大量の合成麻薬・MDMAを、国際貨物でドイツから関西空港に密輸しようとしたなどとして、男2人が逮捕・起訴された。
ずらりと並んだピンク色や黄色などのカラフルな錠剤。押収された合成麻薬、MDMA。
これらを今年6月、ドイツから宅配便で密輸入しようとしたなどとして、名古屋市の橋本康夫被告(72)と、ナイジェリア国籍のオケチュク・ペドロ・フォスター被告(34)が、逮捕・起訴された。
近畿厚生局麻薬取締部によると、MDMAは海外のおもちゃが入った段ボール箱の側面や蓋の隙間に隠されていて、数にして7010錠、末端価格は7000万円にのぼるという。
麻薬取締部は、ナイジェリア人を中心とした密輸組織があるとみて、調べている。