岩手県雫石町の40代の男性が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認された。県内では5例目となる。

感染が確認されたのは雫石町の40代の会社員の男性。

県によると、この男性は7月24日から28日まで出張で九州地方を訪れていた。

8月4日になり九州地方で接触した人の感染が確認されたという連絡を受け、5日、帰国者・接触者外来を受診。この男性も陽性と判明した。

なお九州地方への出張は、豪雨災害による復興支援の関連ではないという。

男性は8月3日には熱っぽさと咳の症状があったが、4日午前までは自宅から取引先に出向き業務をしていた。マスクは着用していたという。

男性は現在も発熱とせきの症状が出ているが、重症ではなく感染症指定医療機関に入院している。

濃厚接触者は同居する家族2人で、6日PCR検査が実施される予定。

このほかに男性が出向いていた取引先の数人についても濃厚接触者となる疑いがあり、保健所により調査が行われている。

県内での感染者はこれにより5人となった。