私は前の夏合宿の後のSEXで、もう身も心も完全に先輩にハマり切ってしまっていた。呼び出されれば、深夜でも先輩の部屋に行ってしまう程に。少しの期間でも連絡がないと病んでしまう程に。
ある日、先輩からデートの誘いを受けた。ドライブデートに連れてってくれるという。先輩とは既に何度も体を重ね合わせていたが、2人でデートをした事はなかった。だからデートに誘われた事が途轍もなく嬉しかった。
私はもちろんその誘いを快諾した。
午前10時に私の家の前まで車で迎えに来てくれた。可愛い軽自動車だった。楽しみ過ぎて30分以上も家の前で待っていた。早速、助手席に乗せて貰った。
「おはよう!待った?」先輩は笑顔で言った。「おはようございます。全然待ってません。家の前まで、わざわざすみません。」そう言って挨拶を済ませ、ドライブが始まった。
今日は海まで連れてってくれるという。天気は雲一つない快晴で絶好のドライブ日和だった。「秋晴れって感じだな。気温も涼しいし」先輩もそう嬉しそうに言った。
他愛もない会話を弾ませ2時間。車は海沿いまで到着した。綺麗な海が一望できる場所に、小さなベンチがあったので、先輩は近くに車を駐めた。運転のバックも途轍もなくお上手だった。
2人でそのベンチに座って海を眺めた。本当に綺麗な海だった。憧れの先輩と2人でこんな場所に来られるなんて夢のようだった。ちょうど時刻はお昼時だった。私は作ってきたお弁当を取り出した。
「お?作ってきてくれたの?嬉しい、ありがとう」優しい声でそう言った。先輩は弁当を美味しそうに食べてくれた。「本当に美味しい!やっぱ、れなの作るご飯は最高だ」先輩に手料理を振る舞うのは初めてではなかった。
先輩の家で料理をし、食事を共にした事もあったからだ。(勿論、食事の後はいつも抱かれていた。) 先輩はいつも私が作るものを褒めてくれていたが、今日の褒め言葉は格別に嬉しかった。
恋人同士のようにアーンをし合ったりした。こんな時間がずっと続けばいいのに。そう思った。 弁当を食べ終え、少し談笑した後、私達は再び車に乗った。今度は近くの山の上まで車で登っていくという。
海沿いの道とは違い、車通りもかなり少なかった。どんどん山の奥へと車は進んでいった。舗装された道路ではなく、畦道になっていく。
「先輩、どこに向かってるんですか」先輩は私のその質問に答える事なく、車はどんどん奥へと進んでいった。10分程進んだ所で車は停車した。
「ここ、どこですか?」私が質問するや否や、先輩は私にキスをしてきた。キスはいつもより激しい感じがした。先輩と舌を絡ませながら、先輩が私をドライブデートに誘った目的を理解した。
先輩は私のシートベルトを外し、服を捲り上げて、ブラを剥ぎ取った。車の中でこういった事をするのは初めてだったので私は戸惑っていたのだが、先輩の愛撫は、私にそんな事を考えさせる余裕を与えなかった。
「車の中なのに、こんなに濡らして」先輩の煽りで私の興奮が助長される。車の外に連れ出された。山奥とは言え、裸で外に出される事には流石に抵抗したが、それも虚しく、私は手マンで散々潮を吹かされイかされた。
「こんな所で、こんなに吹いて……」先輩の声が脳に焼き付く。「こんなところ人に見られたら…」「その緊張感が良いんだよ、たまにはこういうのも良いだろ」私達は再び車に戻り、そして車内でフェラをした。
「ホントに上手くなったな…あぁ…気持ちいいよ」その声がまた私を刺激する。野外であんな事をされてしまった。でももう私は先輩の言いなりになるしかなかった。 さっきまでの恋人同士のような時間は夢でしかなかった。
私と先輩を繋ぎ止めておけるものは私のこの体だけなのだから。先輩は私に、セフレでしかない事を、性処理の道具でしかないという現実を、改めて思い知らせた。
そんな悲しい事実を突き詰められているにも関わらず、私の体は先輩を求めてしまっていた。先輩の思うがままに反応するように、完全に開発されてしまっていた。
先輩はそのまま私に挿入してきた。生まれて初めてのカーSEX。
