1
ホリエモン「欧米は、コロナ第2波が来たとしても緊急事態宣言を出…
2月4日発売の『週刊プレイボーイ』7号で初グラビアが掲載された主人公の夜凪景。『アクタージュ act-age』は駆け出しの役者である彼女の成長を描いた異色のジャンプマンガ。ⒸTatsuya Matsuki・Shiro Usazaki/SHUEISHA 写真/本田雄士
『週刊少年ジャンプ』で連載1周年を迎え、「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」で第3位に食い込んだマンガ『アクタージュ act-age』。
それを記念して、原作担当のマツキタツヤ氏、漫画担当の宇佐崎(うさざき)しろ氏、そして担当編集の村越周氏による裏話座談会が実現。その模様を大公開!
村越 マツキ君が初めて『週刊少年ジャンプ』の漫画賞である「第2回ストキンpro」に応募してくれた『阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ』という読み切りがあるんですけど、これがもうぶっちぎりで良かったんですよ。
マツキ 初めて褒められたな(笑)。それは原作の賞で、鉛筆とノートだけでネームを描きましたという、落書きみたいなものだったんです。村越さんから「絵をつけてやろう」という話をいただいて、宇佐崎さんが思い浮かんだ。
宇佐崎 もともとTwitterでフォローし合っていたんです。マツキさんが上げていた作品を見て、リプライを送って。
マツキ 生まれて初めてマンガを描こうと思い至り、まずそれをウェブに上げてみようと考え開設したアカウントでした。友達にも誰にも言わないで始めてフォロワーもほとんど0人の怪しいアカウント。なのに目をつけてくれたのがうれしかった。
宇佐崎 予知夢系のマンガでしたよね。キャラがいいなと思ったんです。女の子が主人公で。
マツキ もともと、僕は女性を主人公にしがちなんですが、宇佐崎さんが描く女の子の表情がすごく好きだった。いいな、動かしやすそうだなって。
村越 宇佐崎さんのことは僕も知っていて。前に担当していた『左門くんはサモナー』という作品のファンアートを彼女が描いていて、エゴサーチしているときに「この子、絵、上手いな」って、チェックしていた。
宇佐崎 村越さんから突然メールが来たときは、めっちゃ怖かったです。
村越 『左門くん』の公式Twitterのアカウントから送って、マウントを取りにいきました(笑)。
宇佐崎 版権問題とかで「絶対怒られる!」って。
――そうしてコンビを組んで、絵をつけた『阿佐ヶ谷...』を『週刊少年ジャンプ』本誌に掲載。このときから、連載を視野に入れていた?
村越 いや、全然。そもそも宇佐崎さん、マンガを描いたことがなかったので。
宇佐崎 描きたいな、とは思っていたけど、話がまったく作れない。だから作画のお話をいただいたときも「やります!」と言ったものの、何もわからない状態でした。
村越 『阿佐ヶ谷...』に絵をつけるときも、とりあえず地元の奈良から東京に一回来てもらって、連載中の先生方の生原稿を見せるところから始めました。『僕のヒーローアカデミア』の担当に原稿を少しだけ見せてもらったりして。
宇佐崎 生原稿、すごかったです。
村越 だから、『阿佐ヶ谷...』の後にもう何本か読み切りを経験させて、マンガの描き方に慣れてもらってから連載を狙おうと思っていたんです。けど、マツキ君からなかなかネームが上がらない(笑)。
マツキ 出したんですよ。出したんですけど......。
村越 全部ボツに。
マツキ 企画段階から否定されるレベルのボツばかりで。
村越 キスすると回復能力が上がる話とかありましたね。
宇佐崎 逆に、私のイラストを出発点にして、そこから話を広げてみたりとかも試したんですけど、しっくりこなかったらしくて。
村越 全然面白くない。
マツキ 「『ジャンプ』に合わせにきてるよね」って、ジャンプ編集者に言われると思わなかった。
村越 変に少年マンガっぽいものを描こうとしているというか、窮屈そうに描いていたんですよ。自分のフォームで投げてないみたいな。で、ようやく「これはおもろい」って上がってきたのが『アクタージュ』の1話目だったんです。『阿佐ヶ谷...』と同じ世界線で、その数年後を舞台にしている。登場人物もかぶっていたりするんですけど、ですから最初から『阿佐ヶ谷...』を広げて連載を狙いにいったわけではなくて、原点に舞い戻ってきたみたいな感じでした。『アクタージュ act-age』のプロトタイプともいえる記念すべきデビュー読み切り『阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ』の扉絵。『週刊少年ジャンプ』掲載後も大きな話題に。ⒸTatsuya Matsuki・Shiro Usazaki/SHUEISHA
――『ジャンプ』といえば、連載はもちろんですが、そこで生き残るのが難しいというイメージがあります。連載が始まってから重圧はありましたか?
