンベロープ正規化0.4用」
母音結合したりエンベロープ関連の一括編集を行ったりすると、音符の上に「!」マークがつくことあるよね。
あれを一括で正規化することができるんだと思う。たぶん。
UTAUの標準機能では、「!」マークのついた音符をひとつひとつ右クリックして正規化ボタンを押していくしかなかったんで、めんどくさかってん。
多機能プラグインのなかに正規化もできるものはいくつかあったんだけど、私が試したいくつかはどれもうまく動かないときがあったんで、これに期待。
してたんだけど・・・
やっぱり、他プラグインで自動調教を施したあとに「!」が大量発生したところに使ってみたら、母音結合がはがれてしまったりして、ひとつひとつを右クリックから標準機能で手作業で正規化したときと同じ成果は得られませんでした。つらい。
「Envelope Editor 2」
5点以上に対応したUTAU用エンベロープエディタをつくってみた、とのこと。
UTAU標準のエンベロープエディタに不満を感じてて、これは便利!ってことになるのかなあ。
私はエンベロープをどういじったらどんなふうに良い効果が生まれるから、こんなふうに調教してるぜ!みたいな知識テクニックがないので、いまいちありがたみがわからん。
・HANASU支援
「花篭」
文章を打ち込むとイントネーションをピッチに反映して書き出されるかんじ。
ちゃんと文脈をある程度解析して反映させてるみたいですけど、やっぱり機械的な出力には限界があるので、実行後手動の調整は必須。
ただ、いちから打ち込むよりはかなり楽。
「はなしたい」
HANASUを自動生成するだけではなく、読み上げの調子に表情を乗せたりといった機能がついてるみたいです。
「とっくん」
音符の高さは一定のままピッチ曲線だけで読み上げの調子を変化するモードと、音符の高さを変化させることで読み上げの調子を出すモードがあるみたいです。
どちらかしか使えないソフトが多いなか、これは便利。
「GachiHana」
HANASUガチ勢によるHANASUガチ勢のためのプラグインとのこと。
説明動画を見ると、どうやら既にたたき台が出来上がっているHANASUファイルに適用していくかたちになるみたいなので、上のプラグインとの併用が必要みたいですね。
「HANASU高速調声スクリプトを使用する」
上の「GachiHana」動画でもちょっと出てきてましたけど、この作者さんが作ったいろんなものが同梱されてるっぽいです。
この作者さんのプラグインを複数使っている、使う予定のある方なら落とせば、ってことなのかなあ。
「HANASUをベタ打ち」
文字通り。
読み上げの調子を自分で作りたい人のためのたたき台ファイルを作り出すのに役立つみたいです。
・プロパティ・フラグ
「プロパティ一括変更」
「プロパティ一括変更 (ScientistB版)」
下のほうが操作画面の項目の説明が詳しい。
これは、flagsの欄に記入することで音符に付与できるさまざまなプロパティを選択入力式で変更できる。
flagsの欄は自由入力だし、有効なパラメーターがわからない人も多いと思うんで、地味に便利かも。
「AddDirect」
「$directTrue削除」
これたぶん説明読む限りflagsに「$direct=True」を記入するだけの機能だ。
まあそらで書き込める人はもとより、コピペしないといけない人にとってもめったに使う機能でもなさそうだし、そこまで必要ではないかなあ。
使う人は、「Add」と「削除」をセットでダウンロードしておくと便利そう。
「拡張フラグエディタ ver1.11」
上でピッチエディタやエンベロープエディタも出てきた、「拡張」シリーズの作者のプラグインなので、同様に音符を複数選択した状態からまとめての処理が可能。
UTAUウィンドウの左下にある[~]と[P]を押した状態で音符のしたに表示されるパラメーター郡などをまとめて編集できるみたい。
「STP・子音速度の調整プラグイン」
(開発版)って書いてあったんで試してません。
そもそもSTPとはなんなのか私よくわからないのよ。
「フラグをグラデーションのように変化させる」
段階的にフラグの数値を変化させたい場合に便利。
私たまにがっつり調教するときやってたんだけど、このプラグインの存在しらなくて手動でしてたわ・・・
「VelocityViewer」
子音速度を棒グラフで操作できるプラグインだそうです。
ただ、上の「拡張フラグエディタ ver1.11」にも子音速度の項目があるし棒グラフで操作できるんですよね。
「音量を100きっかりにするプラグイン」
んん?これ範囲選択して複数のプロパティ開いて音量に100入力するのと何か違いがあるのかな?
「音の長さに加算」
プラグインタイトルには加算とありますが減算もできるみたいです。
選択範囲の音符が表としてでてくるので、先に数値だけ入力しておいて、これはのばすこれは縮めるみたいにポンポン指定していけます。
「ズレを直す」
お恥ずかしながら私が作ったプラグインですが…
UTAU本体機能の「編集」→「クオンタイズ」でズレ直せますので!