ダメだと分かってはいたが、もう理性の堤防は決壊していて、興奮と快感の濁流に完全に飲み込まれていた。 カーSEXを終え、服を着て、また再びドライブは続行された。先輩はさっきまでの事などなかったかのようにまた世間話を始める。
行きには楽しかった筈の世間話。もう微塵も面白くはなかった。先輩が憎かった。いや、自分が憎かった。 2時間ほど経っただろうか。車はラブホテルの駐車場に到着した。先輩はまだ私を犯す気だ。私はもう抵抗する気力などなかった。
先輩とラブホテルに来るのは初めてだった。いつも先輩の部屋でしていたから。やけに初めての多い日だ。 エレベーターで濃厚なキスをしてきた。それは先程の車内でのキスよりも激しかった。
部屋に入る。部屋は普通のものとは明らかに違った。道具、器具が沢山あった。先輩との濃厚なキスが再開される。 「ホテルでするのは初めてだよな」息を荒くしながらそう言った。
10分程熱い、長いキスを交わし合った。 「自分で脱いで」先輩が言った。今までは全部先輩に服を脱がされていて、自分から服を脱いだ事などなかった。自分から服を脱ぐという事は、自分で犯されに行っている事と同義だ。途轍もない羞恥心が阻んだ。
「今日、外で裸になってたよね?何今さら恥ずかしがってんの」そう言われ、私は先輩に言われた通り、1枚1枚脱いでいった。 プライドも自尊心も自ら脱いでいるようだった。
要求通りに行動した私の裸体を見て、「今日はいつもと違う事したげるから」そう言って、私の両手に手錠をかけ、足枷のある台に乗せられ、足の動きも封じられた。全く身動きが取れない。そして目隠しもされた。初めての目隠し縛りプレイである。
「こういう事は元彼とした事あるのか?」強い口調で言ってきた。いや、視覚を遮られていた為に強く聞こえただけなのかもしれない。「ありません」首を横に振ってそう返した。
「そうか、初めてか、じゃあ記念にたくさん撮っとこう」そう言って数秒後、スマホのシャッター音が響き渡った。私は今、撮られている。しかし、もう抵抗する術はない。
えっちな写真を撮られる事も勿論初めてだった。私はもうなされるがままだった。「次期会長がこんなに淫乱だったなんて、サークルのみんなが知ったら悲しむだろうね」「サークルの皆には絶対言わないでください」「じゃあ言う事聞いてね、れなは俺だけのもの」先輩はオモチャを私の秘部に当てがい、スイッチを入れた。
オモチャで刺激されたのも初めてだった。
何も見えないせいで、カメラのシャッター音が大きく聞こえた。カシャ、カシャという音は確実に私の羞恥心を煽った。先輩はオモチャや手で私を翻弄する。私はどうする事もできず、ただイかされまくった。
何十分それが続いただろうか。私は拘束を解かれ目隠しも外された。 「今度は俺のを舐めろ」頷き、先輩のソレを咥えた。「カメラ目線で舐めろ」動画を撮られながら言われるがまま舐め続けた。「えっろいわぁ」先輩の声が鼓膜を振るわせる。
私は今、恥ずかしい所を撮られている。先輩のソレを舐める動画を撮られている。私の羞恥心はピークに達していた。しかし、その羞恥心が興奮を確実に助長している事を否めなかった。
フェラを終えると、今度はSEX本番である。
正常位や、騎乗位、バックなど様々な体位で私を犯しまくった。iPhoneを片手に、カメラを私に向けながら。初めてのハメ撮りだった。
私はその夜も、朝まで抱かれ続けた。デートの前の朝まで抱いていたワクワク感やドキドキ感はもうなかった。 明くる日、私達はホテルを後にし、解散した。
その日のうちに先輩はLINEでホテルで撮った写真を送ってきた。アルバム名は私の名前だった。私は私の裸体が映った写真に塗れたアルバムを見た。全て綺麗に撮られていた。とても綺麗に。
動画も送られてきた。その動画を1つ1つ見た。自分のえっちな姿を映像として第三者の目線から俯瞰したのは初めてだった。それがなんとも言えない興奮を刺激した。
なぜなら、その動画に映し出された乱れ狂う女性は、私なのだから。私は食い入るように鑑賞した。
あの日起こった出来事を何度も反芻しながら、自分の姿を、じっくりと俯瞰した。
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