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spartacus
@accentdeverite
「要するに、そこで起こっているのは、すべての要素が互いに自分こそは正義だと自他に主張し、みずから自己を疎外するとともに、自分を対立物へと移し入れ、こうして転倒した姿をとることである」(ヘーゲル)。
2012年5月からTwitterを利用しています

spartacusさんのツイート

母は数学をやりたかったが、女が数学やってどうすると反対され、文学科に進んだ。仕事はしたがすぐに見合い結婚。昔から、プライドが高く、癇癪持ちのこの母が苦手だが、女であるがゆえに、自分のやりたいことについて考える暇も持たされず、やれることを限定されてきた人間の不幸は確かにあると思う。
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WWII前後に生まれた父母とその兄弟姉妹も、みな大学まで行った(全共闘世代除いて女子は皆女子大)。環境のなせる業だろう。長女の母は出版社勤務後すぐ主婦、叔母は一人が英語教師、もう一人(全共闘世代)が雑誌ライター。父方の叔母も主婦。なんか典型的にWWII後〜89年の感じだ。
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祖父祖母の三人が小中学校の教員経験者だった。明治末〜大正初生の祖父たちは、貧しかったり末っ子だったりで、WWI後の軍縮の頃、軍に行くよりは、師範学校出て教員になるのが立身の近道だったのだと思う。しかし祖母が、どんな経緯で教員になったか知らない。一番教員生活の長い人だったのだが。
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阿炎という関取よく知らないが、休場になったとき「親方激オコ!」とか、「アビ、ガーン!」とか一家でネタにしていたのに、このままでは廃業か?協会が厳戒態勢で場所を開催しているときに褒められたことじゃないにせよ、一度の過ちで力士人生を棒に振らせるのが良いこととは思えないけどな。
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物の言い方が難しいけど、星一徹と奥崎謙三をごっちゃにして、物の言い方に気をつけましょう、みたいな議論になるとしたらやはりおかしいと思う。怒りも、狂いも、この世界に普通にある。それを「道徳」では裁けない。
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廣松渉の旧蔵書、東大本郷の附属図書館と柏の図書館に収められていたのを知らなかった。その廣松の書き込みのある本でビンスワンガーを読んでいるうちにすっかり寝込んでしまう。 bunkyoken.kawai-juku.ac.jp/images/廣松渉氏の遺稿整理を再開%20%20小林昌人.pdf
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布マスク、イソジン・・・ 日本全国津々浦々、オッサン経営者が余人には測りがたい独自の信念を持って自身の経営理念を追求し、元々危うかった零細企業をますます危機に追い込む、みたいになってるな。玉砕せずに済みますように。
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「政治思想史」が法学部にほぼ独占されている日本のディシプリン配置は、まったく自明ではない。欧米では、政治学とともに歴史学、哲学が関わるのが普通だろう。日本では、「国家学」による独占と、人文諸学の脱政治化が裏腹なのかもしれない。 twitter.com/accentdeverite
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不謹慎かもしれないが、黒柳徹子は年々AIの合成映像のような怪物性を漂わせるようになっていて、このままTVが続くかぎり『徹子の部屋』は永遠に続くんじゃないかと思わされる。
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「作品」=「綜合」vs.「感性的なもの」=「散逸」、「宇宙」の自己反射の折り目に現れる「統覚」なき「非理性」?ーーただし、ここには「主体」や「自己」の余地がない。
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ここで『狂気の歴史』のラモーの甥を参照すべきなのか。非理性たるラモーの甥は全宇宙を「イリュージョン=仮象」として体現する。その「イリュージョン」はまた、ヘルダーリンやネルヴァルやニーチェに受け継がれる「感性的なもののきらめき」とも呼ばれる・・・
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フーコーは、有限性こそ超越する、というハイデガー流の観念を受け継いでいると思う。しかし、それは一義的には「真理」にかかわらない。カント的には理性=超越こそが「仮象」を生む。フーコーはこの「非真理」と「真理」を、弁証法的にではなく、<同じもの>として一致させようとするーComment?
