マンションの一室で、埼玉県に住む10代の女子高生が5日に保護された。
この女子高生を自宅に監禁した疑いで逮捕されたのは、後藤弘泰容疑者(44)。
近隣住民「怖いですよ。どんな人だかわからないし...」
女子高生は、およそ1カ月前から、行方不明に...。
警察官が部屋に駆けつけた時、体がワイヤロープで鉄パイプに拘束されていた。
マンションの一室で監禁されていた女子高校生は、後藤容疑者に携帯電話を取り上げられていたが、ゲーム機を使い、警察に通報したという。
逮捕のきっかけとなったのは、女子高生自らの「拘束されていて逃げられない。監禁されている」という通報だった。
監禁されていた部屋から、インターネットにつながるゲーム機を使って、埼玉県警の「メール110番」に自ら通報したという。
「メール110番」とは、ウェブサイト上から「位置を通知する」や、「事件事故の内容」を選択し、通報することができる緊急通報システム。
近隣住民「1カ月も? 何も声しなかった...。(悲鳴は?)そんなの聞いたことない」
近隣住民によると、後藤容疑者は、おとなしい印象だったという。
近隣住民「友達とか来たことないもん。騒がないもん」、「お酒も飲まないのか、なんだか知らないけど。俺から見たらおとなしい」
2人は、SNSを通じて知り合ったとみられ、女子高生に目立ったけがはないという。
調べに対し、後藤容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。
警察は、くわしい経緯を調べている。