挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
288/288

287.八本脚馬と薬草煎餅

「本当にありがとうございました! それにしても、魔物討伐部隊の皆様は本当に凄いのですね……」

「魔物討伐部隊のお話は伺っておりましたが、強さに感服致しました……」


 助けを願いに来た村人が、父である村長と共にしみじみと言う。


 朝焼けの中、村の中央にはたき火が燃やされ、魔導ランタンがまだ淡く光っていた。

 村人達が見守る中、赤熊レッドベアが解体され、そのまま焼き肉とスープになりつつある。


 村人は赤熊レッドベアの襲撃を受けてから食事をしていないうえに、家畜も穀物貯蔵庫も被害を受けている。

 魔物討伐部隊の馬車は、すでにワイバーンでいっぱいだ。

 グリゼルダの判断で、赤熊レッドベアの肉は皆の朝食になることとなった。


 猟師がいない状態での、赤熊レッドベアの急襲。家畜はかなりやられたが、一人の犠牲者もいない――それが村人を大いに沸かせていた。

 その上、オルディネ王国で有名な魔物討伐部隊と共に赤熊レッドベアで食事をするというのだ。

 家から酒や作り置きの料理、菓子を持ってくる者も多く、最早、宴会のようになってきた。


 もっとも、怪我人は少し出た。

 ヴォルフが膝を痛めていたこと、弓の連射で手首を痛めた弓騎士が一人。

 そして、討伐完了に喜び、屋根の上から跳ね落ち、足を打撲した村人が一人。

 転がる赤熊レッドベアを見て驚き、腰を痛めた村人が一人。

 赤熊レッドベアの解体中に手を滑らせ、手のひらを切ったものが一人。


 地下室で泣いて転んだ幼子の赤い膝も含め、全員、神官が治療済である。

 滅多に見ることのない高魔力の治癒魔法に、村人達は大変感激していた。


 誰一人欠けなかったことを、村人も隊員も喜び合い、朝食会はにぎやかに進んだ。



 そうして、朝日が完全に昇った頃、待機していた魔物討伐部隊の残り半数が、馬車と共に村に追い着いてきた。

 互いの状況を確認し、伝令の隊員が、周辺の村に知らせと警戒を伝えに向かう。

 ここに来るまでは商隊と運送ギルドの馬車としか合わず、彼らからも動物や魔物の話はなかったという。

 他の村に被害は出ていないことを祈るばかりだ。


 魔導師達はワイバーンの肉や皮が腐らぬよう、馬車の氷を作り直し始めた。

 馬達はワイバーンの匂いに落ち着かぬらしく、恨めしげだったので、追加でリンゴを渡されていた。



 ヴォルフは赤熊レッドベアの朝食会には加わらなかった。

 神官から膝の治療を受けると、パンを赤ワインで喉に通し、馬車の壁によりかかって休む。

 弓騎士達は治癒魔法を受けた後、村人との歓談に向かった。

 彼らに一緒に行かないかと声をかけられたが、治癒魔法を受けた後は少しだるくなる、それを理由に断った。


「……情けない」


 ヴォルフは目を閉じたまま、浅く吐息をつく。

 少しでも誰かを助ける力になりたいと、ダリヤのお披露目に行かないことを選択し、その結果がこれである。かっこ悪いことこの上ない。


 昼間にワイバーン討伐で走ったのが原因だとしても、隊の足を引っ張ってしまった。

 自己管理不足に判断不備――深く反省することばかりだ。


 ここから馬を走らせても、ダリヤのお披露目には絶対に間に合わない。

 それに、今から一人王都へ戻らせてくれと願うのもだめだろう。