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大学時代あまり授業に出なかったので、理想の教師像がない。ただ、周りを見てすごいなと思う人はいて(それぞれ全然違うが)、たとえば蓮實重彦、絓秀実、西谷修。彼らは明らかに若い人たちを煽って、映画とか批評とか哲学とかでどんどん仕事をする人たちを生んでいるから。
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昔、日本で習ったフランス人教師が、教師と学生の関係をヘーゲルの主と奴の弁証法になぞらえて、教師というのは結局は学生に打倒される哀れな存在だ、と言っていた。教師稼業が好きでたまらないような人もいるが、自分で教師(知っていると想定される主体)をやってみると、この哀れさは腑に落ちる。
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実際「である」「のである」は下手するとマッチョで尊大な感じでなかなか使いづらい。これを反時代的に頻発するのが小泉義之「である」。どうも小泉調に感染したらしく、やたらと自分の文章に「である」「のである」が出てきたので、校正を機に大分削った。
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「である」ー司馬遼太郎はどこかで元々長州起源の陸軍用語と書いていたし、絓秀実はここに(うろ覚えだが)言文一致体が創出する臣民=Daseinによる表象=再現前化の特権的支えを見ていた。しかし「である」「のである」っていまや使用頻度が減っているんじゃないか。
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「歴史は人生の教師」(キケロ)。一般には近代的歴史観(一回的で不可逆な過程)によって乗り越えられたとされる歴史観で、おおよそ歴史を循環とみなす立場に裏打ちされているに違いないが、近代以後も、この「反復」の契機なしに、ひとは歴史に関われるだろうかと思う。
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ブリュンチエールよく知らないが、第三共和政期初期の文学史家で、反ドレフュス派、のちにカトリックに転向するひとで、いわばランソン以下20s初頭の講壇文学史家に追い越されてしまう人だ。渡辺一夫の「汝の欲するところをなせ」がブリュンチエール由来とすると、色々考えてみるべきことがありそう。
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暇もないのにTVで『ペイル・ライダー』を見てしまう。最後の決闘場面、何度見てもどこから弾が飛んでくるかよく分からない(あれでガンマンの幽霊性が際立つのだが)。イーストウッドが全方位から銃撃されてイエス=キリストのように死ぬ『グラン・トリノ』のラストと対になってるかもしれない。
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同じ格言を渡辺一夫が繰り返し論じたのは有名だが、初出はおそらく1936年。二・二六事件やフランス人民戦線を横目に、こちらは俄然リベラリズム=自然主義擁護論で、この立場が戦後に持ち越される。これもブリュンチエール起源か。渡辺は中井的問題に遂に触れることはなかったのだろうか。
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中井正一は「リアリズム論の基礎問題」(1934)で、ラブレーのテレームの僧院の格言「汝の欲するところをなせ」を資本主義勃興期の「個人競争」の原理として取り上げ、ここに「反自然」ー「個人の自己分裂」の契機を見ていた。ブリュンチエールが下敷き。長濱『近代のはずみ、ひずみ』に教えられた。
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要は、代議制民主主義が「より悪くない体制」などと言っていられるのは、資本蓄積に下支えされているかぎり、ということか。それが行き詰まると、国家は一般に、代議制民主主義はとりわけ、戦争に訴える。ー最終戦争(核戦争)だけは回避する、帳尻合わせの戦争。
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この大石田町の課長さんが、先の球磨川の氾濫を念頭に、「怒られてもいいから」と早めに避難指示を出し、結果、人が亡くならずに済んだと聞いて、なんか久しぶりにちょっといいニュースだと思った。
引用ツイート
NHKニュース
@nhk_news
·
早めの避難 けが人なし 最上川氾濫の大石田町 #nhk_news www3.nhk.or.jp/news/html/2020
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行政府が議会をないがしろにして「専制」的に権力行使するのも、あるいは行政府が議会内外のゴロツキに依拠して議会内反対派をぶったたくのも、たぶん構造的には、この代議制民主主義の行き詰まりから来ることだろう。
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ちなみに1789年の三部会招集は、議会を招集して特権身分の要求を覆さねば、増税が見込めないことが前提だった。いまや議会は、年金・社会保障費切り下げも、税負担増も望まない「国民」の代表からなっていて、にっちもさっちもいかない。つくづく代議制民主主義そのものが行き詰まっている感がある。
