名古屋の病床逼迫、23人が市外に入院 河村市長「300床に増やす」

2020年8月4日 05時02分 (8月4日 05時04分更新) 会員限定
 名古屋市の河村たかし市長は三日、市内の新型コロナウイルス感染者対応の病床を、現行の四倍超の三百床に増やすと表明した。愛知県のコロナ患者は名古屋市に集中しており、同市の二日現在の入院患者は、市内で確保された七十床を上回る九十三人に。超過した二十三人は市外の病院に入院した。市内の増床には一定の日数が必要で、県などを通じた市外病院との調整が不可欠になっている。
 名古屋市内では、二日まで四日連続で一日あたりの新規感染者が百人を超えた。三日も八十二人の感染が判明している。
 二日にあった県の対策会議に出席した名古屋市の医師は、市内の患者の入院先が簡単に見つからない現状を訴えた。市がいつ三百床を確保できるかは未定。各病院への要請は既に始めているという。
 愛知県は現在、...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

PR情報