気付かないままプラグイン探して、ないから作ったんだけど、そのあと気付いたよ!
どうりでないわけだよ、必要ないから誰も作ってなかったんだよ、UTAU作者さんごめんなさい
・初期化
「すっぴんプラグイン Ver 2.01」
これは全ての設定をベタ打ち状態に戻すプラグイン。地味だけど便利。
調教の状態は音源により変わるので、他の音源用に調教を施された編集ファイルをそのまま流用して他の音源にUTAわせてもうまくいかないことも多い。
んでいったんこのプラグインにかけてベタ打ちに戻してから、改めてその音源用の調教を施すことを推奨します。
他人の編集ファイルをダウンロードして使わせてもらうときはもちろん、自分で作ったオリジナル曲を他の音源でセルフカバーしたいときにも使えるよ。
「拡張すっぴんプラグイン」
「選択した項目をすっぴん(初期状態)にするプラグイン」んで、すっぴん化する項目を選べる。
こっちのほうが便利かなあ。
「ピッチピッチぴっちゃん鱸」
せっかく設定した Mode1 のピッチ設定を初期化してしまう、らしい。
ピッチだけを初期化したいことってあるかな。
どちらにせよ上記「拡張すっぴんプラグイン」でまかなえそう。
・音符・休符の分割
「長い休符を分割」
「long R cutter 」
上の「長い休符を分割」のほうは(無保証)って書いてあったんで試してないけど、休符が長いとそれクリックしたときに横スクロールがやばいことになったりするじゃない?あれを防ぐのに便利そう。
ボカロファイルからのインポートだと長い休符が入ってることが多いんでね。
「long Note cutter 」
上に書いた「long R cutter 」の音符版みたい。
音符があんまりにも長くて分割する場面もたぶんあるよね。
UTAUだと特に、短い原音を長くのばすほど不自然になる可能性を秘めてるから。
「ぼいんぼいんプラグイン」
「しっぽぽんプラグイン」
上で触れた「ベタ打ち支援プラグイン」に統合されて配布停止していたプラグインですが、その「ベタ打ち支援プラグイン」が停止したためか再配布しているそうです。
音符の分割に役立つプラグインなので、また停止する前に欲しい方はぜひどうぞ。
・コピー&ペースト支援
「コピー・ペーストプラグイン」
「音程コピペプラグイン」
「キャッシュを壊さないように挿入/削除/コピー/貼り付け」
ということは、普通のコピペをするとキャッシュは壊れるのか。
編集じたいはボカロエディタでやって、UTAUはインポートして調教して書き出しにしか使ってないから知らなかった。
UTAUで直接編集するひとは便利かも。
「ピッチ曲線の貼り付けプラグイン」
別のUTAUウィンドウへピッチ曲線をコピーする、とのこと。
「異なるシンガーへの貼り付けや、異なるテンポへの貼り付け」ができるのが売りらしい。
「形式を指定して貼り付けプラグイン」
ピッチ曲線はもちろんエンベロープとかいろんな条件を指定して張り付けることができるみたい。
こっちは基本的にひとつの編集ファイル内での作業を想定してるようで、テンポが違ってもうまくいくかまでは不明。
・インポート・エクスポート
「Sinsy補助プラグイン」
UTAUからSinsy用のファイルを出力するプラグインです。
Sinsy使いたいなら重宝します。
「ImportVSQX」
VOCALOIDで出力したVSQXのノート情報をUTAUにインポートする、のだそうです。
あれ、ボカロファイルのノート情報って普通のインポートである程度持ち込めた気がするけど、こういうプラグインが出るってことは気のせいか。
だったらすごく便利ですね。
・その他
「twitterに投稿」
ツイッターに限らず私あんまりUTAU界隈に友達いないんで、そういうことつぶやくこともないし、いらないなあ…
「BGM同時再生プラグイン」
「UTAU上で無理矢理BGMを鳴らす」
伴奏とUTAUの試聴の同時再生ができるみたい。
これと、下の「UTAU全ウィンドウ同時再生・停止プラグイン」、ふたつのプラグインを使いこなせば、ハモリパートも伴奏も一度に確認できるってことじゃないですか?
いちいち書き出し→視聴をくり返す必要なくなるね。
「UTAU全ウィンドウ同時再生・停止プラグイン」
UTAUはボカロエディタみたいには複数トラックを持たないかわりに、複数ウィンドウを開くことができるんだ。
そんで、例えばメインの歌パートとハモリのコーラスパートを別ウィンドウで開いて編集してて、それらを同時に再生して視聴したいときに使えるのかな。
「長さの測定」
選択範囲中のノートの数そして長さの合計を算出するプラグインだそうです。
使い道はよくわからん。
「テキストエディタで開く」
「.txt」に関連付けされたテキストエディタでustを開くとのこと。
ustをメモ帳で開くメリットっていうか、なんのために・・・?
