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グロウル効果追加エンジン
UTAUGROWL.EXE Ver2.10
UTAUGROWL.EXE Ver2.10
音声にグロウル効果(シャウト・ダミ声)を与えるUTAUエンジンです。このエンジン単体ではファイル生成はできません。他のエンジンを呼び出し、生成されたファイルを加工して作成します。
※使い方の注意※
音源によってグロウル効果が効きにくい場合があります。
他のUTAUエンジンと併用して使用するので、【1.インストール】をよく読んでインストールしてください。
ダウンロード:http://ux.getuploader.com/_torifly/download/52/utaugrowl210.zip
バージョン:2.10
更新:2015/01/31
メニュー
更新履歴
○Ver2.10 (2015/01/31)
・音量ビブラートの処理を追加。それに伴いフラグも追加。
・DLL音源を使用した場合にresampler、fresamp以外のエンジンが使用できなかった問題を解決する処理を追加。
・WAVEファイルの読み込みを修正。
・DLL音源を使用した場合にresampler、fresamp以外のエンジンが使用できなかった問題を解決する処理を追加。
・WAVEファイルの読み込みを修正。
○Ver2.01 (2014/11/06)
・oto.iniの取得にバグがあった問題を修正。
○Ver2.00 (2014/10/19)
・グロウル効果の内部処理の変更。
・フラグ取得の処理を変更。
・フラグの追加。
・コンソールに表示される文字列の追加。
・他のエンジンへ渡すコマンドラインの引数の表記の仕方を変更。
・readmeの修正。
・フラグ取得の処理を変更。
・フラグの追加。
・コンソールに表示される文字列の追加。
・他のエンジンへ渡すコマンドラインの引数の表記の仕方を変更。
・readmeの修正。
○Ver1.00 (2014/01/11)
・リリース。
1.インストール
UTAUエンジンがあるフォルダにutaugrowl.exeをコピーしてください。このエンジン単体では動きません。utaugrowl.exeを対応したい他のエンジン(resamplerなど)に『_ug』をつけた名前に変更してください。
resampler.exeと同じ場所にutaugrowl.exeをコピーして、名前を『resampler_ug.exe』に変更します。
※上図ではfresamp・TIPSも上記と同じようにutaugrowl.exeをコピーして名前が変更されています。
エンジン高速化ツールと併用する場合は、高速化した他エンジンと同様に『(対応したいエンジン名)_ug.exe』と名前を変えたutaugrowlをエンジン高速化ツールでパッチを当ててください。※上図ではfresamp・TIPSも上記と同じようにutaugrowl.exeをコピーして名前が変更されています。
resamplerを高速化した時と同じように、『resampler_ug.exe』と名前を変えたuraugrowlを高速化します。
※上図ではfresamp_ug.exe・tips_ug.exeも上記と同じように高速化されています。
UTAU上で【プロジェクト】→【プロジェクトのプロパティ】から【ツール2】を『(対応したいエンジン名)_ug.exe』に指定してください。※上図ではfresamp_ug.exe・tips_ug.exeも上記と同じように高速化されています。
【ツール2】にresampler_ug.exeを指定します。
2.アンインストール
UTAUエンジンがあるフォルダにコピーしたutaugrowlを削除してください。
3.フラグ
グロウル効果追加エンジンで使用できるフラグを説明します。
w [0~100] (基本値:50)
グロウル効果以外にも、以下のフラグが使えます。グロウル効果を追加します。0で効果なしです。
< [0~100] (基本値:50)グロウル効果の周波数の大きさを指定します。0で最小、100で最大になります。
> [0~100] (基本値:50)グロウル効果の周波数の長さを指定します。0で最短、100で最長になります。
_ [-100~100] (基本値:0)グロウル効果の周波数と一緒に音量も変化させます。100で100%の変化になります。マイナス値を指定すると変化する位相が逆になります。
% [-100~100] (基本値:0)
ビブラートを指定していればピッチと一緒に音量も変化させます。100で100%の変化になります。マイナス値を指定すると変化する位相が逆になります。
ノートをクロスフェードしている場合、クロスフェードしている後のノートも同じフラグの値を指定してください。
ノートをクロスフェードしている場合、クロスフェードしている後のノートも同じフラグの値を指定してください。
4.使い方
ここでは簡単な使い方を説明します。この他にも色々な使い方ができると思いますので、試してみるのも面白いと思います!
4-1.グロウル効果を使ってみよう
4-2.グロウル効果をカスタマイズしよう
4-3.グロウル効果をもっと自然にしてみよう
4-1.グロウル効果を使ってみよう
グロウル効果はフラグに『w(数値)』を指定するだけでOKです。50が標準で、丁度いいがなり声になるように設定しています。
『あ』のノートにグロウル効果を50%かけます。あ"あ"あ"あ"。
4-2.グロウル効果をカスタマイズしよう
初期設定ではグロウル効果の周波数(がなり具合)は固定されています。フラグ『<』『>』『_』を使うと、より細かくがなり具合を調整できます。
『<』でがなり具合の大きさ(音の高さ)を、『>』でがなり具合の長さ(時間の長さ)を、『_』で音量を調整します。
少し変えるだけで、声がかなり変わると思います!
『<』でがなり具合の大きさ(音の高さ)を、『>』でがなり具合の長さ(時間の長さ)を、『_』で音量を調整します。
少し変えるだけで、声がかなり変わると思います!
フラグを増やしてみました。4-1の声とはまた違った声になってると思います。
4-3.グロウル効果をもっと自然にしてみよう
ここからは私個人的な調声方法なんですけど、グロウル効果を使う場合、普段調声しているノートにそのまま効果をつけるとその声だけは一定のがなり具合になってしまします。なので、グロウル効果を使う時はノートを分割してクロスフェードでつなげるとより自然に聞こえるような気がします。
分割した最初のノートは『w60』くらい強く、次は『w20』くらい弱く・・のように調声するといい感じに聞こえたりします。
他にもいい調声方法があったら教えて下さいませ!
分割した最初のノートは『w60』くらい強く、次は『w20』くらい弱く・・のように調声するといい感じに聞こえたりします。
他にもいい調声方法があったら教えて下さいませ!
最初だけ効果を強くしてクロスフェードさせてみました。アタックがついたような声になります。
5.DLL音源について
DLL音源はエンジンが対応していないと正常な動作ができません。
2015年1月現状ではresampler,fresamp以外のエンジンはDLL音源に対応していません。
その対処として、グロウルエンジンを使用することで各エンジンとの中間ファイル処理を行い、正常な動作が可能になります。
簡潔に言えばresampler,fresamp以外のエンジンでDLL音源を使いたい場合はグロウルエンジンにすれば使えるようになります・・ということです。
2015年1月現状ではresampler,fresamp以外のエンジンはDLL音源に対応していません。
その対処として、グロウルエンジンを使用することで各エンジンとの中間ファイル処理を行い、正常な動作が可能になります。
簡潔に言えばresampler,fresamp以外のエンジンでDLL音源を使いたい場合はグロウルエンジンにすれば使えるようになります・・ということです。
(c)2014-2015 _torifly.
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