新型コロナウイルスの感染者の急増を受けて、福岡県は「福岡コロナ警報」を出し、感染症対策が不十分な店に休業を要請する方針などを明らかにしました。

◆小川知事

「第2波の入り口に立っているのではないかと申し上げましたが、もう第2波に入っていると福岡県の場合は言わざるをえないのではないか。福岡コロナ警報を発動します」

福岡県は7月18日以降、新型コロナウイルスの感染者が急増していることから、「人の移動」や「交流」が増えるお盆の時期の対策強化が必要と判断しました。

県は1日あたりの感染者数が基準の8人を大きく上回る状況にあり、経路不明者の割合が半数を超え重症病床の稼働率も上昇傾向にあることから「福岡コロナ警報」を発動。

8月8日から21日まで、福岡市内の飲食店などで感染症対策が不十分な店に対し、休業の協力要請することを明らかにしました。

休業要請にあたり「協力金」は支給しない方針です。

また、小川知事は県民に対し、会食や飲み会を「2時間以内」や「1次会で終了」することを呼びかけています。