新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福岡県は軽症者などのために新たに確保したホテルで5日、14人を受け入れました。

新たに新型コロナの軽症者と無症状者の受け入れが始まったのは、福岡市中央区の「リッチモンドホテル福岡天神」です。

福岡県はこのホテルの231室を確保していて、すでに宿泊療養のために稼働しているJR博多駅そばの「博多グリーンホテル2号館」とあわせて、患者の受け入れ部屋数は686室となりました。

県は各保健所と連携し、5日午後、計14人の患者をリッチモンドホテルに移動させたということです。

感染者の中には宿泊療養に応じない人もいるということで、県は症状の悪化や感染拡大を防ぐため、看護師や医師が常駐するホテルで療養するよう呼びかけています。