 お披露目を祝えないのは残念だったが、王都に戻ったら花を持って緑の塔へ行き、お祝いの言葉を告げることにしよう――そんなことを考えていると、まぶたが下がった。

 今日の疲れは、それなり重かったらしい。


 少しばかりうとうとした後、小石を踏む足音に目を開く。

 馬車の小窓から、グリゼルダが歩いてくるのが見えた。ヴォルフはすぐに馬車を降りる。


「副隊長、さきほどはご迷惑をおかけして、申し訳ありません」

「謝ることはありませんよ。ワイバーンも赤熊レッドベアも見事に釣り上げた、赤鎧スカーレットアーマーとして素晴らしい働きです、『ヴォルフ』」


 自分の謝罪を否定されたことより、名を短く呼ばれたことに驚いた。

 隊の多くが『ヴォルフレード』から『ヴォルフ』呼びに変わる中、副隊長はそのままだったからだ。

 それでも呼ばれたことに違和感はなく、むしろ馴染みがよいようにさえ感じる。


「体調はもう大丈夫ですか?」

「はい、膝に治癒魔法をかけて頂きましたので」

「体調管理に関しては、自分ではわからぬこともあります。次から連戦になる場合は、全隊員に注意をうながすようにしましょう。さて――体調が戻ったなら、伝令役をお願いできますか? これを王城、騎士団窓口へ」

「はい、お預かり致します」


 ヴォルフは不思議に思いつつも、封書を受け取った。

 すでに閉じられ、封には封蝋ふうろうの代わりに、グリゼルダのサインが青いインクで綴られていた。


 伝令役を頼まれたのは初めてだ。

 赤鎧スカーレットアーマーは基本、伝令役をしない。

 そして、伝令役の騎士がいない場合でも、通常は馬に負担の少ない小柄な騎士が代理になる。

 なぜ自分がと思ったとき、グリゼルダが言葉を続けた。


「こちらの村に関する補助と、街道・町村の見回り強化に関する書類です。ワイバーンの影響で他の魔物や動物が移動している可能性があります。急ぎですから八本脚馬スレイプニルを預けます。出発前に神官に健康確認をしてもらってください。王城での健康確認がいらなくなりますから。その後はもう一つ――あなたしかできない任務がありますから」

「何でしょうか?」


 ヴォルフは気を引き締める。

 今日の失態を埋めるためであれば、どのような任務でも引き受けよう。

 だが、気負う自分に対し、副隊長は碧い目を細めて笑んだ。


「魔物討伐部隊相談役、ダリヤ先生のお披露目、そのお祝いです。舞踏会には間に合わなくとも、ダリヤ先生にお祝いを述べるのはヴォルフの役目でしょう。商会保証人でもありますし、魔物討伐部隊に推薦したのもあなたなのですから。きちんと花を持ってお祝いに行ってください」

「ありがとうございます、副隊長! そうさせて頂きます。では、神官の方に願ってきます」


 その役目は絶対に引き受けたい――ヴォルフは足取りも軽く進み始めた。



 ・・・・・・・



「大丈夫そうですね」


 グリゼルダの視線の先、ヴォルフの早足は駆け足に変わっている。膝は本当にきっちり治ったようだ。


 微笑ましく見守った後、入れ代わりにランドルフとドリノがやってきた。

 ランドルフが連れてきたのは大きな黒い八本脚馬スレイプニル。いつも彼が乗っている一体である。


 ドリノは携帯食料とワインの入った革袋、そして、瓶入りの水やポーション、包帯、各種魔石などを馬にかける鞄に詰めて持って来た。移動中の食料ともしやに備えた物資である。

