刑法175条の廃絶を求めます!継続

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刑法175条の廃絶を求めます!継続

3,142人の賛同者が集まりました


前回行っていた同様の署名の継続です。前回の署名に参加していただいた方の再度の署名については各自の判断に任せます。前回は1000人程の署名を頂いています。http://ur0.pw/DLL3

日本で性表現物の配布・販売を禁じている、わいせつ物頒布等の罪(刑法175条)の廃止を求めます!

刑法175条は、2014年7月にろくでなし子さんが逮捕された事件の原因であり、2014年8月に愛知県美術館の鷹野隆大さんの作品に警察から指導が入り、 2013年9月前後から成人向け漫画の修正が異常に強化された原因の法律です。個別の事件を批判しても、根拠法が改正されなければ解決になりません。

性器修正なんてほとぼりが冷めるまで自粛すれば緩和する、と思っていませんか?2018年現在、警察はオリンピックにかこつけて性器修正を厳しくし続けるつもりであり、海外サーバーを使った無修正ポルノサイトも潰すつもりであり、成人向け出版社にもガチガチに指導して二度と修正緩和させる気はありません。

もう刑法175条を廃絶する以外、以前の甘い性器修正に戻す手段はないのです。

条文は「わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する」となっています。

法解釈としては「普通人の正常な性的羞恥心を害し善良な性的道義観念に反する物」が規制対象ですが、運用としてはほぼ「性器」を実写イラスト問わず抹消する方針で使われている事は御存知の通りです。

その規制理由は「市民がポルノを閲覧する事で『健全な性風俗(性道徳観念)』が崩壊し、様々な弊害が起こる」という、極めて曖昧かつ非科学的なものです。その弊害は一切証明されておらず、法律により市民の道徳観を強制する事が許されるのかは疑問です。

海外の無修正AVやアニメを簡単に閲覧できる今でも何ら性道徳感情の崩壊など起きていない事自体、この法律の存在意義を否定するものです。

AVやポルノが存在しない国ならともかく、性器修正さえすればポルノが解禁されている日本で、その修正を外したら問題が発生するというのは苦しい言い訳でしょう。

覚せい剤取締法など「被害者なき犯罪」は他にもありますが、健康・生命への被害が大きすぎるという正当化事由があります。それと比較すると、科学的根拠も健康面の影響もないのに性器を描写した作品を「全面的に」禁止する刑法175条はあまりに合理性が乏しく、正当化されないように思います。

この法律は青少年や見たくない人が見るのを防止するゾーニングの法律ではありません。完全な責任能力をもつ閲覧を望む成人が見られないようにする為の法律です。そのため被害者が一切いない上に公益上の理由も乏しく、これを犯罪とし続ける利益があるとは思えません。

少なくとも線一本一本に魂を込めて描いている職人の絵を、墨やモザイクで潰してまで得られる利益があるとは思えません。たかが性器ではないのです。女優だろうと写真家だろうと絵描きだろうと、本気でやっているのです。

公共の場をポルノで氾濫させよというのではありません。175条には性器に修正さえかければ違反しませんので、この規定はポルノの氾濫を防ぐ法として全く機能していません。その為これを廃止してもポルノの氾濫など起こりようがありません。また青少年健全育成条例などがゾーニングを規定している以上、175条は全く不要でしょう。

性器修正をする事で実現する公序良俗という謎の概念を立法の理由とするより、個人主義の近代らしく、見たくない人の権利さえ守れば性器の修正や作品内容は問わないという風に、個人の権利侵害の観点から法整備は再構築されるべきです。

刑法175条廃止に賛同いただける方は、何卒この署名にご協力をよろしくお願いいたします。

※この署名により収集された個人情報は、国会議員、内閣、刑法175条違反の刑事裁判の陳情資料として提出する以外に用いられる事はありません。また提出の必要が生じた場合には必ず登録メールアドレスにchange.orgを通して私が連絡を行い、署名から除外して欲しい旨の要望にも答えます。



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