福岡市は3日、新型コロナウイルスのPCR検査で陰性だった20代女性に誤って陽性と通知していたと発表した。保健所で検査結果を記入する際にミスがあった。市担当者は「チェック体制を強化し、再発防止に努める」と謝罪した。
市によると、女性は7月30日に陽性と通知され、8月1日まで自宅待機していた。2日にマイクロバスで療養先のホテルに移送される際、他の陽性患者5人と20分程度同乗。ホテルで約5時間過ごした後、誤りが判明し、帰宅した。
市は、バス内では間隔を空けて座っており、濃厚接触者には当たらないとしているが、健康観察のため女性に16日までの自宅待機を要請した。〔共同〕