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2020年8月 4日 (火)

使っていない自転車にもたまには空気を入れましょう。

今日は、持ち込みでパンク修理のご依頼からです。
タイヤの摩耗でカーカスが切れていました。
タイヤチューブ交換して、各部点検・注油をして完了です。

二件目は、パンク修理4台とかご交換のご依頼です。
一台目はまだ虫ゴム切れはなく、殆ど空気も入っていなかったのですが、パンク穴は見つからず、念のための虫ゴム交換です。
バルブ根元パンクの修理歴があり、再度の石鹸水チェックも行いましたが、バルブ根元からの空気漏れも確認できませんでした。
トップナットの緩みぐらいしか思いつく原因はありませんでした。

2台目は、空気がわずかですが残っています。
虫ゴムのチェックをしましたが、虫ゴム切れもありません。
念のため、空気圧の少なかった後輪のみ、水調べをしましたが、パンク穴は見つけられませんでした。
1年以上空気を入れていないとのことで、経時でのエアー漏れと判断しました。

3台目は、古いミヤタのアルミフレーム車です。
一番のお気に入りとのことでしたが、納得です。
チューブ欠陥と思える穴があり、パッチ処理でです。

4台目は、日差しの中の修理で、体力の限界を感じて撤収です。
実は、ご依頼の前かごがまだ未入荷で、再訪が必要であり、無理をしませんでした。
再訪時に、もう一度空気圧チェックをする予定です。

2台目の空気漏れに関してですが、乗らないからと空気を入れておられなかったとのこと。
自転車のタイヤの空気は、放置すると自然に抜けてしまいます。
後輪は、スタンドで浮いているため、タイヤやチューブに負荷は掛からないのですが、前輪は自転車の重さで潰れしまいます。
タイヤを動かさないと、1か所だけ重さが掛かり続け、チューブが痛みます。
今は乗らない自転車でも、いつか乗ることが有るのなら、半年に一度でもいいので、空気を入れてやりましょう。
それだけで、チューブやタイヤの痛みを防げます。

2020年8月 3日 (月)

今日は、やり残した仕事の片づけです。

一件目は、「ホイール、二件」で先日お預かりしたリヤカーのホイール修理を終えてのお届けと取り付けです。
交換して取り付けたホイールも、ガタが出ていたので、玉当たり調整をしておきました。
リヤカーのフレームが一か所破断しているのが原因で、ハブに負荷が掛かっているようです。

二件目は、先日「ちょっと変わったスポーク折れとバルブ脱落」でバルブ根元パンク修理をした自転車のエアー漏れ再発で、チューブ交換です。
接着力が強くなるかと、バルブを熱してから接着したのですが、接着剤が全体に回っていませんでした。
時間が掛かっても、常温で作業をしたほうが良さそうです。

三件目はクロスバイクのパンク修理のご依頼でしたが、チューブが5cmぐらい裂けており、チューブ交換となりました。
裂けた原因は、32cのタイヤに、23~28cにチューブが使われており、ゴムの劣化と相まって破裂したようです。
ついでに、タイヤの取り付け方向が逆だったのも修正しておきました。

明日は、ご依頼を頂きながら、すっかり忘れていて、催促を頂いたお客様の三台のパンク修理です。
前かごの交換も依頼され、安い前かごをホームセンターに探しに行ったのですが、みんな高くて買えませんでした。
問屋さんに、追加で発注したので、お客様には、カゴのみ入荷まで待っていただく予定です。

2020年8月 2日 (日)

ビバホームのパンク予防剤

今日は、簡単な修理二件でスタートです。

一件目は、パンク修理のご依頼だったのですが、こんなシールが貼られていました。
Kimg3821
二年前にビバホームで購入された自転車とのこと。

バルブコアを取り出すと、
Kimg3815
虫ゴムに何やらこびりついています。

虫ゴムを外すと、
Kimg3818
バルブコアの腐食も始まっていました。

パンク個所はなく、虫ゴム劣化によるエアー漏れでした。
お客様には、年一回、必ずバルブと虫ゴムを交換してくださいとお願いしました。

二件目は、自転車に乗るとガタガタするとのご依頼。
予測のつかないまま、お伺いすると、タイヤに殆ど空気が入っていません。
購入後6か月だそうですが、その間空気を入れたことがなく、空気入れもお持ちではないとのこと。
空気入れを購入して頂き、空気を入れて完了です。

