誰もが大きさや広さに憧れてきた。
だが、土地の有限性や枯渇する資源などを考えれば、広い空間を望むのは、すでに限界が来ているのではないだろうか。
一方、狭い空間はアイデアや工夫、目的次第で快適になる。
これからの地球に欠かせない狭小空間利用術。これがいいんです!
--------- JQR No.23 (2015 Jul)
江戸時代、参勤交代で江戸に居を構えた大名は、屋敷に競って大きな庭を設えた。
その数は1000を数えたという。
明治維新後、次々と姿を消したが、今でも東京には、江戸の面影が偲べる庭園が残されている。
大名庭園の成り立ちと意味、その楽しみ方を、造園学の第一人者である進士五十八博士が解説する。
--------- JQR No.24 (2015 Aug)
日本品質で暖かく過ごしましょ
あなたは信頼に足るコートをお持ちだろうか?
寒さから身を守り、長年着ても色褪せず、風雨を凌ぐ優れた一枚が欲しいもの。
この冬、織り、編みから染色・整理加工、縫製までを国内のメーカーが担ったコートが登場した。
いずれもエレガントで暖かく、各パーツまで隙のない仕上がり。
これぞまさに日本製。お買い得を言うまでもありません。
--------- JJQR No.26 (2015 Dec)
誰もいないのにお金を払いますか?
道路脇に置かれた新鮮な野菜。そこには売り手の姿がなく、いかにも不用心だ。
それでも「置き野菜」を利用する人は、備え付けの箱にきちんと代金を入れる。
こうした商いは「先用後利」と言われ、300 年ほど前に富山の薬売りが行商に全国を回ったことから始まった。
企業のオフィスに菓子を置く人気の商法も、商品の代金を後日回収するスタイルだ。
小さな商いだが、見知らぬ相手を信じることで成り立つビジネス。あなたは信じられますか?
--------- JQR No.25 (2015 Oct)