仙台市で8月4日、新たに2人の新型コロナウイルス感染が確認されました。1人は介護老人保健施設「ハート五橋」に勤務する20代女性です。
4日、新型コロナウイルス感染が確認されたのは、いずれも仙台市内に住む、20代の団体職員の女性と、50代の無職の男性の2人です。
20代の団体職員の女性は、青葉区の介護老人保健施設「ハート五橋」に勤務していて、発熱症状が出た前日の7月30日に出勤していたということです。現段階で感染経路はわかっていません。仙台市は女性の詳しい行動歴や濃厚接触者について調査をしています。
「ハート五橋」は、定員100人の老人介護施設で、現在93人が入所していて、スタッフは64人いるということです。
50代の男性は、クラスター(感染者の集団)が発生した青葉区の「台原デイサービスセンター」で感染が確認された利用者(80代女性)の同居家族だということです。2人とも重篤な状態ではなく、入院先を調整中です。
県内で感染者が確認されるのは、9日連続で、感染者の累計は176人になりました。
また4日午前10時時点で、県内では、医療機関に入院中16人、入院調整中6人、ホテル療養中3人、自宅療養中2人となっています。