熊本県内で6日、新たに9人の新型コロナウイルス感染が確認され、感染者は330人(6日午後6時現在)となりました。新たに感染確認された人吉市に住む50代男性会社員は、死亡後に感染が確認された50代男性会社員の同僚で、7月22日から26日まで一緒に関西方面に帰省。行きと帰りは行動を共にしていたということです。死亡した男性の死因はウイルス性肺炎でした。このほか八代市内で同居する20代男女2人、菊陽町の20代女性会社員、玉名市の70代女性の感染を確認。5日に感染が確認された八代市の70代無職男性は同日感染が確認された学童保育指導員の夫で、八代市の県立高校非常勤職員と発表され、7月27日と8月3日に学校外の施設で生徒と一緒にいたということです。また、クラスターが発生した長洲町の造船会社関係と山鹿市の介護老人保健施設関係では新たな感染確認はなく、6日までに関係者へのPCR検査はほぼ終了したということです。一方、熊本市では新たに北区に住む20代と30代の男性2人の感染が確認されました。2人は自衛隊員で、芦北町の豪雨被災地に派遣されていました。また、5日に感染が確認された中央区の30代女性は『熊本託麻台リハビリテーション病院』の看護師であることが分かり、病院の患者や職員など約100人の検査が進められています。このほか、中央区の70代の女性と西区の40代の女性の感染が確認されました。県内の感染確認は330人となりました。