宇佐崎 あったんですけど、結局『阿佐ヶ谷...』以降読み切りを描く機会もなく、『ジャンプ』本誌での連載がマンガを描く2回目というレベルで。評価が悪かったら終わるというのはもちろん念頭にあって怖かったけど、最初の頃はもうこれ以上頑張れないくらい頑張って毎週描いていたので......。
マツキ 読み切り用のネームが通らないまま、連載ネームが通ってしまったから......。
宇佐崎 いや、マツキさんを責めているわけではなく(笑)。確かにもう1本読み切りを挟んでいたら、もうちょっとマシなものをお出しできたかなという思いはあるんですけど、それは完全に私の力不足なので。今、私、『アクタージュ』の第1話を見るのがすごくつらいんですよ。
村越 「ここにスピード線がもうちょっとあったほうがいいね」とか、そういう技術的な話をしたよね。
宇佐崎 絵のことを村越さんに教わるという、不思議な感じ(笑)。
村越 俺は描けないのにね。
宇佐崎 昨年の1月末から連載が始まって、気持ち的に少し落ち着いてきたのはゴールデンウイークくらいの時期。初めて1週間休めたので。
村越 確か「デスアイランド編」のオーディションが終わったくらいじゃないかな。
マツキ 主人公の夜凪がオーディションで暴走しちゃって、(同じオーディションを受けた役者仲間の)茜ちゃんを泣かせてしまうという場面があって。そこで夜凪もショックを受けて反省するんですけど、そこからすごく描きやすくなった。「さすがにこうなったら、こいつ、困るんだ」って。アクタージュは「夜凪が人間性を獲得してゆく話」なんだって発見ができた。
宇佐崎 私もあのあたりのシーンで、最初に「筆が乗ったな」という感覚がありました。表情も、こういうのを描こうというのが明確にあって、それが描けたというか。
村越 あのあたりからいい流れができて、最初にぽんって票(アンケート)が上がったのが、夜凪と茜ちゃんが仲直りする回。こうやってちゃんと成功体験を描くと(結果として)返ってくるんだなという手応えはふたりともあったんじゃないかな。
マツキ 最初の頃は夜凪の芝居の特殊性を強調するために、夜凪の芝居の欠陥を読者にすら隠しながら話を作っていて。欠陥を夜凪自身にも読者にも知覚させてからは、いじりやすくなった。
●この続き、後編は明日(2月10日)公開!
話題のアイドルグループ「#ババババンビ」青色担当・水湊みお「2年後に日本武道館のステージに立つのが目標なんです」
話題のアイドルグループ「#ババババンビ」の青色担当で、SNSのフォロワー数は23万5000人以上の水湊(みなと)みお! 人気急上昇中の博多美人が大好評につき、8月3日(月)発売『週刊プレイボーイ33・34合併号』のグラビアに3度目の登場だ!!