ここまでは、簡単だったのですが、この後二件は、一寸大変でした。

三件目は、スポーク折れで、タイヤがステーに当たって回らないとのこと。
お伺いすると、スポークが14本折れていました。
スポークを作って、ホイールを外し、ブレーキを外して、ホイール組です。
リムには損傷はなかったようで、振れ取りをして、ホイールを取り付け直し、完了です。

四件目のお客様は、日没間近のパンク修理です。
虫ゴム切れがあり、虫ゴム交換で完了と思ったのですが、バルブ付近でチューブが団子になっています。
チューブを取り出してみるとバルブ根元パンクでした。
剥がれは半分ぐらいだったので、バルブ根元パンク処置です。
ちょっと手元は見ずらい明るさでしたが、水調べも、石鹸水チェックもクリアーです。
お客様には、すぐ抜けるようなら、チューブを交換にお伺いしますとお伝えして完了です。

2020年8月 1日 (土)

今日は何台自転車を触ったでしょうか?

一件目、パンク2台のご依頼でしたが、2台とも虫ゴム交換で終了です。
1台は、BBの緩みがあり、左クランクを外して、左ワンの玉当たり調整です。

二件目はパンク修理のご依頼で、しっかり揉まれパンクでした。
なかなか空気を入れて頂く習慣は身に付かれないようで、6か月ごとにパンク修理でお伺いしている気がします。

三件目は「こだわりのシティ車」の現状を見に来て下さいました。
シートとハンドルの高さが決まり、前ハブのハブシャフトも交換することになりました。
切りすぎたスタンドも交換するので、スタンドの入荷日が、最終の完成日になりそうです。
自転車でご来訪だったのですが、888(サンツアー)のフリーから音がするとのことで、フリーの分解です。
グリス抜けなのか、水の侵入なのか、グリスが切れて、ベアリング球も錆びていました。
取りあえずは、異音解消のためグリスの充填をして組み上げました。
フリーのガタはありますが、トルクの掛かるベアリングではないので、もうしばらく使っていただけると思います。

四件目はパンクのご依頼。
異物が刺さっていて、お客様が取り除かれたそうです。
パンクした後、空気を入れて暫く走られたそうですが、チューブにはダメージはなく、パンク修理で完了です。
前ブレーキのブレーキシューに偏摩耗があり、シューを外してシューの面出しです。

五件目のご依頼はパンク修理二台でしたが、1台は虫ゴム交換で終了です。
2台目は、前輪ですが、しっかりリム打ちパンクでした。

ということで、五件7台のご依頼でした。

 

2020年7月31日 (金)

こだわりのシティ車とパンク?

今日は、お約束の日で、「こだわりのシティ車」の最終組み立てです。

先日の「大失敗です。」記事のカゴブラケットは125mmのものが到着しました。

 Kimg3805

上が通常品、下が125mmのカゴブラケットです。

Kimg3811

カゴと、ブレーキレバーのクリアランスは取れました。
ブレーキワイヤーは、ハンドルの高さが決まったら最適長さにカットします。

実は、もう一つ失敗をしています。
650Aのタイヤを付けているのですが、13/8タイヤよりすこしふといのを忘れて、スタンドのカットが少し大きすぎました。
タイヤが1cm弱しか浮いていません。

Kimg3814

これは、少し悩んでいます。
前ハブのハブ軸が、少し短く、ナットの全部のネジ部に掛かっていません。
固定力は十分あるのですが、やはり、全部に掛かって欲しいところです。
このままで組み立てた理由は、このハブ軸は溝切がしてあり、玉押しとロックナットの間に舌付き座金が入っていて、玉当たりの調整が楽にできるハブ軸です。

こんな状態ですので、お客様に確認して頂き、もう少し細かな調整の時間を頂きたいと考えています。

 

今日は、修理は完全休業の予定だったのですが、10日ほど前にお伺いしたお客様から、また空気が抜けてとのご連絡で、修理ミスの可能性を考え、お伺いしました。

空気は減っていましたが、完全には抜けきっておらず、昨日まではちゃんと空気が入っていて乗れていたそうです。
チューブに大目に空気を入れ、4cmくらいまで膨らませて水調べをしましたがパンク穴なしです。
空気を入れてバルブからの漏れもチェックしましたが、バルブ周りからの漏れもありません。
トップナットも、しっかり締まっていたことを確認していますので、考えたくはないのですが、シュワルベの英式バルブに変えて、いじり防止の処置をさせて頂きました。