よくわからん。
「和音にする」
「UTAU用和音合成プラグイン」
通常UTAUって音符と休符の情報を連続してつないでいく作業をまるでボカロエディタのようなGUIで編集して出力実現してるだけなので、和音は扱えないんですよ。
そこを、プロパティを駆使して無理やり和音を鳴らしてしまうっていう性質のプラグインですね。
上のは範囲指定した長さの和音になりますが、下のは先頭の音符の長さに従うようです。
得られる結果はたぶん同じなのでお好きなほうをどうぞ。
「歌詞を食わせて勝手にUTAU」
お恥ずかしながら私が作ったプラグインです。
歌詞を入力するとUTAUエディタ上で自動作曲します。
UTAU上だと当然メロディーしか作れないので、伴奏を自分で作れる人じゃなきゃ使えないし、伴奏を作れる人ならメロディーだって自分で作れるでしょうから、はっきりいって使い道はない気がしています。
「ハモリを作る」
お恥ずかしながら私が作ったプラグインです。
選択範囲のハモリパートを自動生成します。上ハモリと下ハモリが選べます。
ただし、できあがるハモリは必ずしも完璧ではないので、最終的には聞いて調整する必要が出るかもしれません。
UTAUファイルを書き換えるのは不安があったので、midiファイルの出力という形式をとりました。
開発環境の影響で音符同士の間に休符が挟まってしまうので、UTAU本体機能の「編集」→「休符の削除」で対応してください。
「Rを消す」
これもねえ…お恥ずかしながら私が作ったんですけど…
上でもちょっと触れたけど、UTAU本体機能にあったんですよ、休符の削除っての。
ほんと恥ずかしい…UTAU作者さんごめんなさい
まず、「UTAU プラグイン」でぐぐってヒットした上位3件を開いてみたよ。
ざっとみてこんなかんじ。
UTAU ユーザー互助会@ ウィキ - UTAU用プラグイン
UTAU界隈ではたぶん公式なみに有名であろうwikiのプラグインに関するページ
UTAUマニュアル14.プラグインによる機能拡張について
UTAU界隈のたぶん有名人でプラグイン作者さんなのかな?によるプラグインの導入方法の解説ページ
UTAUプラグイン配布あり ‐ ニコニコ動画:Q
ニコニコの「UTAUプラグイン配布あり」タグで検索した結果のページ
※2016/3/23追記現在、検索順位が変動していました。
上記以外で上位3件にあがっていたのが、以下のページ。
ZteerのUTAU関連物
多くの有用なプラグインを作っている方のまとめページっぽいです。
このかたのプラグインはいくつか私も愛用しています。
UTAU ユーザー互助会@ ウィキ - お勧めのプラグイン類まとめ
一番上のリンク先とおなじwiki内記事。
UTAUを使いこなしている方の視点からのおすすめがまとめられているみたいです。
初心者はまずはここから、がいいのかな。
wikiだけでもわりと網羅できそう。
新しいのが出ても編集人さんが随時追加してくれてるみたいです。
ニコニコでは新しいものをいち早く見つけたい場合に検索すればいいって感じかなあ。
・複数機能あり
「どんぶりプラグイン」
「機械的に出来る定番の単純作業を一発で終わらせる」のだそうです。
おお、自動調教が可能!?って思ったんだけど、実行画面を見てみるとちょっと使用には知識がいりそう。
数値で指定するタイプは視覚的に調整できないから難しい。
「ベタ打ち支援プラグイン」
以前まではめっちゃ愛用してました。
複数の項目の設定を一括で変更できて、その設定状況を名前をつけて保存できる。
音源ごとに設定を保存できたりも。
さらに、その設定ファイルを配布して共有することも可能らしい。
なんかwikiから消えてますねえ。
配布終了しちゃったのかな?
すごく便利なプラグインだったのに残念。
「僕の考えた最強のry」
個人的に最強の名にふさわしいプラグインだと思ってます。
文字系は置換や、ひらがなとローマ字の変換、連続音と単独音の変換、ランダムな歌詞入力など。
処理系は、すっぴんや音符の長さ変更、休符の分割と結合、語尾エンベロープの調整など。
基本的に目新しい機能はないものの、それをするためだけのプラグインを複数入れるよりもこれひとつでできちゃうのは素直に便利。
テスト中のタブに入ってるBMI測定はちょっとわろた。
音源によっては身長体重が設定されてるキャラもいるから面白い機能かも。
※単独音→連続音のときに「てぃ」「とぅ」「でぃ」「どぅ」(他にもあるかも?)を認識できていないなど多少の不備あり。
・歌詞操作
「歌詞を連続音にする」
「歌詞を連続音化」
「連続音プレフィックス」
これらはたぶん同じ機能と思われます、多少の操作感の違いはあるでしょうけど。
どれかすきなのひとつ選ぶといいんじゃないでしょうか。
ただ、歌詞の連続音化に限った話ではないけど、こういう単独機能のプラグインってこの機能を含む多機能のプラグインをひとつ入れるだけでいいような気もする。
ただ、他の機能は別にいらない、歌詞の連続音化だけが欲しい、多機能のやつは起動が重いんじゃない?とか、容量を考えてあまり多機能を入れたくない、という方にピンポイント需要があるのかも。
「scat」
歌詞をランダムに書き換えるんですって。
「迷句リリ」で「ランダム」のモードで書き出した歌詞で曲つくるのとたいしてかわらんかな。
上で書いた多機能プラグイン「僕の考えた最強のry」にも含まれる機能。
「ローマ字かな変換」
UTAU海外組のなかにはエイリアスがローマ字の音源もあったりして、それようにつくられたUTAU編集ファイルは歌詞がローマ字で入力されていることもあったりして、それを他の音源に流用したいときに便利…?なのかな?