 もう片手にはヴォルフの防寒用の黒い外套と、顔を隠せる兜を持っている。

 冬、速度の出る馬はなかなかに寒いからだ。


「調子はどうでしょう?」


 そう言って、八本脚馬スレイプニルと目を合わせてみたところ、ついとそらされた。その視線はちらちらとランドルフへ向いている。

 おそらく、慣れた彼以外、乗せたくはないのだろう。


「君には少々頑張ってもらわないと――」


 グリゼルダは懐から薄型の魔封箱を出すと、中に入っていた緑の平たい物体を持ち上げる。

 その途端、八本脚馬スレイプニルが首を大きく曲げて自分を見た。


「特別ですよ」


 そう囁くと、八本脚馬スレイプニルは黒い目を輝かせていなないた。

 その口元に、グリゼルダは手にする緑の平たい物体を、そっと渡す。


「グリゼルダ副隊長、八本脚馬スレイプニルに何食べさせているんです?」

「『薬草煎餅』です。本当は怪我をしたとき用ですが、ちょっと頑張ってもらおうと思いまして。八本脚馬スレイプニルにとっては、甘くておいしいらしいですよ」

「……甘い……」


 じっと馬の口元を見るランドルフに、ドリノと共に苦笑する。


「人間には不向きですよ」

「やめとけ、ランドルフ、腹壊すぞ」


 八本脚馬スレイプニルが大変おいしそうに食べている薬草煎餅――

 実際はグリーンスライムの粉に魔法の附与を行った加工品だ。

 イヴァーノから受け取ったそれに関する経緯、そして効果のほどはグリゼルダも聞いている。


 もし隊員に何かあった場合の搬送、魔物の急襲による移動など、非常用にと一定数をもらった。

 少し数を多く渡されたのは、こういったときのことを予測したためなのか――判断はつかない。

 ただ、イヴァーノという男がとことん有能な商人であり、ロセッティ会長の片腕なのはよくわかる。


 咀嚼した薬草煎餅を飲み込んだ八本脚馬スレイプニルは、高くいなないた後、前足で地面抉えぐる。

 いつも乗っているランドルフに顔を向けると、早く乗れと言わんばかりに鼻息を荒くした。

 乗り手のランドルフと似て、落ち着いた気性だと思っていたが、意外な一面もあるらしい。


「これから、自分ではなく友が乗る。王都までよろしく頼む」


 八本脚馬スレイプニルの首を撫でながら、ランドルフが優しい声で告げる。


「自分が王城に戻ったら、角砂糖を沢山やろう」


 八本脚馬スレイプニルは再び高くいななき、鼻面はなづらをランドルフの肩にぐいぐいと擦り付けた。

 甘い物好きは一緒だったらしい。


 口角が上がるのを止められずにいると、八本脚馬スレイプニルは虫歯にかからないのかと、ドリノに小声で尋ねられた。

 それに関しては――今まで聞いたことはない。


 そうこうしているうちに、ヴォルフが戻って来た。


「身体に異常はありませんでした。確認のサインを頂いて来ました」


 神官はすでに宴の酔いが回っていたらしい。

 書類には、いつもより二回りほど大きいサインがあった。


「ヴォルフ、気がくかと思いますが、途中で人や馬車を跳ね飛ばさないように、安全な手綱捌きを願います」

「はい、気をつけて参ります」

「この八本脚馬スレイプニルには『薬草煎餅』を二枚食べさせました。早駆けにもついていけるでしょう」


 ヴォルフも薬草煎餅に関しては知っている。

 王都まで休憩を最小限に、かなり速く進めるかもしれない。


「副隊長――お気遣いを、ありがとうございます」


 深く一礼した後、黒髪の青年は八本脚馬スレイプニルの高い背にひらりと飛び乗った。


「気をつけてな、ヴォルフ!」

「武運を祈る」

「ドリノ、ランドルフ、ありがとう! 安全に急ぐよ」


 やわらかな笑顔で言うと、ヴォルフは八本脚馬スレイプニルの手綱を握る。


 ここから王都までは、馬で約一日半。日はすでにそれなりの高さ。

 いくら八本脚馬スレイプニルの足が早くとも、夕刻からのお披露目には間に合うまい。


 だが、舞踏会の華を守る騎士とはなれなくても、明日、最初にダリヤ先生へ言祝ことほぐ役ぐらいはさせてやりたい。

 魔物討伐部隊員として一人前になった後輩への、ささやかな祝いだ。


「さて――『薬草煎餅』の効果のほどを祈りましょう」


 駆け行く八本脚馬スレイプニルは一陣の風のごとく、たちまちに見えなくなった。



 なお、この数日後、魔物討伐部隊に対し、街道の偵察依頼が複数寄せられる。

 目撃されたのは、漆黒の八本脚馬スレイプニルと、その背の黒い影。


『人も馬車もその場にないかのごとくすり抜け、この世の者ではありえぬ速さで駆け去って行った。首をつけた状態の首無鎧デュラハンの恐れがあり――』


 書類を手にした副隊長は、しばらく額を押さえていたという。

ご感想と応援をありがとうございます!