2020年7月30日 (木)

今日は三件5台の修理です。

一件目はパンク修理のご依頼でした。
お伺いすると、タイヤが偏摩耗してカーカスが見えています。
お客様とご相談して、タイヤ交換になりました。
ダイナモライトをご使用中なのですが、雨の日に点灯しないことが有るそうです。
取り付け位置を調整し、タイヤとローラーの接触圧が高まるようにしました。
その他前ブレーキの調整、オイルの着きすぎたチェーンの清掃、ついでにリヤハブのグリス注入と玉当たりの調整です。

二件目はパンク修理とリヤハブのガタつきとのご依頼。
パンクは異物パンクでしたが、タイヤ内からは異物が見つからず、タイヤの外側にガラス片のようなものを見つけましたが、タイヤから零れ落ち行方不明です。
ハブのガタを取ろうとホイールチェック中にニップル割れと思われるスポークの脱落を見つけました。
ハブのグリス注入と玉当たり調整、スポークの取り付け、振れ取りを行いました。

三件目は、パンク修理2台と、接地面でタイヤ割れを起こしたデミングLLのタイヤ交換です。
一台目のパンクは、昔々にテストしたシリコーン虫ゴムの交換忘れでのシリコーン虫ゴム切れです。
五年以上持ってくれましたが、バルブとバルブコアの相性が悪いと壱年で切れてしまい、使用を断念したものです。

タイヤ交換は五年の使用で、パターンはしっかり残っていましたがカーカス切れの不安がぬぐえず、交換をさせて頂きました。
こちらも、ハブにギリス注入と玉当たり調整です。
ヘッドにガタがあり、ヘッドの玉当たりも調整です。
サドルの後端が下がり気味で、サドルの水平も調整しました。

最後のパンクは、一週間ぐらいで抜けるとのことでしたが、穴が見つかるかなとの不安は杞憂で、すぐに見つかりました。
揉まれパンクだったのですが、チューブに揉まれで削られたゴムが付着していたので、ゴムカスが、穴を塞いでいたのかもしれません。

ちょっと手のかかる修理が続きました。

明日は、しっかりお休みとさせていただき、こだわりのシティ車の前かごとブレーキワイヤーの取り回し以外の組み立てを終わらせる予定です。

2020年7月29日 (水)

ちょっと変わったスポーク折れとバルブ脱落

今日は、三件3台のご依頼です。

1件目は、スポーク折れの修理のご依頼です。
スポークがぶら下がっているとのことで、ニップル飛びかと思いながらのご訪問ですが、見てみるとスポークがネジ山部分で破断していました。

Kimg3800

悔しいことに、蝶穴のハブではありませんでしたので、ホイールを外し、ブレーキを外し、ボスフリーを外してスポーク交換です。
ちょっといいことは、ハブのグリス切れ寸前だったので、グリスを入れて玉当たりも調整できたことです。

めったに見ないスポーク折れです。
振れ取りで、周辺のスポークテンションも触らなければ調整が終わりませんでした。
リムも多少変形していたようなので、お客様に「何かとぶつかりましたか」とお聞きしたのですが、心当たりはないとのこと。
原因は確定できませんでした。

二件目は、パンク修理のご依頼です。
全く空気が入らないとのことでしたが、納得です。
Kimg3803

バルブが完全に脱落していました。
完全脱落の二例目のバルブ根元パン修理に挑戦です。
水調べも、空気充填後の石鹸水チェックもクリアー出来ました。
お客様には、様子を見て頂いて、空気漏れが再発するようなら、チューブ交換で対処しますとお伝えしました。

三件目はパンク修理のご依頼ですが、2~3日前に修理したばかりとのことで、修理ミスをお疑いのご様子です。
水調べで、明らかなリム打ちパンクを発見。
お客様に段差を勢いよく上がったことが有りますかとお伺いすると、道路の陥没穴に突っ込んだことが有るとのこと。
2~3日前の修理跡は、ちゃんとパンク穴のマーキングもしてあり、完璧な修理でした。

«大失敗です。

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