他には、例えば私はボカロエディタでいちいち日本語入力をオンにするのも面倒だから、音符を分割して母音を入れたいときについ「a」とか「i」とかローマ字のままで入れちゃうことあるんですよ、ボカロはそれでも声出してくれるから。
でもUTAUだともちろん原音や設定のエイリアスにない文字は無視されるんで、そういう人が作ったボカロファイルをインポートしたときに役立つかも。
ただ、ローマ字からかなへの変換しかできないんだったら、↓
「ひらがな→ローマ字・ローマ字→ひらがな」
こっちのほうが便利かも。
ただ、この機能も上で書いた多機能プラグイン「僕の考えた最強のry」にも含まれる。
「歌詞を母音化」
どういう場面で使うのかちょっと思いつきません、使い方はユーザー次第ってことで。
私は音素がそろっていないUTAUをハモリパートに採用したときに母音のみでUTAわせて重ねるため使いました。
「連続音を単独音化」
「歌詞を単独音化」
やっぱり機能単体よりも多機能をひとつ入れたほうがいいかな。
下のやつは(ついでにSTPなども削除する)って書いてあったけど、私それがなんなのかようわからんし、単独音化したらいろいろ設定が通用しない状態になってるからそもそもいったん「すっぴんプラグイン」かけるなあ、個人的には。
さらに上で書いた多機能プラグイン「僕の考えた最強のry」だと、連続音を単独音化しつつすっぴんもできる。
「Rのあとに- をつける」
連続音専用のように思えるけど、私は単独音でも母音は「-」つきとなしの両方を用意するカスタムを行ってるんで、個人的には重宝します。
「Rの位置を変更するプラグイン」
一応UTAUってRも音程情報を持ってるじゃないですか、その高さを変える目的のものっぽいです。
前の音符の高さから相対指定か、絶対指定で選べるようです。
プラグイン名は「Rの」ってついてるけど、R以外の文字も指定できるので、うーん、例えば語尾息を前の音から3つぐらい下げたところに設定したい場合なんかに使えるんだろうか?
「語尾音を追加するプラグイン」
音符の後にあるRを語尾息の音符に変更するっぽいですけど、単純にRの歌詞情報を書き換えるだけではなく、Rの長さを可能な範囲で調整するなど細かな気遣い処理が行われているみたいです。
「語尾以外のRも直前の語尾の高さに合わせる」というチェック項目があるってことは、Rを語尾に変換すると同時に高さを前の音にそろえてくれるってことでしょうね。
ひょっとすると事前に上の「Rの位置を変更するプラグイン」での処理が必要になるのかなって思いましたけど杞憂だったようです。
「Vsqインポート後の伸ばし棒を適切な母音に置換するプラグイン」
これ地味だけど便利ですわー。
ボカロだと例えば↑の「わー」だってちゃんと「わー」って発音してくれるけど、UTAUだと「わあ」じゃなきゃだめなんですよね。
ここは双方のソフトの、GUIこそ似てるけど内部的にぜんぜん違うことやってるって処理上しかたのないことなので、プラグインでさくっと対応しましょう。
・調声支援
「うたりす Ver 4.33」
ネーミングからしてたぶんぼかりすを参考?にした、元になるお手本の歌唱データを使った調教のプラグインだと思う。
私はいらないな。
自動作曲とはいえオリジナル曲を作っていくのが目的だから、お手本を自分でうたう必要がある。
ボカロの自動調教にすごいのが現れたら、ボカロでお手本を出力してUTAUでトレースってのはアリかもね。
ただ、UTAUのほうがプラグイン作者が多彩な気がするので、UTAU側でお手本なしで良い調教ができるプラグインが登場する方が早い気もする。
「鼻歌採譜プラグイン Ver 2.23 β」
鼻歌をもとにUTAUの編集ファイルを作成するっていうと上記の「うたりす」に近いような印象があるけど。
どちらかというと、midiキーボードのかわりに鼻歌で入力してUTAU編集ファイルを作る、ってかんじかな。
既存曲のカバーを作りたいけど耳コピできないって時とか、鼻歌でなんとなくメロディーは作れるけど自分でそれを音階に書き出すことができないって人は使えるかも。
鼻歌で作ったメロディーだけのUTAU編集ファイルをmidiにエクスポートして、簡単MIDI入力FirstSongで伴奏をつければオリジナル曲の完成だよ。
「連続音一括設定 ver1.60」
