日本ボクシングコミッション(JBC)は4日、名古屋市内の日本プロボクシング協会加盟ジム所属の10代の男子プロボクサーが、新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性判定を受けたと発表した。当該選手は現在、37・5度程度の発熱があり、自宅待機中。濃厚接触者の指定に関しては保健所の指示待ちという。
同選手は1日に所属ジムで練習し、同日夜に頭痛を感じた。3日に38・4度の熱が出たため、PCR検査を受け、4日に陽性判定。所属ジムは現在閉鎖中で保健所の指示を待つ。
JBCの安河内剛・本部事務局長は「市中感染の広がりを実感する。感染拡大に即応した予防の徹底を各ジムに改めて要請したい」とコメントした。JBCは該当者のプライバシーおよび人権への配慮から個人名、ジム名の公開は原則として行わない。