2日に高速道路で乗用車にぶつかり老夫婦を死亡させたポルシェの運転手彦田嘉之。彼の本当の姿は「素直で努力家」「息子を大切にする父親」。誰もが羨むその境遇は彦田嘉之自身の若い頃からの努力の賜物だった。詳しく見ていきましょう。
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彦田嘉之は素直な努力家だった
今回事故を起こしてしまった彦田嘉之。起こしてしまった事は褒められたものではありませんが、彼はとても素直な努力家でした。今や名言となった「(スピードを)出しすぎちゃった」と警察に答えたのも彼の素直さがよく出ているコメントです。言い訳せず、自分の非を認め事実だけを素直に述べているのですから。
彦田嘉之の住んでいる江戸川区南葛西は彦田一族がまとめ上げていると言っても過言ではない地域です。南葛西はここ20〜30年で急激に発展しました。それに貢献したのは大地主である彦田嘉之の一族だというのは言うまでもありません。地元での信頼もとても厚いものです。
彦田嘉之は現在50歳。30年前というと20歳になります。20歳といえばまだまだ遊びたい年頃です。しかしその若さで地域の発展に貢献し「葛西で彦田を知らないものは居ない」という環境に持っていくまでにどれほどの努力があったか…。
祖父の代から着実に栄えてきたという彦田一族。その偉大なる祖父や父の教えを素直に聞き学んだからこそ手に入れた金と名声、そしてあの”世界に1000台しかないという特別仕様のポルシェ”です。彼の努力をかえりみずに「趣味の悪いポルシェの世間知らずのボンボン」などと言えたものでしょうか。
彦田嘉之、中国への進出も計画
彦田嘉之は彦田一族の中でも優れた人材で20歳という若さで頭角を現しはじめました。事故を起こし名前が出た際すぐに近所の方から「あのガソスタの息子さん」「オレンジのポルシェの人」「彦田嘉之は若い時からよく知っている」という声が沢山上がりました。その知名度はやはり優れた人物だったからに違いありません。
インスタグラムで彦田嘉之を検索すると以下のアカウントが出てきます。
アカウント名が中国名になっています。これは「彦田嘉之は中国籍なのではないか?」と噂になりましたがそうではありません。彦田嘉之は事業を日本だけにおさめず中国へ進出し幅広く展開しようと努力していました。その手段のひとつとして中国側とやり取りしやすいように作成されたアカウントだと考えるのが自然です。
葛西を支配した「オレンジポルシェの彦田嘉之」でしたが、中国にまで名を轟かせようとしていました。頭が上がりません。
彦田嘉之は自らガソスタで働いていた
なんと特別仕様のポルシェを乗り回す財力があるにも関わらず、彦田嘉之は自らガソスタで働いています(画像)。「現場を知らないで上に立つ」ことは素直で努力家の彦田嘉之には出来なかった。現場での経験を積んでいくことで視野を広げていきました。
画像を見るとオイルチェックをしているのでしょう。基本的な作業から地道にこなしていく姿は従業員たちの心にも響いたに違いありません。
彦田嘉之は良い父親で妻は水商売の美人
彦田嘉之の妻は水商売が出来るほど美人だという情報が。
「彦田の妻は美人らしい。水商売の女。」
権力、金、美人な妻、誰もが二度見するポルシェ…すべてを手に入れた彦田嘉之。一見何もかもうまくいっているように見えましたが、妻にはあまり相手にされない日々を送っていたようでした。
「息子さんと派手な車に乗って2人で出かけるのはよく見かけたけど、奥さんといるところはあまり見たこと無いな」と語る近所の人。美人な妻なら自慢のポルシェに乗せてダブルで自慢したいはずだ。「お金はあるはずなのに水商売をしているってことは…旦那さんに満足してないんじゃないの」とのウワサも。
それでも腐らず地道に働き、休みの日には20歳ほどの息子を愛車に乗せて仲良くドライブ。彦田嘉之、良き父親ではないか。あの事故さえなければ来週の日曜日も高速道路を自慢の息子とポルシェを見せつけながら颯爽と走っていたことだろう。
彦田嘉之の弟のコメント(追記)
彦田嘉之の弟は今回の事件を起こした兄についてこう語った。
「兄は週末ポルシェに乗り、スポーツカーが集まる大黒ふ頭に行っていたので昨日もそこへ向かっていたのだと思います。普段から気が荒い性格ではなく安全運転する方でした」
大黒PAに週末集まるのが唯一の息抜きだった彦田嘉之。弟が語るように彦田嘉之はオラついている性格ではなく安全運転を心がける人格者だったようだ。この日は息子も助手席に乗せていたのだから危険運転などするはずがない。
また普段は「趣味の悪いポルシェ」と言われてしまった高級車ではなく、国産車に乗っていた。
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