「3密対策」や「外出自粛」など、新型コロナウイルス対策の効果を検証する国の「AIアドバイザリーボード」(委員長・黒川清政策研究大学院大学名誉教授)の会合が5日開かれた。黒川氏や山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長ら委員4人の連名で、専門家と政治の役割分担の整理などを求める提言を、西村康稔・経済再生担当相に提出した。
提言は、「未知かつ不確かな状況において、政府が方針を決定する際に(専門家との間で)どのようなプロセスや役割の仕分けが必要か、整理、検証が求められる」と指摘。専門家は科学的知見をいかに盛んに提供するかが問われているとする一方、政府に対しては「いったん決めた政策も、刻々と変化する科学的知見に基づいて臨機応変に変更する柔軟性が求められる」と要望している。
事務局の内閣官房によると、限られたデータや知見の中で行った過去の提言を後から批判されると、今後、考えを率直に言う専門家がいなくなる懸念があるといい、「批判ではなく、今後に生かす前向きの議論に徹する」としている。
会合は非公開だが、山中氏から…
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