上でちょっと触れたけど、連続音←→単独音に関するさまざまな処理が一括でできる便利なプラグインなので、そのへんの単独機能プラグインを入れるよりもこれひとついれとけば連続音には困らないかも。
歌詞を連続音にするほかにも、逆に連続音歌詞を単独音にすることもできるみたい。
連続音と単独音の歌詞の変化だけなら全部「僕の考えた最強のry」にあるけど、変換の他にたとえば単独音を連続音に変換したあとに必要とされるさまざまな処理を、変換と同時に一括で行えるのがこのプラグインの強みかな。
「調声お手伝い ver1.17」
自動調教に近い効果が得られると思う。
設定に名前をつけて保存しておけるのも便利。
調整に関して聞きながら探るのではなく「この条件下では必ずこうする」みたいな自分なりの処理は、このプラグインで指定できる範囲なら全部自動化しちゃえばいいと思います。
「周波数トレーサー ver2.42」
たぶんうたりすと似た機能。
やっぱり私はいらないですけど、お手本ありでカバー曲をよく作る方や、オリジナル曲の、歌唱お手本を自分で歌って録音できる人には便利なんじゃないかな。
お好みでお好きなほうを。
「拡張ピッチエディタ ver2.15」
これらは、ピッチやエンベロープの編集を、UTAUの標準の機能では音符ひとつひとつに対してしかできなかったところ、ひとかたまりとしてまとめて編集できるようになるプラグイン。
自前の手動調教を極めたいなら使いこなしたい一品。
「autoCVVC」
「Diphone変換」
CVVC用のプラグインみたいです。
CVVC音源、私は今のところ使う予定がないので…必要になったらお世話になりますね。
「utauke」
「UTAUのキーボード操作周りを強化する常駐型のソフト」ということなんですけど、プラグインとしても使えるんだそうで。
ええと、簡単にいうと、UTAUそのものの操作はもちろん、それだけじゃなくこのソフトを起動常駐させている状態だとウィンドウズからUTAUを起動するなどの操作がキーボードショートカットからできる。すげえ。
でもそこまでしてUTAUにどっぷりじゃないんで、私はいらないかな。
「UTAU用・擬似キレ化プラグイン」
キレ音源が話題になってるけど、自分のお気に入りの音源がキレ化して登場してくれるとは限らないので、キレ音源化してない音源をまるでキレ音源のようにUTAわせることができる、らしい。
特にキレ音源を意識していない人でも、原音の音程からの距離が離れるほどに必要になる設定を一括でできる、といえば興味でるんじゃないかな。
設定しだいでお手軽に聞きやすい調教ができそうな予感。
私は原音より上へ離れるほど高いgを、下へ離れるほど低いgを追加しています。
多音階がない音源の場合、これでけっこう音程変更による音質の低下が防げる気がします。
「UTAUの音Shift右クリックしてでてくる音素をまとめて表示できるプラグイン」
Shift右クリックってあんまり使ってないんだけど、対象になる音源が増えると選ぶの大変らしいね。
私はとくに大変と思ったことないけど、もし声色の種類が豊富な音源をよく使っていて、大変と感じたことがあるのなら、すごく便利だと思う。
「選択したノートの音源を変更するプラグイン」
文字通り。
ひとつの編集ファイルに対して音源指定はひとつがUTAUの原則だけど、ファイル内で音源の切り替えができるみたい。
これはすごい。
「音量一括変更」
指定したLyricの音量を一括変更するそうです。
どうやら、指定範囲内で「ん」だけを音量下げるとか、そういう処理ができるみたい。
下にある「OverFlags」ってプラグインでも文字を指定する以外にも条件をつけられるし、音量以外にもいろいろ処理できるんだけど、「OverFlags」のほうはいちいち設定を保存しないと処理に進めないんですよね。
単発処理したいときにはちょっとわずらわしく感じることもあるので、文字指定と音量変更のみがやりたいならこっちのほうがフットワークは軽いかも。
「UTAU用BFプラグイン」
「brainf--kを独自拡張して、ustの編集ができる。」てかいてあるけどまったくわからん。
説明書があったのでこちらを参照するといいかも。
「条件設定プラグイン」
目指すところは「ベタ打ち支援プラグイン」と一緒かな?
ある意味自動調教?
