院長の独り言

諸外国がPCR検査をどんどんと拡充し、陽性者を社会から隔離、治療。そして、感染が広がらないようにして、経済を回し始めています。日本は、検査を拡充しないどころか、真反対のGOTOキャンペーンを税金を使ってやり始めました。
　当院にもGOTOキャンペーンで××に行って、熱が出てきたので心配だと言われてこられた方がいました。そこまでリスクがわかっているのなら、なぜ行くのでしょう。また、お盆の時期にかえっていいかどうかを政府が決めようとしています。
　そもそも、自分の田舎に帰るのに政府の指図はいりません。行きたければ帰りますし、行くとまずいと思うのならば帰りません。なぜ、国民は自分のプライベートな事柄に関して政府の「指示」をまとうとしているのでしょう。いい加減、幼稚園児のような甘えた考えは捨ていただきたいと強く思います。情報はあるのですから、自分で判断する。それとも政府がかえっていいと発表したから、お盆に田舎に帰ったらコロナを広めてしまった。自分は被害者だ、政府に責任があると主張するつもりなんでしょうか？
　自分でコロナの流行状況を見て、帰省してよいかどうか位は自分で判断すべきでしょう。

　さて、未だにPCR検査をなんとかさせないようにしようとする抵抗勢力－私は(PCR)スンナ派と命名しております－－が、その理論はまさに情けない限り　

・検査をしすぎると医療崩壊する
・検査をしすぎると偽陽性がでて、人権侵害になる
・検査をしすぎると偽陰性者が安心して、コロナをまき散らす

PCR検査を知らないこれらの主張に関して、簡単にその尻馬に乗った医療系のツイッターがあったことは皆さんご存じでしょう。その本当の目的がなかなかよくわからなかったのですが、そのうちの一人が、ついにその本音を暴露しました。

PCR検査は何のためにするのでしょうか？それはもちろん、その個人の治療、そして隔離のためです。集団のモニタリングのためではありません。
ところが、この村中（敬称をつける気にさえなりません）は、

「定点観測」
「統計が台無し」

と、検査を受ける国民はモルモットであるから、個人のことなどどうでもいい。統計が台無しになるから検査を増やすなと真顔で主張しているわけです。
　そして、このまさに人体実験を行った７３１部隊そのものの思考回路発言を平気で垂れ流す。

ZAKZAKは、いったい誰のために記事を書いているのでしょうか。そして、この発言を問題とさえしていないこの会社の体質に恐ろしさを覚えます。

　いつになったら、日本は個人個人を大事にする国家と生まれ変わるのでしょう。未だに

やんごとなきひと
三種の神器

さえまもれば、国は成立すると考えているのでしょうね。「上級国民」たちは

PCRスンナ派の牙城－かながわコロナ通信－が消滅2020年06月18日