ストーリー
少年と少女に恋の奇跡が起きる!
典道(菅田将暉)は、海の近い茂下町に住む中学生。花火大会の当日、夏休みの登校日で学校に行った彼は、医者の息子で親友の祐介(宮野真守)とプール掃除をすることに。プールサイドには典道と祐介が思いを寄せるクラスメイトのなずな(広瀬すず)がいた。突然、水泳の勝負をすることになった男子二人だったが、祐介は「俺が勝ったらなずなに告白する」と宣言。なぜかそこで、なずなも勝負に加わることになり…。 勝負に勝った祐介を、花火大会に誘うなずな。
一方、典道は友人たちと約束していた「打ち上げ花火を横から見たら、平たく見えるかどうか」を確かめるため花火の上がる時間に灯台に行くことに。しかし、一緒に花火大会に行けないとなずなに伝えてほしいと祐介から頼まれた典道は、仕方なくなずなの元を訪れる。そこで大きなスーツケースを持った彼女を、母親(松たか子)が強引に連れ去っていく。母親の再婚により、転校することが決まっていたなずなが、家出しようとしていたのだ。典道は、彼女を助けられなかったことを後悔。その思いを、なずなが海で拾ったナゾの石に込めて投げつけると…。「もしも、俺があの時…」という典道の願いを叶えるように、水泳の勝負が始まる前のプールサイドに時が戻っていた!