GUIはなくて、あらかじめエディタで設定ファイルを編集しておいて、プラグインを実行するとその条件にしたがった処理をするのみっぽいです。
上級者向けかな。私にはちょっと難しい。
「NoBreathβ」
休符部分にブレスを追加とのこと。
最近はブレス単品よりも語尾息を収録する人が多いんだろうし、あんまり需要なくなっちゃったのかな。
作者さんの配布ページでも「あまり…」にカテゴライズされていました。
「OverFlags」
私が求めていたプラグインだ。
モジュレーション指定を原音設定項目に追加するか、語を条件にモジュレーションを設定できるプラグインをくれー!って言ってたら、とっくにあったんじゃないか。
もちろんモジュレーションじゃなくあらゆるプロパティの指定ができる、あと語だけじゃなく音階を条件にすることもできる。
早速ダウンロードだ。
「VCV2CVVC変換」
連続音音源CVVCとして歌えるかたちに変換するプラグインみたいです。
わたしほんとCVVCってよくわかってないんですけど、連続音があるのにわざわざCVVCにしなきゃいけないほどいいものなんですか?
って認識なので、あまり興味なかったんですけど…
これね、説明動画見てみたら、多音階音源の音階が切り替わるところだけをCVVC化するって使い方ができるみたいなんですよ。
多音階の音階が切り替わったときのクロスフェード部分の違和感が連続音の弱点ですから、それを解消できるってなるとちょっと興味わいてきましたね。
「先行発声をノート末尾に合わせる」
これは便利。
「です」の「す」って母音までハッキリ発音したくないよね。
「でs」ぐらいの感じにしたい。
私はそれを表現するために、原音設定を複製して別のエイリアス(私は「す」と区別して「ス」としていた)を作って、母音の部分をまるまるカットして使ってたんよ。
このプラグインがあれば、その作業が必要なくなるってこと。
「拡張原音設定HNプラグイン」
音のプロパティを原音設定みたいに読み書きできるプラグインみたいです。
原音設定で設定できる範囲って限られてるけど、音源によっては必ずこの処理をしなきゃいけないみたいな性質のもありますよね。
特に楽器UTAUなんかは特定のflagsを必ず入れてくださいとか。
このプラグインは二次配布を許可してるので、そういう特殊な音源を作って配布するときに同梱して、プロパティも原音設定同様指定してやったらすごくいいんじゃないかな。
「グルーヴ感追加プラグイン」
グルーヴ感がなんなのかよくわかりませんが、このプラグインの作者さんにもわからないそうです。
そんで設定画面はやたらと項目が多くて頭が痛くなりそうだし、そのうえ説明動画を見ていてプラグインの結果どう変わったのかもちょっとよくわからなかったので、申し訳ないけど私はそのへんが理解できるようになるまではノーサンキューでいいかな。
「Humanizer」
文字通り、ヒューマナイズ(ランダマイズ)するプラグインですね。
同じ歌詞同じメロディーだったら必ず同じ歌い方になるような機械的な調教から一歩踏み出すのにちょうどいいプラグインだと思います。
上級者はみんな手動でやってることなんでしょうけど、初心者にはそれが難しいんですもん。
なかったら作ろうと思っていましたが、あってよかったです。
・エンベロープ関連
「拡張エンベロープエディタ ver1.63」
上に書いた拡張ピッチエディタと同じ作者の「拡張」シリーズ。
同じように、複数の音符を指定してひとかたまりとして扱って編集できる。
「envmidle v1.02」
UTAU0.4系向け拡張エンベロープエディタミドルウェア、とのこと。
正直なにをおっしゃっているのかさっぱりわかりません。ごめんなさい。
配布サイトにいったら詳しい説明あるかな、って思ったらダウンロードファイルが並んでいるだけでした。
「エンベロープ正規化0.4用」
母音結合したりエンベロープ関連の一括編集を行ったりすると、音符の上に「!」マークがつくことあるよね。
あれを一括で正規化することができるんだと思う。たぶん。
UTAUの標準機能では、「!」マークのついた音符をひとつひとつ右クリックして正規化ボタンを押していくしかなかったんで、めんどくさかってん。
多機能プラグインのなかに正規化もできるものはいくつかあったんだけど、私が試したいくつかはどれもうまく動かないときがあったんで、これに期待。
してたんだけど・・・
やっぱり、他プラグインで自動調教を施したあとに「!」が大量発生したところに使ってみたら、母音結合がはがれてしまったりして、ひとつひとつを右クリックから標準機能で手作業で正規化したときと同じ成果は得られませんでした。つらい。
「Envelope Editor 2」
5点以上に対応したUTAU用エンベロープエディタをつくってみた、とのこと。
UTAU標準のエンベロープエディタに不満を感じてて、これは便利!ってことになるのかなあ。
私はエンベロープをどういじったらどんなふうに良い効果が生まれるから、こんなふうに調教してるぜ!みたいな知識テクニックがないので、いまいちありがたみがわからん。
・HANASU支援
「花篭」
文章を打ち込むとイントネーションをピッチに反映して書き出されるかんじ。