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この経済的理由が財政的要求と背反するようになったとき、国家はどこまで国民を養い続けようとするのだろうか。コロナ対策(たとえば検査体制の強化)で打つべき手も打たずー個人レベルなら「慎重第一」で進むはずだがー、基本「自粛」だのみの政府を見ていると、ちょっとそんなことを思わされる。
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フランス革命当時、国家財政の最大の負担は軍事費だった。いまや国庫の最大の負担は社会保障費である。この社会保障費にしても、元は総動員体制の一環だったが、核兵器の発明のあと、国家は形式的には総動員体制を必要としていない。いま国家が国民を養うのは、まず経済的理由のためだろう。
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日本では出産が医療費として認められていないという(いまどき産婆さんでもあるまいに)制度的問題も背景にあるのかもしれない。こういうことも、安倍政権になってからとんと議論されなくなったな。
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日本の産婦人科は奇妙なところで、たとえば出産の際の麻酔を認めたがらない(自然分娩=麻酔抜きがデフォルト)。どうも「産みの苦しみ」が母性の要件であるという根性論が根底にあるらしい。そのくせ、麻酔+出産がスタンダードな外国人には例外を認めたりする。とんだ人種主義でもある。
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廣松渉は、一日300頁だか400頁だか読むのを日課にしていると言っていた(他にも、学生時代はカントの三批判書を休みごとに読み返していたとか)。そんな域にはとても達しないが、さすがに長年本を読んでいると、外国語でも日本語でも、物を読む筋力みたいなものはついてくる。
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かつて文学を読むことは、学校では教えてくれない「生き方」「考え方」「感じ方」「スタイル」を学ぶことだったと思う。「文学」など読まない今時の若い人は、作品をデータとして扱い、現在有効な規範によって裁断する。もちろん、文学研究者も含め、「大人」たちがそういう規範を作ってきたのだ。
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多少人は死んでも経済動かせ、もう無い袖は振れぬ、というあたりが政府の本音だと思っていたが、あれだけ不評だった布マスクまた配るのか。なんか変なことにこだわるね。
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フランス国立図書館で調べると、カント関連書、20世紀中に1600冊程度、2000年以来、すでにほぼ同程度の量の関連書が出ている。人文書完全にインフレ状態で、カントに限らず、こんなもの全部フォローしようなどと考える方がどうかしている。
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玉音放送がよく呪文のようだったと回顧されるのも、この天皇の機能と関係するかもしれない。何を言っているか分からないが、負けた情感だけは伝わる歌?言葉のくせに言葉ではなく、垂直に下りてくる音。あれが行政的漢文読み下し調で書かれたこと自体、大日本帝国の悲惨か。
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日本語で礼儀作法の体系に密かに君臨するのは天皇だろう。上皇后が上皇との結婚を「陛下がご結婚なさって」みたいな異様な言い方をしていたが、基本、天皇は自ら語ることも語られることも禁忌だからこそ、現前し続けるような存在だ。
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人称の政治学。恐怖政治期、フランス共和国行政では、出生・身分差別を廃すため市民間のtutoiement(君呼ばわり)が義務づけられる(さすがに一般での強制は、自由の侵害として法制化されなかった)。悪名高い政策だが、ロベスピエールたちはある意味、問題の所在は察知していたように思う。
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ブリュノ・ボステイルズは、シャルリー・エブド襲撃後の「Je suis Charly」(私はシャルリー)に、68年5月の「Nous sommes tous les Juifs allemands」(われわれはみなドイツ系ユダヤ人だ)を対置していた。「政治」は「アイデンティティ」を越えて「われわれ」を捏造するところに始まる。
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しかし、最近の哲学者の「ケア」好きもなんか気持ち悪いな。なぜかいつも哲学者が「かわいそうな人」を「ケア」する側に立っているのまで含めて。
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毎日、感染者数が報告され、縷々解説が続く。その数字自体が「自粛」指令・脅迫である。少し、天皇の体温と下血量が連日メディアを騒がしていた、もう一つの「自粛」の日々を思わせる(「自粛」という語はあれで普及した)。王の二つの身体ー病状の「ケア」も身体の統一を保証する日常の儀式である。
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マルチニックで反白人支配層・反白人中心主義を掲げる活動家たちに「黒人奴隷解放の父」 V.シェルシェールの像が引きずり倒されたとのこと。単なる「国民的記憶」をめぐる象徴的闘争ならつまらないが、奴隷解放は労働市場自由化でもあったので、これはむしろ現在の資本主義批判の現れかもしれない。