おかげさまで5巻が9月25日刊行となります。どうぞよろしくお願いします。

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
おかげさまで、5巻9月25日に発売となります。応援とお読み頂いていることに感謝申し上げます。
※4巻電子版に関するお詫びとお知らせを活動報告(2020/02/26)にてアップしております。
MFブックス様にて1~4巻発売中です。(公式ページはこちらから)
コミカライズ:MAGCOMI様にてWEB連載中・BLADEコミックス様より1,2巻発売中
角川コミックス・エース様より1,2巻発売中です。
更新はTwitterでもお知らせしております。

感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 25883 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全119部分)
  • 32819 user
  • 最終掲載日:2020/07/31 19:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全196部分)
  • 17539 user
  • 最終掲載日:2020/06/04 12:00
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁(人質)生活を満喫する

「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!!」 「はい、分かりました」 「えっ」 公爵令嬢リーシェは、夜会の場をさっさと後にした。 リーシェにとってこの婚//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全61部分)
  • 19549 user
  • 最終掲載日:2020/07/24 23:46
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。 高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全51部分)
  • 20119 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 12:24
神達に拾われた男(改訂版)

アニメ、制作進行中です! 公式サイトが公開されました。 ●シリーズ累計160万部突破! ●書籍1~8巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中です。 ●コミカ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全227部分)
  • 20915 user
  • 最終掲載日:2020/07/31 16:00
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全313部分)
  • 19310 user
  • 最終掲載日:2020/08/01 23:04
とんでもスキルで異世界放浪メシ

◆オーバーラップノベルス様より書籍8巻まで発売中です。本編コミックは5巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は3巻まで発売中です。◆ 異世界召喚に巻き込まれた俺、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全530部分)
  • 27680 user
  • 最終掲載日:2020/07/27 23:08
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全209部分)
  • 19993 user
  • 最終掲載日:2020/08/03 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 20912 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全271部分)
  • 27899 user
  • 最終掲載日:2020/08/03 13:37
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全112部分)
  • 21583 user
  • 最終掲載日:2020/08/04 12:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全481部分)
  • 23881 user
  • 最終掲載日:2020/08/04 00:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全388部分)
  • 19306 user
  • 最終掲載日:2020/08/01 18:00
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全123部分)
  • 17429 user
  • 最終掲載日:2020/05/03 00:00
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

【R2/5/15(金)アース・スターノベルよりノベル3巻発売。R2/4/11アース・スターコミックスよりコミックス1巻発売。ありがとうございます&どうぞよろしく//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全127部分)
  • 21886 user
  • 最終掲載日:2020/07/29 22:00
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 18397 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理します   ~お飾り王妃はマイペースに最強です~

【書籍版1巻重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】 【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全102部分)
  • 19528 user
  • 最終掲載日:2020/06/04 07:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 26061 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 19806 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
誰かこの状況を説明してください

貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全201部分)
  • 19183 user
  • 最終掲載日:2020/07/22 21:22
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版20巻+EX巻、コミカライズ版10巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 18109 user
  • 最終掲載日:2020/07/10 18:00
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 25761 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい

☆★☆コミカライズ第2弾はじまります! B's-LOG COMIC Vol.91(2020年8月5日)より配信です☆★☆ エンダルジア王国は、「魔の森」のスタン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全221部分)
  • 23008 user
  • 最終掲載日:2018/12/29 20:00
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻大好評発売中です。 ◇◆◇コミカライズ新シリーズ連載予定!! ◇◆◇詳細は下のリンクから飛べます。  私の前世の記憶が蘇ったの//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全229部分)
  • 18689 user
  • 最終掲載日:2020/04/24 07:00
復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全119部分)
  • 19398 user
  • 最終掲載日:2020/06/19 17:32
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

 エレイン・ラナ・ノリス公爵令嬢は、防衛大臣を務める父を持ち、隣国アルフォードの姫を母に持つ、この国の貴族令嬢の中でも頂点に立つ令嬢である。  しかし、そんな両//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全198部分)
  • 18418 user
  • 最終掲載日:2020/07/10 06:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍八巻 2020/08/07 発売予定!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全642部分)
  • 19171 user
  • 最終掲載日:2020/08/04 09:39