* * *
――週プレ3度目の登場となった水湊みおちゃん。今年3月、アイドルグループ「#ババババンビ」への加入が突如発表されました。
水湊 実は私、もともとアイドルグループに憧れていて、小さい頃からオーディションをいくつか受けていたんです。SUPER☆GiRLSさんに始まり、=LOVEさん、乃木坂46さんなど。
――おお! ビッグネームばかり。みおちゃんのことだから、最終オーディションまで残ったけど、惜しくも......。
水湊 いやいやいや。全部書類で落ちました(笑)。一度も面接に進んだことがないんです。
――ええ~っ! 激戦とはいえ、いいセンいきそうなのに。何がいけなかったんだろう?
水湊 う~ん、いろいろ自己分析して改善していったんですよ。写真写りが悪かったのかなって思って、白ワンピを着て撮影してみたり。けど、それでもダメで。自己PRの欄に「長所は負けず嫌いなところ」みたいな、ありきたりなことを書いていたからだったんですかね?
当時、芸能活動に好意的じゃなかった親を毎回説得して挑戦していたんですが、いつも早々と落ちていたから、「いいかげん、現実を見なよ」って言われる始末で......(泣)。
――それは悔しいねぇ。#ババババンビに加入した経緯は?
水湊 ゼロイチファミリアに所属したときから、ずっと「アイドルをやりたいです!」って言っていたんです。当時はアイドルグループがまだなかったんですが、昨年11月にバンビが結成されることになって。なのに私、初期メンバーに選ばれなかったんですよ。
――ここでもまた......。
水湊 少しショックでした(笑)。そうしたなか、今年2月に同じ福岡県出身の本田夕歩ちゃん、吉沢朱音ちゃんと「フクオカズ」というユニットを組んで、バレンタインイベントをやったんですよ。
そこにバンビの運営の方が見に来てくれて、翌日電話がかかってきたんです。「バンビで一緒にやらないか」って。すっごくうれしかったですね。ただ、3月に正式に加入して、3月27日がデビューライブだったから、本当に時間がなくて。
――ギリギリすぎる!
水湊 歌とフリを覚えなきゃいけないし、レコーディングやアー写もやり直さなきゃいけないしで、もう記憶がないくらいバタバタしていましたね。
――ダンスは得意なの?
水湊 ヒップホップダンスをずっとやっていたからひそかに自信あったんです。でも、逆にそれが変なクセみたいになっちゃっていて、先生からしょっちゅうダメ出しされていました。
――そして、いよいよデビューライブ!......っていう矢先、新型コロナの影響で中止に。
水湊 最初はドッキリかと思いましたよ。でも、それが現実だとわかり、レッスンも中止になって自粛生活に......。あのときはメンバー全員、抜け殻状態でしたね。
でも、落ち込んでばかりもいられないので、SNSの強化やSHOWROOMでの配信を始めて、少しでもバンビのことを知ってもらおうって気持ちを切り替えていきました。そして7月6日、ついに初めての対バンライブを行なうことができたんです。
――初ステージは緊張した?
水湊 私はもちろん、メンバー全員がガッチガチ。緊張のあまり、衣装のファスナーを閉め忘れてリハーサルに臨んだメンバーもいましたから(笑)。パフォーマンスには納得できない部分もありましたが、私たちはステージ上で楽しめましたし、ファンの皆さんにも喜んでもらえた。一生忘れられない時間だったと思います。
――今後の目標は?
水湊 2年後に日本武道館でライブをやるっていう目標があるんです。今は冗談かと思われるかもしれませんが、私たちは本気なので、応援よろしくお願いします!!
(スタイリング/設楽和代 ヘア&メイク/岡田知子)
●水湊みお
1997年6月10日生まれ 福岡県出身
身長162cm B83 W58 H86
○ゼロイチファミリア所属。アイドルグループ「#ババババンビ」の青色担当。フォトブック『彼氏目線で水湊みおとおはようから登校まで。+下校後のおまけつき!?』が発売中!
公式Twitter&公式Instagram【@minato__mio】
★週プレnet EXでグラビアの未公開ショットを配信中!!
価格1100円(税込) ※閲覧可能期間7日間