引用ツイート
Horse Meat Ice Cream
@Toky02
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In Martinique
フランス国旗
well meaning protesters have torn down statue of the man who abolished slavery 20minutes.fr/arts-stars/cul
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ドゥルーズは『実践理性批判』を『社会契約論』の類比で理解する(理性=立法者=臣民)。ホルクハイマーやラカンが理性の立法=定言命法をサド的とみなすのに、ドゥルーズが、徳と幸福の経験的一致を退けるためとはいえ、定言命法への服従に幸福を見出すマゾヒズムの可能性を強調するのは面白い。
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東京に人が集まるのは、そこにすでに人口があり、脱工業化=サービス業隆盛時代、雇用も多いせいだろう(本社集中のため平均収入も高い)。ただ、東京に住むのは高くつく。女が働くことが多いのも、婚姻率の上昇も、このコスト高も一因だろう。ーいつまでもつのかと思っている。
引用ツイート
永觀堂雁琳(えいかんどうがんりん)
@ganrim_
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20代独身の若者たちが東京に集まり続ける理由 このままでは地方の町が消えてしまう恐れも | ソロモンの時代―結婚しない人々の実像― - 東洋経済オンライン toyokeizai.net/articles/-/362 #東洋経済オンライン @Toyokeizaiより 20代が只管に東京に転出し続けている。「野蛮でない」若い人と出会うために。
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この経済活動の落ち込みにもかかわらず、株式市場だけは高値で維持されているというのが、典型的にアベノミクスのいびつさである。そりゃ「小口投資家」たちの支持は得るだろうぜ。
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アベノミクスの破綻、かな。消費税増税ですでに景気ははっきり後退していたが、オリンピック景気でごまかせると政府は踏んでいたんだろう。コロナの余波はこの先まだどこまで行くか分からない。先行きは暗く、見通しはない。
引用ツイート
日本経済新聞 電子版
@nikkei
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2012年12月からの景気回復が2018年10月に終わり、景気後退に入ったと内閣府が認定へ。戦後最長記録は更新せず。今回の成長率は過去を下回り、実感の乏しい回復でした。#日経特報
右向き三角
「景気後退」認定へ、戦後最長ならず 回復は18年10月まで s.nikkei.com/2WMF4AN
画像
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アルチュセールの『事実』に、サルトルの講演会でメルロー=ポンティと出会った逸話があった。打ち上げ後、アルチュセールが「固有の身体」に異論を唱えると、メルローは、あなたにも身体はあるでしょう、と答えた。でも当のメルローは、一週間後、身体に裏切られて心臓発作で亡くなってしまった、と。
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若い頃、カントの批判書は何だかよく分からなかったが、最近やっと面白いと思えるようになった。表象が対象とどう結びつくか、延々議論するなんて、哲学者は暇だなと思っていたのだが。ここには「認識論的関心というより形而上的関心がある」(高坂正顕)と言われて、なにかピンと来るものがある。
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休ませろ、食わせろ、なんて、国家や資本にとっては悪夢のような要求である。「新しい生活様式」がなんとしてでも抑え込もうとするのは、これだろう。——家に一人でいてもちゃんと働け、そうしたら食わせてやる。
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コロナ禍の非常事態だったとは言え、出勤せずに家にいて良い、一人10万円給付なんて、夢のような「労働からの解放」ではあり(もちろん、収入減は深刻だが)、みんな無意識に、ユートピア的社会主義=社会ファシズムの経験を共有した、みたいなところはあるかもしれない。
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コロナ禍、死者千人足らずなんだから、対策は決して失敗してない(なぜかは知らない)。ただ、政府はもはや経済・財政的理由から、緊急事態宣言しない、お前ら自分で気をつけろとしか言っておらず、これでは感染者数が伸張のなか「社会心理学的」には収まらないだろう。政権に「役者」が足りないのか。
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カントやヘーゲルの全集が公立図書館にあるかと思って探してみたが、武蔵野市を除く東京西部の市部の図書館には置いてないようだった。これが杉並とか練馬とか中野になるとある。ことほどさように、知へのアクセスも収入に規定されるということか。
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