ちゃんと文脈をある程度解析して反映させてるみたいですけど、やっぱり機械的な出力には限界があるので、実行後手動の調整は必須。
ただ、いちから打ち込むよりはかなり楽。
「はなしたい」
HANASUを自動生成するだけではなく、読み上げの調子に表情を乗せたりといった機能がついてるみたいです。
「とっくん」
音符の高さは一定のままピッチ曲線だけで読み上げの調子を変化するモードと、音符の高さを変化させることで読み上げの調子を出すモードがあるみたいです。
どちらかしか使えないソフトが多いなか、これは便利。
「GachiHana」
HANASUガチ勢によるHANASUガチ勢のためのプラグインとのこと。
説明動画を見ると、どうやら既にたたき台が出来上がっているHANASUファイルに適用していくかたちになるみたいなので、上のプラグインとの併用が必要みたいですね。
「HANASU高速調声スクリプトを使用する」
上の「GachiHana」動画でもちょっと出てきてましたけど、この作者さんが作ったいろんなものが同梱されてるっぽいです。
この作者さんのプラグインを複数使っている、使う予定のある方なら落とせば、ってことなのかなあ。
「HANASUをベタ打ち」
文字通り。
読み上げの調子を自分で作りたい人のためのたたき台ファイルを作り出すのに役立つみたいです。
・プロパティ・フラグ
「プロパティ一括変更」
「プロパティ一括変更 (ScientistB版)」
下のほうが操作画面の項目の説明が詳しい。
これは、flagsの欄に記入することで音符に付与できるさまざまなプロパティを選択入力式で変更できる。
flagsの欄は自由入力だし、有効なパラメーターがわからない人も多いと思うんで、地味に便利かも。
「AddDirect」
「$directTrue削除」
これたぶん説明読む限りflagsに「$direct=True」を記入するだけの機能だ。
まあそらで書き込める人はもとより、コピペしないといけない人にとってもめったに使う機能でもなさそうだし、そこまで必要ではないかなあ。
使う人は、「Add」と「削除」をセットでダウンロードしておくと便利そう。
「拡張フラグエディタ ver1.11」
上でピッチエディタやエンベロープエディタも出てきた、「拡張」シリーズの作者のプラグインなので、同様に音符を複数選択した状態からまとめての処理が可能。
UTAUウィンドウの左下にある[~]と[P]を押した状態で音符のしたに表示されるパラメーター郡などをまとめて編集できるみたい。
「STP・子音速度の調整プラグイン」
(開発版)って書いてあったんで試してません。
そもそもSTPとはなんなのか私よくわからないのよ。
「フラグをグラデーションのように変化させる」
段階的にフラグの数値を変化させたい場合に便利。
私たまにがっつり調教するときやってたんだけど、このプラグインの存在しらなくて手動でしてたわ・・・
「VelocityViewer」
子音速度を棒グラフで操作できるプラグインだそうです。
ただ、上の「拡張フラグエディタ ver1.11」にも子音速度の項目があるし棒グラフで操作できるんですよね。
「音量を100きっかりにするプラグイン」
んん?これ範囲選択して複数のプロパティ開いて音量に100入力するのと何か違いがあるのかな?
「音の長さに加算」
プラグインタイトルには加算とありますが減算もできるみたいです。
選択範囲の音符が表としてでてくるので、先に数値だけ入力しておいて、これはのばすこれは縮めるみたいにポンポン指定していけます。
「ズレを直す」
お恥ずかしながら私が作ったプラグインですが…
UTAU本体機能の「編集」→「クオンタイズ」でズレ直せますので!
気付かないままプラグイン探して、ないから作ったんだけど、そのあと気付いたよ!
どうりでないわけだよ、必要ないから誰も作ってなかったんだよ、UTAU作者さんごめんなさい
・初期化
「すっぴんプラグイン Ver 2.01」
これは全ての設定をベタ打ち状態に戻すプラグイン。地味だけど便利。
調教の状態は音源により変わるので、他の音源用に調教を施された編集ファイルをそのまま流用して他の音源にUTAわせてもうまくいかないことも多い。
んでいったんこのプラグインにかけてベタ打ちに戻してから、改めてその音源用の調教を施すことを推奨します。
他人の編集ファイルをダウンロードして使わせてもらうときはもちろん、自分で作ったオリジナル曲を他の音源でセルフカバーしたいときにも使えるよ。
「拡張すっぴんプラグイン」
「選択した項目をすっぴん(初期状態)にするプラグイン」んで、すっぴん化する項目を選べる。
こっちのほうが便利かなあ。
「ピッチピッチぴっちゃん鱸」
せっかく設定した Mode1 のピッチ設定を初期化してしまう、らしい。
ピッチだけを初期化したいことってあるかな。
どちらにせよ上記「拡張すっぴんプラグイン」でまかなえそう。
・音符・休符の分割
「長い休符を分割」
「long R cutter 」
上の「長い休符を分割」のほうは(無保証)って書いてあったんで試してないけど、休符が長いとそれクリックしたときに横スクロールがやばいことになったりするじゃない?あれを防ぐのに便利そう。
