政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長は、お盆休みを前に急きょ会見し、「できれば帰省を控えていただきたい」と訴えました。
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政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長は、お盆休みを前に急きょ会見し、「できれば帰省を控えていただきたい」と訴えました。尾身会長は、お盆休みの帰省は特に高齢者を交えた大人数での飲酒、食事の機会が多く、高齢者に感染すれば重症化しやすい、と注意を促しました。尾身会長「特に高齢者なんかに感染した場合は重症化するので、ぜひそこは注意して、帰省はなるべくそういう中で、できれば控えていただきたいというのが、このメッセージであります」尾身会長はこのように述べ、可能であれば帰省を延期し、電話やネットなどでコミュニケーションすることを提案しました。もし帰省する場合には、基本的な感染防止策や3密、大声を避けるなど、対策の徹底を求めています。尾身会長は早めに伝えたかったとして分科会の会合開催を待たず、5日、急きょ政府への提言を発表したということです。