ボカロファイルからのインポートだと長い休符が入ってることが多いんでね。
「long Note cutter 」
上に書いた「long R cutter 」の音符版みたい。
音符があんまりにも長くて分割する場面もたぶんあるよね。
UTAUだと特に、短い原音を長くのばすほど不自然になる可能性を秘めてるから。
「ぼいんぼいんプラグイン」
「しっぽぽんプラグイン」
上で触れた「ベタ打ち支援プラグイン」に統合されて配布停止していたプラグインですが、その「ベタ打ち支援プラグイン」が停止したためか再配布しているそうです。
音符の分割に役立つプラグインなので、また停止する前に欲しい方はぜひどうぞ。
・コピー&ペースト支援
「コピー・ペーストプラグイン」
「音程コピペプラグイン」
「キャッシュを壊さないように挿入/削除/コピー/貼り付け」
ということは、普通のコピペをするとキャッシュは壊れるのか。
編集じたいはボカロエディタでやって、UTAUはインポートして調教して書き出しにしか使ってないから知らなかった。
UTAUで直接編集するひとは便利かも。
「ピッチ曲線の貼り付けプラグイン」
別のUTAUウィンドウへピッチ曲線をコピーする、とのこと。
「異なるシンガーへの貼り付けや、異なるテンポへの貼り付け」ができるのが売りらしい。
「形式を指定して貼り付けプラグイン」
ピッチ曲線はもちろんエンベロープとかいろんな条件を指定して張り付けることができるみたい。
こっちは基本的にひとつの編集ファイル内での作業を想定してるようで、テンポが違ってもうまくいくかまでは不明。
・インポート・エクスポート
「Sinsy補助プラグイン」
UTAUからSinsy用のファイルを出力するプラグインです。
Sinsy使いたいなら重宝します。
「ImportVSQX」
VOCALOIDで出力したVSQXのノート情報をUTAUにインポートする、のだそうです。
あれ、ボカロファイルのノート情報って普通のインポートである程度持ち込めた気がするけど、こういうプラグインが出るってことは気のせいか。
だったらすごく便利ですね。
・その他
「twitterに投稿」
ツイッターに限らず私あんまりUTAU界隈に友達いないんで、そういうことつぶやくこともないし、いらないなあ…
「BGM同時再生プラグイン」
「UTAU上で無理矢理BGMを鳴らす」
伴奏とUTAUの試聴の同時再生ができるみたい。
これと、下の「UTAU全ウィンドウ同時再生・停止プラグイン」、ふたつのプラグインを使いこなせば、ハモリパートも伴奏も一度に確認できるってことじゃないですか?
いちいち書き出し→視聴をくり返す必要なくなるね。
「UTAU全ウィンドウ同時再生・停止プラグイン」
UTAUはボカロエディタみたいには複数トラックを持たないかわりに、複数ウィンドウを開くことができるんだ。
そんで、例えばメインの歌パートとハモリのコーラスパートを別ウィンドウで開いて編集してて、それらを同時に再生して視聴したいときに使えるのかな。
「長さの測定」
選択範囲中のノートの数そして長さの合計を算出するプラグインだそうです。
使い道はよくわからん。
「テキストエディタで開く」
「.txt」に関連付けされたテキストエディタでustを開くとのこと。
ustをメモ帳で開くメリットっていうか、なんのために・・・?
よくわからん。
「和音にする」
「UTAU用和音合成プラグイン」
通常UTAUって音符と休符の情報を連続してつないでいく作業をまるでボカロエディタのようなGUIで編集して出力実現してるだけなので、和音は扱えないんですよ。
そこを、プロパティを駆使して無理やり和音を鳴らしてしまうっていう性質のプラグインですね。
上のは範囲指定した長さの和音になりますが、下のは先頭の音符の長さに従うようです。
得られる結果はたぶん同じなのでお好きなほうをどうぞ。
「歌詞を食わせて勝手にUTAU」
お恥ずかしながら私が作ったプラグインです。
歌詞を入力するとUTAUエディタ上で自動作曲します。
UTAU上だと当然メロディーしか作れないので、伴奏を自分で作れる人じゃなきゃ使えないし、伴奏を作れる人ならメロディーだって自分で作れるでしょうから、はっきりいって使い道はない気がしています。
「ハモリを作る」
お恥ずかしながら私が作ったプラグインです。
選択範囲のハモリパートを自動生成します。上ハモリと下ハモリが選べます。
ただし、できあがるハモリは必ずしも完璧ではないので、最終的には聞いて調整する必要が出るかもしれません。
UTAUファイルを書き換えるのは不安があったので、midiファイルの出力という形式をとりました。
開発環境の影響で音符同士の間に休符が挟まってしまうので、UTAU本体機能の「編集」→「休符の削除」で対応してください。
「Rを消す」
これもねえ…お恥ずかしながら私が作ったんですけど…
上でもちょっと触れたけど、UTAU本体機能にあったんですよ、休符の削除っての。
ほんと恥ずかしい…UTAU作者さんごめんなさい
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